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CPI受けて利上げ観測高まるも、そこまで下落しなかった米国市場

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市場分析
こんなことがわかる記事

・2/14米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日はプレマーケットで1月の米消費者物価指数(CPI)が発表されました。

FRBがインフレの動向を把握するためには、超重要な経済指標ですね。

今のマーケットの半分以上は、この指標にかかっているといっても過言ではありません。

そのCPIは予想を上回り、依然として米国の消費が強くモノの値段は高いままだったことを示しました。

政策金利の上昇を懸念して一旦は株が投げ売りされたのですが、買い戻されて引けたマーケットを見ていると、今後の不透明性に方向感をつかめないといった投資家心理が見えてきますね。

それでは2/14の米国市場を振り返りCPI受けて利上げ観測高まるも、そこまで下落しなかった米国市場について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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2/14 米国市場の値動き

昨日の米国市場は、ナスダックは上昇、ダウは下落、S&P500は横ばいといった1日となりました。

消費者物価指数の発表が大きく影響しているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

買い支えられた米主要3指数

昨日の米国市場はナスダックが上昇、ダウは下落といった相場となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.03%
・ダウ…▲0.46%
・NASDAQ…+0.57%

プレマーケットから売られていた相場は、消費者物価指数の発表を受けて一旦は急上昇したのですが、その後は急落しました。

利上げ懸念がマーケットを押し下げ続けると思われたのですが、強い投資家心理が相場を支えているようです。

昨日はバリューが売られて、グロースが買われた1日となりましたね。

ここ
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ハイパーグロース株はアゲアゲよ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+3.15%
・COIN(コインベース)…+4.66%
・CRWD(クラウドストライク)…+3.69%
・DDOG(データドッグ)…+3.94%
・DOCS(ドクシミティー)…+0.36%
・MQ(マルケタ)…+3.22%
・U(ユニティ)…+6.03%

上昇した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日から上昇して3.753となりました。

前日は一旦反落していた長期金利ですが、やはり先週からの上昇トレンドは続いているようです。

株高になった昨日でしたが金利も上がるといった、ちぐはぐな市場となりましたね。

リッヒ
リッヒ

2月は不安定な相場が続きそうや

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全体的には下げた銘柄の方が多かったように感じます。

ここ
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テスラちゃん再び爆上げね!

ナスダックが上げた割には、上昇した銘柄が少なかった印象です。

前日には1%以上下げていたTSLA(テスラ)が、再び+7.51%と爆上げしていますね。

他にも、NVDA(エヌビディア)+5.43%、CDNS(ケイデンス・デザイン)+7.21%など急騰した銘柄もありましたが、バリュー株が鳴りを潜める1日となったようです。

2/14下落したバリュー株

・KO(コカ・コーラ)…▲1.67%
・HD(ホームデポ)…▲1.58%
・XOM(エクソンモービル)…▲1.17%
・PM(フィリップモリス)…▲1.93%
・PEP(ペプシコ)…▲1.13%

昨日も言いましたが、旅行関連銘柄などレジャー銘柄がずっと上昇しています。

リッヒ
リッヒ

ホテルもクルーズも続伸しとる

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち5セクターが上昇6セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・一般消費財…+1.06%
・情報技術…+0.82%
・素材…+0.36%
・エネルギー…+0.21%
・通信…+0.1%
・資本財…▲0.15%
・金融…▲0.34%
・ヘルスケア…▲0.39%
・公益事業…▲0.56%
・生活必需品…▲0.7%
・不動産…▲0.82%

テスラの上昇がけん引して一般消費財が大きく上げています。

情報技術セクターの上昇は半導体銘柄が好調だったからのようです。

一方で、不動産、生活必需品などは1%近い下落を見せています。

下支えされたS&P500

昨日のS&P500は終値で4,136とほぼ変わらずでしたが、日中の売り圧力に負けず買い支えられました。

昨日の消費者物価指数の発表を受けて、一時は前日比で▲1%以上の下落をしていたS&P500でしたが、引けにかけて上昇したことで、なんとか下落幅を縮小しました。

マクロ環境が改善されたわけではない状況下で、期待値だけが先行しているように見えます。

ここ
ここ

それでも今は乗っかるべきよ!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

インフレ圧力の継続を示唆したCPI

1月の米消費者物価指数(CPI)の発表がありました。

インフレ圧力の継続を示唆する上昇を見せており、物価安定への道のりは長く多難となりそうな結果となりました。

1月消費者物価指数(CPI)

【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…6.4%(予想…6.2%)
・前回…6.5%
〈前月比〉
・結果…0.5%(予想…0.5%)
・前回…▲0.1%(修正値…0.1%)
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…5.6%(予想…5.5%)
・前回…5.7%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.4%)
・前回…0.3%(修正値…0.4%)

・住居費は前月比+0.7%
・帰属家賃と家賃は前月比+0.7%
・中古車価格は7ヶ月連続で下落
・エネルギー価格は3ヶ月ぶり上昇
・総合CPIは3ヶ月ぶりの大幅な伸び

リッヒ
リッヒ

予想よりもインフレは減速してないんか?

ここ
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インフレ退治は長期戦になりそうよ!

FRB高官は予想より高い利上げの必要性を言及

予想よりも高かった消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、FRB高官は相次いで利上げの必要性を言及しています。

高い利上げを指示する総裁

・リッチモンド連銀のバーキン総裁
・ダラス連銀のローガン総裁
・フィラデルフィア連銀のハーカー総裁
・ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁

CPIの発表を受けて、FFレートの市場予想は反応しています。

リッヒ
リッヒ

それでもまだ年内の利下げを織り込んどる

ここ
ここ

その差を埋めるにはもう一段の
株安を覚悟する必要があるわ!

バイデン大統領がブレイナード副議長を指名

バイデン米大統領はホワイトハウスの国家経済委員会の次期委員長に、ブレイナードFRB副議長を指名しました。

これにより、FRBでもっともハト派のひとりが欠けることとなりました。

ここ
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株式市場にとっては
ネガティブなニュースね!

2月の注目イベントについて

2月も重要な経済指標の発表が続きます。

相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップして、注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。

今後注目のイベント

・2/15 小売売上高
・2/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・2/16 生産者物価指数(PPI)
・2/16 フィラデルフィア連銀景気指数
・2/24 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

リッヒ
リッヒ

今夜は小売りやな

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まとめ

CPI受けて利上げ観測高まるも、そこまで下落しなかった米国市場をまとめます。

まとめ

【2/14の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.03%
・ダウ…▲0.46%
・NASDAQ…+0.57%
・長期金利は3.753に上昇
【経済トピックス】
・インフレ圧力の継続を示唆したCPI
・FRB高官は予想より高い利上げの必要性を言及
・バイデン大統領がブレイナード副議長を指名

昨日は1月の消費者物価指数(CPI)が予想以上に強かったことを受けて、さらなる利上げ観測が高まったようです。

それでも株式が上昇するといった相場には、さすがに過熱感を感じざるを得ません。

1月の上昇相場を引き継いでいる2月のマーケットですが、どこかで調整がくると考えておいた方が賢明かも知れませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
ここ

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