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【米国株をまだ買わない方がいい理由】長期金利の上昇で3指数ともに続落

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市場分析
こんなことがわかる記事

・8/17米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は3日連続の大きな下落となりました。

特に大きなニュースがあったワケでもないのにこれだけ下げるのは、もうトレンドは下落に転換してしまったんだと考えられます。

悪夢のようだった昨年の相場を思い出してしまいますね。

それでは8/17の米国市場を振り返り、【米国株をまだ買わない方がいい理由】長期金利の上昇で3指数ともに続落について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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8/17 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落しました。

大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

続落した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろって続落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.77%
・ダウ…▲0.84%
・NASDAQ…▲1.17%

プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。

その後は買い戻される場面もありましたが、引けにかけてはさらに急激に売られていきました。

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完全にリスクオフ相場ね!

リッヒ
リッヒ

ハイパーグロース株もボロボロやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲1.04%
・COIN(コインベース)…▲4.35%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.10%
・DDOG(データドッグ)…▲0.34%
・DOCS(ドキシミティ)…▲1.03%
・MQ(マルケタ)…▲1.55%
・U(ユニティ)…▲2.48%

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値4.252から4.269に上昇しました。

上昇が止まらない長期金利ですが、昨日も一時は4.32にまで上げました。

米国はさらに国債の発行数を増やすつもりなので、債券価格はまだまだ下がりそうですね。

債券価格が下がれば債券利回りは上昇して、シーソーの関係にある株式は下落するといったシナリオです。

これまでの市場が異常だっただけで、通常の相場に戻っただけとも考えられます。

リッヒ
リッヒ

すぐに反転できるような状況やないな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、大半の銘柄が下落していることが分かります。

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そろそろ見たくなくなってきたわ!

GAFAMの中ではGOOG(アルファベット)だけが+1.05%と上昇していますが、他は大きく下落しています。

AAPL(アップル)は▲1.46%、MSFT(マイクロソフト)は▲1.10%の下落、META(メタ)に至っては▲3.13%と急落しています。

テスラの続落が止まりませんね。昨日も▲2.83%下げ5日連続の下落となり、決算発表からは▲25%も下げています。

他にも多くの銘柄が下げた1日となりました。

昨日大きく下落した銘柄

・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)…▲2.57%
・INTC(インテル)…▲2.83%
・PANW(パロアルトネットワークス)…▲2.99%
・NFLX(ネットフリックス)…▲3.0%
・CVS(CVSヘルス)…▲8.14%
・CL(シグナグループ)…▲6.38%
・WMT(ウォルマート)…▲2.24%

半導体銘柄が連日売られていますね。エヌビディアは▲0.33%と限定的な下落で済みましたが、半導体指数のSOXは▲1.21%下げています。

またCVSヘルスは米国の保険会社ブルーシールドが薬剤管理部門の契約を終了すると報じたことにより急落しています。大手薬局チェーンとしては痛手となりますが、アマゾンとしてはチャンスになりそうですね。

好決算を発表したWMT(ウォルマート)でしたが、地合いの悪さに押されて株価を下げています。小売りもeコマースも好調で来期のガイダンスもアップさせていましたから、こういった銘柄が割安になっている時に拾っていきたいですね。

一方で上げた銘柄もあり、MRNA(モデルナ)が前日に続けて+7.40%と急騰しており、CSCO(シスコシステムズ)+3.34%、PFE(ファイザー)+2.90%、XOM(エクソンモービル)+1.94%の上昇でした。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち1セクターのみが上昇他10セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+0.83%
・素材…▲0.13%
・通信…▲0.2%
・公益事業…▲0.45%
・金融…▲0.5%
・ヘルスケア…▲0.74%
・不動産…▲0.9%
・生活必需品…▲0.96%
・情報技術…▲1.04%
・資本財…▲1.07%
・一般消費財…▲1.31%

エネルギーセクター以外は全て下げていますが、特に一般消費財と資本財、情報技術セクターは▲1%以上の下落でした。

テスラやメタなどの大型株の急落が影響しているようです。(←連日)

