昨日の米国市場は大きく下落しました。
イスラエルがイランの核施設を攻撃し、イランも報復攻撃したことで市場は完全にリスクオフに向かいました。
産油国の戦争により原油価格は急騰し、有事の金は上昇。一方の株式は大きく下げました。
戦争は一時的であれば株価は戻りますが、長引くようだとインフレにもつながりますので注視する必要がありそうですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky6/13 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
イスラエルとイランの戦争が本格化していますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.13%
・ダウ平均 …▲1.79%
・NASDAQ100…▲1.29%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
その後買い売り戻される場面もありましたが、引けにかけても売られていきました。

突然の攻撃だったわね!
週間ベースで見るとS&P500は▲0.39%、ダウは▲1.32%、ナスダック100は▲0.60%の下落となりました。

ハイパーグロース株もやられたな
・AFRM(アファーム) …▲3.18%
・COIN(コインベース) …▲0.69%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.23%
・DDOG(データドッグ) …▲1.82%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.81%
・MQ(マルケタ) …▲2.36%
・U(ユニティ) …▲5.28%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.365から4.409に上昇しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことがわかります。

エネルギーが強かったわね!

マグニフィセント7はTSLAが+1.94%と大きく上昇していますが、他6銘柄は下落。NVDAが▲2.09%、METAが▲1.51%、AAPLが▲1.38%と大きく下げています。
エネルギー以外にも大きく上昇した銘柄はあったようです。
・ORCL(オラクル)…+7.69%
・CF(シーエフ・インダストリーズ)…+6.50%
・BG(ブンゲ・グローバル)…+5.69%
・HAL(ハリバートン)…+5.51%
・APA(アパッチ)…+5.31%
・ADM(アーチャーダニエルズ・ミッドランド)…+4.71%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+4.39%
・NOC(ノースロップ・グラマン)…+3.94%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・CPAY(コーペイ)…▲7.66%
・CZR(シーザーズ・エンターテインメント)…▲6.41%
・MPWR(モノリシック・パワー)…▲6.34%
・DECK(デッカーズ)…▲5.78%
・SHW(シャーウィンウィリアムズ)…▲5.70%
・PYPL(ペイパル)…▲5.32%
・ADBE(アドビ)…▲5.32%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.63%
・公益事業 …▲0.65%
・素材 …▲0.75%
・ヘルスケア…▲0.81%
・通信 …▲0.91%
・資本財 …▲0.98%
・生活必需品…▲1.05%
・不動産 …▲1.15%
・一般消費財…▲1.21%
・情報技術 …▲1.58%
・金融 …▲1.83%
エネルギーが3日連続のトップパフォーマンスです。戦争によって原油価格は急騰しますからまだアップサイドは大きいと考えています。
一方で、他のセクターはすべてが下落。特に金融を中心に情報技術や一般消費財などが大きく下げています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.13%下落して、終値では5,976に下げています。
このところ上昇することの方が多かったS&P500ですが、昨日の下落によって大台の6,000を下に切ってしまいました。
4月初旬の安値からのリバウンドは19.95%となり、20を切ってしまいましたからブルマーケットはいったん終了となりました。
ただ、戦争が長引くようだと来週以降も厳しい相場が続くと考えています。

関税どころじゃなくなるわ!
FEAR&GREEDインデックスは61から60に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
イスラエルがイラン核施設を攻撃
イスラエルがイランの核弾道ミサイル関連施設を繰り返し空爆しました。
これに対してイランもイスラエルに対して報復を表明し、数百発のミサイルを発射しました。
トランプ大統領はイスラエルに自制を求めていますが、イスラエルは攻撃継続を表明しました。
中東での新たな戦争に拡大する危険が高まり、原油価格は急騰して株式は急落しました。

続かなければいいわね!
ミシガン大マインド指数が急上昇
昨日発表された6月のミシガン大学消費者マインド指数は、2024年1月以来の高水準で市場予想を上回りました。
【6月】
□結果…60.5(予想…53.6)
前月…52.2
□1年先インフレ期待…5.1%
(予想…6.4%)前月…6.6%
□5-10年先インフレ期待…4.1%
(予想…4.1%)前月…4.2%
短期的な関税懸念が和らいだことにより、経済を巡る懸念が後退したことが示されました。

それでもまだインフレ期待は高水準やな
自動運転の規制緩和はテスラに追い風
トランプ政権は自動運転車の導入を後押しする規制緩和に進み出しているとのこと。
近い将来にロボタクシーの大規模展開を目指しているテスラなどには追い風となりました。
ハンドルやペダルなどを持たない自動車が世の中を走り回る未来が近付きました。
テスラの株価は上昇しましたが、相場の地合いが悪くその上げ幅は縮小されてしまいました。

一時は4.35%も上昇してたわ!
6月の注目イベントについて
6月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/17 小売売上高
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【6/13 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.13%
・ダウ平均 …▲1.79%
・NASDAQ100…▲1.29%
【経済トピックス】
・イスラエルがイラン核施設を攻撃
・ミシガン大マインド指数が急上昇
・自動運転の規制緩和はテスラに追い風
昨日の米国市場は大きく下落しました。
イスラエルとイランの戦争が本格化し、原油価格が急騰しました。
ロシアがウクライナに侵攻した時のように、インフレが長期化しなければいいんですけどね。
一方で、自動運転に対する規制が緩和され、テスラのロボタクシーは現実的なモノになりました。
それにしても投資家にとって、いつ何に投資するべきなのかって本当に難しいことですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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