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【iPhone16を発表したアップル】米消費者の支出は生活必需品にシフト

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市場分析

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昨日の米国市場は大きく上昇しました。

先週末に発表された雇用統計で下げていた相場でしたが、一旦のリバウンドでしょうか。

これからは雇用と利下げを中心に市場を見守る必要がありそうです。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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9/9 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

雇用統計下落がリバウンドしているようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500…+1.16%
・ダウ…+1.20%
・NASDAQ100…+1.30%

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に上昇していきました。

その後は一旦押される場面もありましたが、買い圧力に支えられて3指数ともに1%を超える上昇となりました。

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いい1週間になるといいわね!

リッヒ
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ハイパーグロース株もまずまずやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲0.70%
・COIN(コインベース)…+5.23%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.08%
・DDOG(データドッグ)…+0.47%
・DOCS(ドキシミティ )…+1.62%
・MQ(マルケタ)…+0.20%
・U(ユニティ)…+8.26%
・UPST(アップスタート)…+2.30%

小型株ETFのVTWO(Russell2000)は+0.26%の上昇でした。

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.716から3.703に下落しました。

先週から下落が続いている長期金利ですが、昨日もわずかに下げました。

プレマーケットまでは上げていたのですが、場中では戻していますね。

リッヒ
リッヒ

この辺りで安定しそうやな

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることがわかります。

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気持ちの良い上昇ね

マグニフィセント7ではGOOGが▲1.70%下げていますが他6銘柄は上昇。特にNVDAが+3.45%、TSLAが+2.63%、AMZNが+2.34%と大きく上げています。

他にも全体的に買われた1日となりましたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。

昨日大きく上昇した銘柄

・SMCI(スーパー・マイクロ・コンピューター)…+6.06%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…+5.96%
・PAYC(ペイコム)…+5.75%
・MRNA(モデルナ)…+5.10%
・DAY(デイフォース)…+4.30%
・MNST(モンスター・ビバレッジ)…+4.30%
・DECK(デッカーズ)…+3.97%
・DAL(デルタ・エアラインズ)…+3.93%
・AAL(アメリカン・エアラインズ)…+3.89%
・VZ(ベライゾン)…+3.84%

ボーイングがストライキを回避したために航空各社が上昇しているようです。

SMCIはこれまで大きく下落していますので、このくらいの上昇では焼け石に水ですね。

一方で、大きく下落した銘柄もありENPH(エンフェーズ・エナジー)▲5.16%、HUM(ヒューマナ)▲3.94%、BBWI(バス&ボディワークス)▲3.67%、CVS(CVSヘルス)▲2.22%、LULU(ルルレモン)▲2.07%、MRK(メルク)▲2.06などが下げています。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇1セクターのみが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・情報技術…+1.48%
・資本財…+1.38%
・一般消費財…+1.21%
・金融…+1.19%
・公益事業…+0.94%
・不動産…+0.93%
・生活必需品…+0.79%
・素材…+0.77%
・ヘルスケア…+0.71%
・エネルギー…+0.5%
・通信…▲0.37%

先週大きく下げた情報技術と一般消費財セクターが買われています。

バリューが買われた相場の割にはエネルギーやヘルスケア、生活必需品などはそれほど強くはありませんでしたが、金融は相変わらず買われていますね。

一方で、通信だけはグーグルが売られたことで下落しています。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+1.16%上昇して、終値では5,471まで上げています。

先週末には50日移動平均線を下に抜けてしまったS&P500ですが、昨日は半分ほど戻しています。

雇用統計によってリセッション懸念が高まり、今後も弱気な相場が予想されます。

7月の高値からは3.46%の下落で耐えていますが、何かのきっかけで調整局面入りする可能性もあります。

MACDも下落トレンド入りしそうですから、もう少し衝撃に耐える準備も必要かも知れません。

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楽観相場ではなくなったわね!

FEAR&GREEDインデックスは、39から42に上げましたがFEARのままです。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

アップル生成AI搭載のiPhone16を発表

アップルは年に1度のイベントで新型スマホ『iPhone16』をお披露目しました。

同社は生成AIの『アップルインテリジェンス』を全機種で使えるようにすることを目指していますが、開発の出遅れによって多くの主要機能が実現するのが来年になるとのこと。

本体側面にカメラ機能にアクセス可能なコントロールボタン追加され、価格はiPhone16が799ドル、16 Plusが899ドル、16 Proが999ドル、Pro Maxが1199ドルとなるようです。

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13日に予約開始で20日に販売よ!

他にもApple WatchやAirPodsの新製品も発表していますが、いつも通り時間外で株価は下落していますね。

NY連銀調査で返済遅延見通し悪化

ニューヨーク連銀の調査によると、1年先のインフレ期待は8月には3%に上昇しました。

一方で、返済遅延見通しは3カ月連続で上昇し、債務返済を巡る不安は高まっているようです。

インフレ率は大幅に低下していますが依然として消費者の負担は大きいようで、返済遅延は2020年4月以来の高水準にまで高まっています。

リッヒ
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景気後退につながらんといいな

米消費者の支出は生活必需品にシフト

米大手銀行シティのCFOは、消費者の支出先が生活必需品にシフトしており、貸し倒れが増加傾向にあると示しました。

同氏は『裁量的な消費から生活必需品へと支出先が変化している』と述べており、消費者は必要以上の支出を制限していることが明らかになりました。

一方で、より裕福な消費者は支出の伸びの大部分をけん引しているとのこと。

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2極化が進んでいるわね!

9月の注目イベントについて

9月にも重要な経済指標が発表されますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

9月の注目イベント

*9/11 消費者物価指数(CPI)
・9/12 生産者物価指数(PPI)
・9/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/17 小売売上高
*9/17・18 FOMC
・9/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/27 PCEデフレーター
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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昨日の米国市場のまとめ

【9/9米国市場の値動き】
・S&P500…+1.16%
・ダウ…+1.20%
・NASDAQ100…+1.30%
・長期金利は3.703に下落
【経済トピックス】
・アップル生成AI搭載のiPhone16を発表
・NY連銀調査で返済遅延見通し悪化
・米消費者の支出は生活必需品にシフト

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

とはいえ、先週金曜日の下落の半分を戻した程度ですから、一旦のリバウンドかと考えられます。

景気後退の足音が大きくなりリセッションが心配される中で、投資家も警戒感を高めています。

来週にはFOMCがあり利下げ幅に対する議論が交わされているようですが、FRBにソフトランディングを期待するのは難しい状況になりつつありますね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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