昨日の米国市場は前日に続けて上昇しました。
トランプ関税がもたらすリスクへ懸念が背景にありながら、労働市場が持ちこたえていることが好感されたようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky6/3 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.58%
・ダウ平均 …+0.51%
・NASDAQ100…+0.79%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後いったん売り戻される場面もありましたが、引けにかけても持ち直していきました。

穏やかな1日だったわ!

ハイパーグロース株もまずまずやな
・AFRM(アファーム) …+3.89%
・COIN(コインベース) …+4.94%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.00%
・DDOG(データドッグ) …+0.78%
・DOCS(ドキシミティ ) …+3.90%
・MQ(マルケタ) …+2.10%
・U(ユニティ) …▲0.51%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.442から4.458に上昇しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、買われた銘柄の方が多かったことがわかります。

半導体が強かったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。NVDA+2.79%と大きく上げ、GOOG▲は1.69%と大きく下げています。
半導体を中心に買われた相場でしたが、他にも大きく上昇した銘柄もありました。
・DG(ダラー・ゼネラル)…+15.85%
・ON(オン・セミコンダクター)…+11.35%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+6.50%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…+6.40%
・DLTR(ダラー・ツリー)…+6.01%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…+5.88%
・GNRC(ジェネラック)…+5.46%
・APA(アパッチ)…+5.42%
関税率アップが懸念されたDGですが、好決算を発表したことで爆上げしています。
一方で、わずかですが大きく下げた銘柄もありました。
・KVUE(ケンビュー)…▲6.17%
・FDS(ファクトセット)…▲4.83%
・CME(シーエムイー)…▲2.89%
・BG(ブンゲ・グローバル)…▲2.68%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+1.42%
・エネルギー…+1.07%
・資本財 …+1.02%
・一般消費財…+0.45%
・素材 …+0.41%
・公益事業 …+0.28%
・金融 …+0.15%
・ヘルスケア…+0.15%
・不動産 …▲0.15%
・生活必需品…▲0.18%
・通信 …▲0.61%
半導体の上昇にけん引されて情報技術が大きく上げています。
エネルギーと資本財も1%を超える上げ幅ですが、これから原油価格が上がるようならエネルギーのアップサイドは大きいと考えています。
一方で、このところ上昇していた通信は反落しており、生活必需品などのディフェンシブセクターが弱い1日となりました。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.58%上昇して、終値では5,970に上げています。
狭い範囲でのレンジ相場が続くS&P500ですが、2日連続の上昇によって上限に迫っています。
2月につけた高値まで残り3%を切っており、あと一押しで過去最高値というところまで回復しています。
ダウよりもナスダックの戻りの方が早いことを鑑みると、米国市場の復活のカギはどうやらハイテク株が握っているようです。

マグ7の復活が待たれるわ!
FEAR&GREEDインデックスは63から56に下げNEUTRAL寄りのGREEDとなりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
4月は予想外に増加した求人件数
4月の求人件数は739万1000件と予想外に増加しました。
関税による経済的な不確実性は高まっていますが、依然として労働者への需要は強いようです。
幅広い業種で拡大して採用も活発化しているようですから、週末に発表される雇用統計でも悲観するような結果は避けられそうですね。

利下げは遠のくわね!
鉄鋼・アルミ関税4日から50%へ
トランプ大統領は鉄鋼・アルミニウム関税を25%から50%に引き上げる大統領令に署名しました。
大統領が一方的に関税を課す権限を巡っては違法との判断が下されていますが、金属製品に対する関税はこの司法判断の対象ではないとのこと。
これによって貿易交渉を進めている相手国との通商摩擦がさらに激化しそうですね。

どう影響するやろな
中国は信頼できるパートナーとなる選択肢ある
ベッセント財務長官は中国には国際社会の信頼できるパートナーになるか否かの選択肢があると指摘しました。
『それを選択するのは彼らだ』と発言していますが、両国の首脳会談をまえに中国側にプレッシャーを与える形となりました。
どちらも譲らない両国の首脳ですから、どのような着地になっても市場には大きな影響がありそうですね。

また週末のビッグニュースになりそうね!
6月の注目イベントについて
6月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/ 4 ISM非製造業景気指数
*6/ 6 雇用統計
*6/11 消費者物価指数(CPI)
・6/12 生産者物価指数(PPI)
・6/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/17 小売売上高
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【6/3 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.58%
・ダウ平均 …+0.51%
・NASDAQ100…+0.79%
【経済トピックス】
・4月は予想外に増加した求人件数
・鉄鋼・アルミ関税4日から50%へ
・中国は信頼できるパートナーとなる選択肢ある
昨日の米国市場は2日連続の上昇となりました。
もちろん関税がもたらすリスクはくすぶっていますから、このまま一辺倒に上昇を続けることは考えにくい状況ですが、貿易摩擦が緩和されるごとに株価も上げていけると考えています。
ただそれまで経済と雇用が絶えることができるのかといった懸念がありますので、全力買いが最適解とは言えない相場が続きますね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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