昨日の米国市場は2日上昇によりS&P500は高値を更新しています。
サービス業の景気指数は予想以上に上昇しており、関税の影響があるものの上手く価格転嫁できているようです。
今夜発表の雇用統計に向けて無警戒過ぎる相場には、少し警戒する必要があるかも知れませんね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky9/4 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
サービス業の景気は大幅に伸びているようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.83%
・ダウ平均 …+0.77%
・NASDAQ100…+0.93%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると一旦は売り戻されました。
その後は3指数ともに上げていき、引けにかけても一直線に上昇していきました。

気持ちの良い1日だったわ!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+5.10%
・COIN(コインベース) …+1.49%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.18%
・DDOG(データドッグ) …▲0.62%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.81%
・MQ(マルケタ) …▲1.13%
・U(ユニティ) …+2.76%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.217から4.161に低下しました。
ドル円はジリジリとドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇したことがわかります。

アマゾンが強かったわ!

マグニフィセント7はすべてが上げて、AMZNが+4.29%と急騰、METAも1.57%、TSLAが+1.33%と大きく上昇しています。
全体的にリスクオン相場でしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・TROW(ティー・ロウ・プライス)…+5.84%
・WSM(ウィリアムズソノマ)…+5.61%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+5.34%
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…+5.09%
・MU(マイクロン)…+4.62%
・STX(シーゲイト)…+4.34%
・HAL(ハリバートン)…+4.08%
・LULU(ルルレモン)…+3.81%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・EL(エスティローダー)…▲4.86%
・CRM(セールスフォース)…▲4.85%
・NI(ナイソース)…▲4.71%
・CNC(センティーン)…▲4.69%
・IT(ガートナー)…▲4.38%
・TXN(テキサス・インスツルメンツ)…▲4.32%
・ELV(エレバンスヘルス)…▲4.21%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

・一般消費財…+1.82%
・資本財 …+1.18%
・金融 …+1.03%
・通信 …+0.96%
・不動産 …+0.84%
・情報技術 …+0.63%
・エネルギー…+0.37%
・生活必需品…+0.33%
・ヘルスケア…+0.18%
・素材 …+0.02%
・公益事業 …▲0.01%
AMZNの急騰によって一般消費財セクターが大きく上げています。
他にも資本財や金融も1%を超える大きく上げており、全体的にリスクオン相場。
一方で、公益事業だけがわずかに売られました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.83%上昇して、終値では6,502に上げました。
2日連続の上昇となったS&P500ですが、今年21回目の高値更新となりました。
下値を切り上げながらの上昇トレンドも、もう少し続いてくれそうです。
年初来リターンも10%を超えてきましたが、今夜の雇用統計ではどちらかに大きく振れる可能性があります。

もう一段高を目指して欲しいわ!
FEAR&GREEDインデックスは52と変わらずNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
サービス業の景気指数は半年ぶりに高水準
昨日発表された8月のISM非製造業景況指数は、半年ぶり高水準となり新規受注の指数は1年ぶりに大幅な伸びを示しました。
【8月】
結果…52.0(予想…51.0)
前回…50.1
・12業種が拡大4業種が縮小
・新規受注は5.7ポイント上昇して56
・事業活動の指数は高水準の55
・仕入れ価格は依然として高く69.2
・受注残は16年ぶりの低水準
・雇用指数は46.5で3カ月連続の縮小圏
米経済の最大部分であるサービス業が勢いを取り戻しつつあることを示唆していますが、関税の影響は大きく求人は強くないようです。


サービス業はイイ感じね!
雇用は4ヶ月連続で低調な見通し
今夜発表される8月雇用統計について、雇用拡大が低調な局面がさらに続き利下げはほぼ確実になると予想されています。
エコノミストの調査によれば非農業部門雇用者数は7万5000人の増加にとどまったと予想されています。
景気が良いままで雇用だけが弱くなれば、利下げによって更なる株高が期待できますね。


ソフトランディングできそうやな
FRBマイラン理事は政府要職の辞任は否定
トランプ大統領によってFRBの理事に指名されたマイラン理事は、ホワイトハウスの要職の辞任は否定しました。
FRBの独立性を守る決意を述べましたが、米大統領経済諮問委員会の委員長は無給の休暇扱いとするようです。
FRBの任期は来年1月末までですから、それまでの刺客と思われても仕方ありませんね。


民主党は黙ってないわね!
9月の注目イベントについて
9月になりましたので、今月の経済指標スケジュールも確認しておきましょう。
*9/ 5 雇用統計
・9/10 生産者物価指数(PPI)
*9/11 消費者物価指数(CPI)
・9/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/16 小売売上高
*9/17~18 FOMC
・9/26 PCEデフレーター
・9/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【9/4 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.83%
・ダウ平均 …+0.77%
・NASDAQ100…+0.93%
【経済トピックス】
・サービス業の景気指数は半年ぶりに高水準
・雇用は4ヶ月連続で低調な見通し
・FRBマイラン理事は政府要職の辞任は否定
昨日の米国市場は上昇しました。
S&P500は高値を更新しており、レイバーデイ明けでも上昇トレンドは持続しているようです。
とはいえ、今夜には雇用統計の発表があり市場をひっくり返す力を持っていますので、慎重に相場を見極める必要がありそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。


最後まで読んでくれてありがとう!
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