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【レイバーデー明けの相場に警戒】失業率上昇で利上げ観測後退

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市場分析

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昨日の米国市場はわずかな変動となりましたが、S&P500とダウが上昇する中でナスダックは下落しました。

雇用統計の結果によって相場が上昇することが期待されましたが、レイバーデー前の最後の営業日はわずかな変動となりました。

それでは9/1の米国市場を振り返り、【レイバーデー明けの相場に警戒】失業率上昇で利上げ観測後退について解説していきます。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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9/1 米国市場の値動き

昨日の米国市場はわずかな上昇となりました。

雇用統計が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

上昇しきれなかった米主要3指数

昨日の米国市場は上昇しきれませんでした。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.18%
・ダウ…+0.33%
・NASDAQ…▲0.02%

雇用統計で弱い指標が出たことによりプレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。

その後一旦持ち直すも、製造業の景気指数が発表されると大きく売られていきましたが、引けにかけて買い戻されることで何とか回復していきました。

9月はじめの米国市場はS&P500とダウは上昇、ナスダックは下落のスタートとなりました。

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次の相場は火曜日ね!

リッヒ
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ハイパーグロース株はまちまちや

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+5.05%
・COIN(コインベース)…▲2.02%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.10%
・DDOG(データドッグ)…+1.30%
・DOCS(ドキシミティ)…+2.18%
・MQ(マルケタ)…+1.79%
・U(ユニティ)…+0.05%

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.116から4.181に上昇しました。

雇用統計の発表で一度は4.1を切った長期金利ですが、マーケットがオープンすると上昇していき、製造業景気指数の発表によってさらに上げていきました。

リッヒ
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まだまだ債券市場は弱いな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことがわかります。

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一部の銘柄が急落してるわ!

GAFAMの中ではアルファベットが▲0.40%と下落した以外はわずかに上昇していますが、テスラとエヌビディアは急落しています。

その他にも大きく下落した銘柄が目立ちました。

昨日大きく下落した銘柄

・TSLA(テスラ)…▲5.06%
・NVDA(エヌビディア)…▲1.71%
・AVGO(ブロードコム)…▲5.46%
・DIS(ディズニー)…▲2.44%
・CSCMA(コムキャスト)…▲2.20%
・WBD(ワーナーブラザース)…▲12.02%

テスラは車両の販売価格を、米国と中国で再び値下げすることを発表したことで株価を急落させています。

一方で、大きく上昇した銘柄もあり、AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)+3.53%、INTC(インテル)+4.18%、SCHW(チャールズ・シュアブ)+2.28%などが上げています。

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それぞれ理由が気になるわね!

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち7セクターが上昇4セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+1.89%
・素材…+1.06%
・金融…+0.72%
・資本財…+0.63%
・ヘルスケア…+0.41%
・情報技術…+0.35%
・不動産…+0.17%
・一般消費財…▲0.01%
・通信…▲0.36%
・公益事業…▲0.39%
・生活必需品…▲0.69%

昨日大きく上昇したエネルギーセクターですが、直近の3ヶ月では唯一の2桁リターンでダントツのパフォーマンスを見せています。

次いで素材が上げていますが、景気が上向いている時に上昇しやすいセクターが買われています。

一方で、公益事業や生活必需品などのディフェンシブセクターは昨日も弱かったですね。

リッヒ
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エネルギーはまだ上げそうやな

S&P500チャート分析

昨日のS&P500はわずかに上昇して、終値では4,515まで上げました。

直近2年の週足チャートを眺めると、昨年3月から4月にかけての高値を抵抗線として、今年の高値が押さえつけられていることが分かります。

8月は月末にリバウンドしてきたS&P500ですが、次のターゲットは4,600ポイントとなりそうです。

このまま順調に上昇していければ、年末までに上場来高値の4,800を目指すこともできるかも知れませんね。

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それは楽観的過ぎよ!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

失業率上昇と賃金が鈍化した雇用統計

昨日発表された8月の雇用統計では、失業率が3.8%に上昇するとともに賃金の伸びは鈍化が示唆されました。

労働市場の底堅さと鈍化の両方を示す強弱まちまちの内容となりました。

8月雇用統計

【失業率】
結果 3.8%(予想 3.5%)
前回 3.5%
【非農業部門雇用者数】
結果 18.7万人増(予想 17.0万人増)
前回 18.7万人増(修正値 15.7万人増)
【平均時給(前年同期比)】
結果 4.3%増(前回 4.4%増)
前月比 0.2%増(前回 0.4%増)

・ヘルスケア、娯楽・ホスピタリティー、建設業の雇用は増加
・製造業の雇用者数は昨年10月以来の大幅増
・週平均労働時間は34.4時間に拡大
・不完全雇用率は7.1%と過去1年で最高
・臨時雇用者数は7カ月連続で減少

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失業率の上昇で利上げ観測は後退したわね!

6ヶ月ぶりの高水準となった製造業景気指数

昨日発表された8月のISM製造業景気指数は、小幅に上昇して景気後退圏ながらもわずかに回復を見せました。

ISM製造業景気指数

【8月】
結果…47.6(予想…47.0)
前回…46.4

2020年末をピークに低下を続けてきた同指数も底打ちのサインが出ているようです。

製造業総合景況指数は10ヶ月連続での活動縮小となりましたが、状況が弱い水準ながらも安定化しつつあることを示唆しています。

リッヒ
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悪い結果やなかったのに
何で株価は下げたんやろ

ISM製造業景気指数とは、全米供給管理協会が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気縮小とされています。
毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表され、製造業(300社以上)の購買責任者を対象にンケート調査を実施して、新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに算出する。

テスラ米中でモデルSとXを値下げ

今年に入りEV価格の値下げ競争が激化する中で、テスラはモデルSとXの値下げを発表しました。

同時に人気のセダンモデル『3』の改良版も発表していますが、昨日の株価は▲5%の急落となりました。

特に中国での価格競争はエスカレートしており、ライバルのBYDやNIOに遅れをとらないように必死なようです。

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売上高よりもまずは販売台数を増加させる戦略ね!

9月の注目イベントについて

9月にはFOMCをはじめとして重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

9月の注目イベント

・9/ 6 ISM非製造業景気指数
*9/13 消費者物価指数(CPI)
・9/14 生産者物価指数(PPI)
・9/14 小売売上高
・9/15 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*9/21 FOMC
・9/21 フィラデルフィア連銀景気指数
・9/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
・9/29 PCEデフレーター

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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まとめ

【レイバーデー明けの相場に警戒】失業率上昇で利上げ観測後退をまとめます。

まとめ

【9/1の米国市場の値動き】
・S&P500…+0.18%
・ダウ…+0.33%
・NASDAQ…▲0.02%
・長期金利は4.181に上昇
【経済トピックス】
・失業率上昇と賃金が鈍化した雇用統計
・6ヶ月ぶりの高水準となった製造業景気指数
・テスラ米中でモデルSとXを値下げ

昨日の米国市場はS&P500とダウがわずかに上昇するなかで、ナスダックは下落しました。

テスラやエヌビディアなどの大型ハイテク株の下落が大きく影響したようです。

9/4(月)はレイバーデー(労働者の日)で米国は祝日となります。

サマーバケーションが終わり機関投資家が戻ってくることから、レイバーデーが明けると相場の転換点となることが多いようです。

これまで大きく上昇してきた米国市場ですから、少し大きな調整局面を迎えるかも知れませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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