上昇相場では大きなリターンを見せる情報技術、一般消費財、通信といったセクターですが、下落相場でも大きく下げているところを見ると、リスクリーターンが等しいことがよくわかりますね。

リッヒ
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今はリスクを下げといた方がええな

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,370まで下げました。

3日連続で大きな下落となったS&P500ですが、完全に下落トレンド入りしたようです。

8月に入り▲4.76%下げていますが、今年の2月には▲7.8%、昨年の12月には▲7.3%下落していますから、一旦の調整局面に入るともう少し売られる可能性が高いです。

とはいえ、今後の利上げは限定的で足元の経済も強い米国において、このまま数年間株価が上がらないとは考えにくいので、インデックスの下げ相場は買いと考えています。

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明けない夜(下落相場)はないわ!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

パウエル議長25日にジャクソンホール会合で講演

今月の24日から26日に開催されるジャクソンホール会合において、FRBのパウエル議長は25日に講演を行うことが発表されました。

毎年8月末に開催されるジャクソンホール会合は、米国のワイオミング州ジャクソンホールで主催する年次シンポジウムで、世界各国の中央銀行総裁や著名な経済学者、エコノミストが参加しています。

政策金利を5.25-5.50にまで引き上げてきたFRBですが、今後もまだ利上げをするのか、またそれがいつなのかなど、世界中の投資家が注目しています。

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多分特別な発表はないわよ!

新規失業保険申請件数は予想を下回り減少

毎週木曜日に発表される新規失業保険申請件数ですが、今週は23.9万人と予想の24万人をわずかに下回り、前週の25万人からも減少しています。

米国の失業率は3.5%といった歴史的低水準にあり、雇用のひっ迫は平均時給を上昇させることからインフレ抑制の観点ではマイナス要因となります。

リッヒ
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これも株安要因やな

フィラデルフィア連銀景気指数プラス圏に上昇

昨日発表された8月のフィラデルフィア連銀景気指数は、予想を大きく上回り前月よりも25.5ポイントも回復させています。

同指数はペンシルベニア、ニュージャージー、デラウェア州の製造業の景況感を示しており、ISM製造業景気指数と相関が高いとされるため注目されています。

フィラデルフィア連銀景気指数

【8月】
結果…12.0(予想…▲10.0)
前月…▲13.5

製造業の景気が回復しているといった良いニュースは、インフレの減速を阻む要因と考えられるため、株価にとってはマイナスなニュースとなりました。

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グッドニュース イズ バッドニュースね!

フィラデルフィア連銀景気指数は、毎月第3木曜日に発表される製造業の景況感を示す経済指標。景況指数はアンケート調査の結果を指数化した指標で、なかでも製造業景況指数は今後の景気動向を占う「先行指標」とされています。

8月の注目イベントについて

8月も重要な経済指標の発表が続きますので、スケジュールの確認をしておきましょう。

8月の注目イベント

・8/23 購買担当者景気指数(PMI)
・8/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/31 PCEデフレーター
*8月24~26 ジャクソンホール会合

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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まとめ

【米国株をまだ買わない方がいい理由】長期金利の上昇で3指数ともに続落をまとめます。

まとめ

【8/17の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.77%
・ダウ…▲0.84%
・NASDAQ…▲1.17%
・長期金利は4.269に上昇
【経済トピックス】
・パウエル議長25日にジャクソンホール会合で講演
・新規失業保険申請件数は予想を下回り減少
・フィラデルフィア連銀景気指数プラス圏に上昇

昨日の米国市場は前日に続けて大きく下落しました。

長期金利の上昇が止まらず、ハイテク株には厳しい状況が続きますね。

これまでだったら『ここまで下がったら買い!』と言えた相場でしたが、今はそうもいかなそうです。

長期的には割安な株価も短期的には下目線の圧力が強いため、買ってすぐに下がるような時にわざわざ買う必要はないですよね。

ただ、逆張り好きな日本人としては、そろそろエントリーしたくなる気持ちはわかります。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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