昨日の米国市場は大きく上昇しました。
予想以上に堅調だった雇用と、中国との貿易戦争が解決に向かう期待によって、市場に買い圧力が高まりました。
昨日の上昇によって4月2日に関税の発表があった水準にまで回復しており、投資家の期待は過去最高値に向かっているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/2 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
雇用統計が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+1.47%
・ダウ平均 …+1.39%
・NASDAQ100…+1.60%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後も大きく売り戻されることなく、引けにかけてはわずかに下げました。

気持ちの良い週末になったわ!
週間ベースで見るとS&P500は+2.92%、ダウは+3.0%、NASDAQ100は+3.45%の上昇となりました。

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+5.21%
・COIN(コインベース) …+1.80%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.01%
・DDOG(データドッグ) …▲1.24%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.17%
・MQ(マルケタ) …▲5.87%
・U(ユニティ) …+1.18%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.216から4.308に上昇しました。
為替は一時ドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。

アップルが残念ね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇しており、META+4.34%、NVDA+2.59%、TSLA+2.38%、MSFT2.32%と大きく上げています。AAPLは決算が失望され▲3.74%の急落となりました。
完全リスクオン相場の中でも急騰した銘柄をピックアップしていきます。
・DXCM(デクスコム)…+16.17%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…+7.10%
・BEN(フランクリン・リソーシズ)…+7.04%
・PLTR(パランティア)…+6.95%
・NCLH(ノルウェージャン・クルーズ)…+6.83%
・DAL(デルタ航空)…+6.51%
・MPWR(モノリシックパワー)…+5.86%
・ON(オン・セミコンダクター)…+5.83%
一方で、大きく下げた銘柄もわずかにありました。
・GDDY(ゴーダディ)…▲8.36%
・MSI(モトローラ)…▲7.46%
・TTWO(テイクツー・インタラクティブ)…▲6.66%
・HOLX(ホロジック)…▲5.45%
・CVS(CVEヘルス)…▲2.87%
・HSY(ハーシー)…▲2.26%
・ED(コンソリデーテッド・エンジン)…▲2.25%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・通信 …+2.27%
・金融 …+2.10%
・資本財 …+1.96%
・ヘルスケア…+1.76%
・情報技術 …+1.61%
・一般消費財…+1.56%
・エネルギー…+1.54%
・素材 …+1.22%
・不動産 …+1.21%
・生活必需品…+0.77%
・公益事業 …+0.67%
9セクターが1%を超える上昇。中でも通信と金融が2%を超える急騰。
これまではリスクオン相場で強かった情報技術、一般消費財は大型株が活躍しなかったために控えめな上昇でした。
一方で、これまで好調だった公益事業や生活必需品には資金が入りにくい1日となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+1.47%上昇して、終値では5.686に上げています。
上昇の勢いが止まらないS&P500ですが、昨日で9連騰となりました。
4月2日の関税発表日の水準を上回り、もう少しでトランプ氏が大統領選に勝つ前の水準に達します。
200日移動平均線を目前に、来週も続伸してくれるかに期待が高まります。
大型決算の発表はだいたい終わりましたので、これからは関税政策の緩和が上昇のポイントになりそうです。

このまま続伸して欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスはなぜか47から43に下げましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
まだ関税の影響はなかった雇用統計
4月の雇用統計が発表されましたが、雇用者数は予想を上振れして堅調な労働市場を示唆しました。
【失業率】
結果 4.2%(予想 4.2%)
前回 4.2%
【非農業部門雇用者数】
結果 17.7万人増(予想 13.8万人増)
前回 18.5万人増(速報値22.8万人増)
【平均時給】
(前年同期比)
結果 3.8%増(予想3.8%増)
前回 3.8%増
(前月比)
結果 0.2%増(予想0.3%増)
前回 0.3%増
失業率は前回と変わらず4.2%を維持。関税の影響はまだ労働市場へは影響していないようです。
国債利回りは急騰して、利下げ観測はわずかに後退しました。


6月も据え置きに変わったわね!
米中通商協議に解消の期待
関税の応酬が続いていた米中の通商でしたが、合意への期待が高まっています。
中国商務省が通商協議の可能性を現在検討していると報道しました。
市場はこれを好材料と捉え、株式は大きく上昇。4月2日に関税を発表した時の水準にまで回復しています。

さらに上を目指して欲しいな
アップルに投資判断引き下げ相次ぐ
アップルの決算発表では関税コストの急増や中国での成長鈍化などの課題が示され、ウォール街ではアップル株の投資判断を引き下げる動きが出てきました。
ジェフリーズは投資判断を「アンダーパフォーム」に下方修正。ローゼンブラットは「バイ」から「ニュートラル」に引き下げ。
アップルの株価は年初来で▲18%下げていますが、さらに下値を掘り下げると予想されています。
ただ、これまで何度も失望されてきたアップルですが、その全ての懸念を払拭してきた実績がありますので、これを押し目と考えることもできそうですね。

アタシはまだホールドするわよ!
5月の注目イベントについて
5月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/ 5 ISM非製造業景気指数
*5/6~7 FOMC
*5/13 消費者物価指数(CPI)
・5/15 生産者物価指数(PPI)
・5/15 小売売上高
・5/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・5/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/2 米国市場の値動き】
・S&P500 …+1.47%
・ダウ平均 …+1.39%
・NASDAQ100…+1.60%
【経済トピックス】
・まだ関税の影響はなかった雇用統計
・米中通商協議に解消の期待
・アップルに投資判断引き下げ相次ぐ
昨日の米国市場は大きくに上昇しました。
9連騰によって関税政策発表前の水準にまで回復していますが、ここからが正念場だと考えられます。
メガテックの決算発表はおおむね終わりましたが、関税政策の行く末やその影響が米国市場にどう影響するのか。
われわれ個人投資家はジックリと戦況を見つめながら、自身の投資戦略と向き合う必要がありそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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