昨日の米国市場はわずかに下落しました。
FOMCでは政策金利の据え置きが発表され、サプライズなく予想通りだった結果に市場は落胆したようです。
また、明日はジューンティーンスで休場になるので、休み前のポジション整理といった理由もあったかと考えています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
クリックでランキングの応援してください!
ランキング押し上げて欲しいです。

Xの相互フォロー待ってるわ!
Follow @RamTky6/18 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
FOMCが開催されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.03%
・ダウ平均 …▲0.10%
・NASDAQ100…▲0%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後売り戻しで下落していきましたが、政策金利の発表で上昇、パウエル議長の会見で下落していきました。

最後は残念な結果ね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+2.97%
・COIN(コインベース) …+16.32%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.40%
・DDOG(データドッグ) …+4.17%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲2.51%
・MQ(マルケタ) …▲1.43%
・U(ユニティ) …+1.53%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.387から4.391に上昇しました。
為替はわずかに円安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

一部フィンテックが弱かったわ!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落しました。TSLAが+1.80%、NVDAが+0.94%上げており、GOOGが▲1.50%、AMZNが▲1.07%と大きく下げています。
原油価格が急騰したことで、エネルギーには大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・COIN(コインベース)…+16.32%
・CZR(シーザーズ)…+4.91%
・TKO(TKO)…+4.76%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…+4.18%
・JBL(ジェイビル・サーキット)…+3.95%
・PCG(パシフィック・ガス)…+3.84%
・INTC(インテル)…+3.32%
・NUE(ニューコア)…+3.26%
COINはステーブルコイン決済開始を発表し、JPモルガンが試験運用するなどが好感されて爆上げしています。この影響でビザやマスターなどのフィンテックは急落。
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・MA(マスターカード)…▲5.39%
・V(ビザ)…▲4.88%
・ZTS(ゾエティス)…▲4.09%
・CPAY(コーペイ)…▲3.95%
・PAYC(ペイコム)…▲3.69%
・DOW(ダウ)…▲3.19%
・HAL(ハリバートン)…▲3.17%
・PYPL(ペイパル)…▲2.97%
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・金融 …+0.37%
・情報技術 …+0.29%
・不動産 …+0.26%
・公益事業 …+0.16%
・生活必需品…+0.03%
・資本財 …▲0.04%
・一般消費財…▲0.10%
・ヘルスケア…▲0.25%
・素材 …▲0.31%
・通信 …▲0.62%
・エネルギー…▲0.73%
COINの爆上げとV、MAの急落のあったフィンテックですが、総合的には金融の上昇につながりました。
半導体は上昇、ソフトウェアは下落した情報技術も上げています。
一方で、最近は値動きの激しいエネルギーですが、トップかワーストパフォーマンスが交互で訪れる日々が続いています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.03%下落して、終値では5,980に下げています。
6月に入り上昇が続いていたS&P500ですが、昨日の下落によって今月初めての続落となってしみました。
大きな変動ではありませんが、このままストレートに高値を更新するような状況ではなかったようです。
とはいえ、年初来でも月初来でもプラスを維持し、高値までもあと2.7%といった高水準にあります。
問題は戦争が長引くかどうかと、関税問題はどう決着するかによりそうですね。

決算シーズンも近いわね!
FEAR&GREEDインデックスは54のままでNEUTRALと変わらずでした。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
金利据え置きのFOMC年内2回利下げ予想変わらず
6月17、18で開催されたFOMCでは政策金利の据え置きが発表され、昨年12月から変わらず4.25-4.50のままとなりました。
パウエル議長は会見で『政策スタンスの調整を検討する前に、経済の見通しについてより多くの情報を待てる状況にある』と相変わらず様子見を続けるようです。
・金利据え置きは全会一致
・今年の成長見通しは引き下げ
・失業とインフレの見通しは引き上げ
・景気見通しの不確実性は低下も依然として高い
年内2回の利下げ予想は変わらずですが、発表されたドットプロットを見ると年内0回と予想した当局者が7人にまで増えており、2人は1回と回答しています。

トランプ大統領からの圧力も続くでしょうが、年内利下げはないのかもしれませんね。


失業率次第ね!
マイクロソフト数千人の人員削減へ
マイクロソフト社は営業職を中心に数千人規模の人員削減を計画しているとのこと。
早ければ来月にも発表される見通しですが、AIへの巨額投資が続く中で経費削減が必要となったようですね。
同社の株価変動は地味に思われがちですが、年初来で+14%とマグ7の中でメタに次ぐ上昇率です。


だてに30年上がり続けとらんわ
マグ7にはテスラよりブロードコム
ここ数年の株高をけん引してきたマグニフィセント7ですが、投資家の間でブロードコム(AVGO)も加えるべきだとの意見が増えてきています。
ブロードコムの売上高は25年度に22%、26年度も21%増加する見通しで、時価総額は1兆2000億ドルにまで増加しています。
半導体と言えばエヌビディアが注目されがちですが、ブロードコムの株価は年初来で+8.38%とエヌビディアのそれをわずかに上回っています。


時価総額もテスラより上よ!
6月の注目イベントについて
6月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/18 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.03%
・ダウ平均 …▲0.10%
・NASDAQ100…▲0%
【経済トピックス】
・金利据え置きのFOMC年内2回利下げ予想変わらず
・マイクロソフト数千人の人員削減へ
・マグ7にはテスラよりブロードコム
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
FOMCでは政策金利据え置きが発表され、年内の利下げ回数も2回と変わりませんでした。
とはいえ、トランプ関税や中東戦争などの不確実性は依然として高く、経済成長や失業率など見通しが不透明な状況にあります。
6月は依然として株高が続いていますので、セルインメイは訪れないかもしれません。
夏枯れ相場を待っていると、いつになっても押し目が来ないなんてこともあるかもしれませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。


最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『最大10,000円+10%の紹介特典』がもらえるURL


コメント