昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
中国との交渉は順調に進んでいるとのことですが、蓋を開けるまではどうなるかわかりませんね。
一方で、アップルが毎年開催している世界開発者会議で新しいインターフェイスを発表しましたが、大きなサプライズにはならずに株価を下げています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky6/9 米国市場の値動き
昨日の米国市場は先週末に続けて上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.09%
・ダウ平均 …±0%
・NASDAQ100…+0.17%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとS&P500とナスダック100は上昇し、ダウは下落していきました。
その後はダウも買い戻されていきましたが、引けにかけて3指数ともに下落していきました。

結果はほぼ横ばいね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+4.11%
・COIN(コインベース) …+2.13%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.86%
・DDOG(データドッグ) …▲0.81%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.34%
・MQ(マルケタ) …▲1.10%
・U(ユニティ) …▲1.75%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.508から4.476に低下しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

TSLAが戻してるわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇して、2銘柄が下落。TSLAが+4.55%、AMZNは+1.60%、GOOG+1.39%と大きく上げており、AAPLが▲1.21%下げています。
売られた銘柄も多かった中で、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・ENPH(エンフェーズエナジー)…+5.05%
・REGN(リジェネロン)…+4.94%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+4.77%
・ON(オン・セミコンダクター)…+4.41%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…+4.29%
・LVS(ラスベガスサンズ)…+4.18%
・QCOM(クアルコム)…+4.13%
・ALB(アルビマール)…+4.13%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・EIX(エジソン・インターナショナル)…▲8.07%
・PCG(パシフィック・ガス)…▲6.67%
・UHS(ユニバーサル・ヘルス)…▲6.14%
・ISRG(インテューインティブ)…▲5.55%
・AON(エーオン)…▲4.65%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲3.72%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

・一般消費財…+1.01%
・素材 …+0.85%
・情報技術 …+0.35%
・不動産 …+0.13%
・エネルギー…+0.09%
・資本財 …+0.02%
・ヘルスケア…▲0.07%
・通信 …▲0.12%
・生活必需品…▲0.23%
・公益事業 …▲0.38%
・金融 …▲0.47%
TSLAにけん引されて一般消費財が大きく上げています。
他には素材なども上げていますが、大きく変動したセクターはありませんでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.09%上昇して、終値では6,005に上げています。
先週は大きく上昇していたS&P500ですが、昨日も続伸して6,000の大台を死守しました。
4月の安値からは20%以上の上昇となったことで、ブルマーケット入りしています。
2月の高値まではあと2.3%のところまで迫っていますので、今週中にもさっ制してくれるかもしれませんね。

楽観できるほどの状況ではないわ!
FEAR&GREEDインデックスは63から62に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
米中通商協議『簡単な相手ではない』
ロンドンではじまった米中の通商協議は、10日も続けられることになりました。
トランプ大統領は『中国とは順調にやっている。簡単な相手ではない。』と述べるとともに『良い報告しか届いていない』と話しています。
中国からのレアアース輸出規制緩和の確約が得られれば、ハイテク製品に対する輸出規制解除を検討する用意があることを示唆しています。

一部半導体は除くわね!
アップルが新しいインターフェイスを発表
アップルは9日から開幕した世界開発者会議(WWDC)で、新たなユーザーインターフェース「リキッドグラス」を発表しました。
今年の発表内容はソフトウエアの技術革新よりも、デザイン性に重点を置いた内容だったことで株は売られています。
アップルにとって長らく弱点だったAI分野について、アップルインテリジェンスを発表しましたが、他企業に見劣りする内容だったようです。

もうアップルが最新にはならんのかね
NY連銀の調査では消費者のインフレ期待が和らぐ
ニューヨーク連銀の調査によると、5月の1年先インフレ期待は3.2%。前月の3.6%から低下しています。
3年先と5年先も低下しており、消費者はこの先の物価上昇圧力が緩和するとみているようです。
11日に発表される消費者物価指数(CPI)も低下するようなことがあれば、またトランプ大統領から利下げ圧力がかかるでしょうね。

今月のFOMCではなさそうね!
6月の注目イベントについて
6月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*6/11 消費者物価指数(CPI)
・6/12 生産者物価指数(PPI)
・6/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/17 小売売上高
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/9 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.09%
・ダウ平均 …±0%
・NASDAQ100…+0.17%
【経済トピックス】
・米中通商協議『簡単な相手ではない』
・アップルが新しいインターフェイスを発表
・NY連銀の調査では消費者のインフレ期待が和らぐ
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
米中貿易摩擦が和らぐようなニュースがありましたが、市場はこれを信用していないようです。
一方で、インフレに関しては関税による再燃が懸念されていますが、消費者はそこまで悲観していないようです。
今年に入り軟調な相場が続いた米国市場ですが、これからも急騰するようなことはなさそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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