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【インフレ終了を知らせるCPI】米国株は年内どこまで上昇できるのか

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市場分析
こんなことがわかる記事

・7/12米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は3日連続の上昇となりました。

プレマーケットで消費者物価指数(CPI)の発表がありましたが、もはやアメリカのインフレは終わったと言ってもいいような数値が出てきました。

今年あと2回の利上げを言明したFRBですが、実際にどこかで利下げに転じるのかも知れませんね。

それでは7/12の米国市場を振り返り、【インフレ終了を知らせるCPI】米国株は年内どこまで上昇できるのかについて解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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7/12 米国市場の値動き

昨日の米国市場は3日連続の上昇となりました。

CPIの発表が大きく影響していますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

続伸した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろって上昇しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.74%
・ダウ…+0.25%
・NASDAQ…+1.15%

プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきましたが、その後利確によって下げました。

引けにかけてはナスダックは買い戻されましたが、ダウは利確売りが続くといった展開でした。

消費者物価指数(CPI)の発表によってインフレが終焉に向かっていることがわかり、投資家心理に楽観が広がったようです。

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またナスダックのターンね!

リッヒ
リッヒ

ハイパーグロース株はマチマチやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+0.93%
・COIN(コインベース)…▲3.59%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.09%
・DDOG(データドッグ)…+0.44%
・DOCS(ドキシミティ)…+3.0%
・MQ(マルケタ)…+0.97%
・U(ユニティ)…▲0.30%

長期金利(米10年債利回り)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.970から3.860に低下しました。

CPIの発表を前に高水準にまで上げていた長期金利ですが、インフレの低下を目の当たりにすると急激に低下していきました。

ここからさらに下げて3.7-3.8といったレンジに戻っていくと考えています。

リッヒ
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長期金利が安定すれば株式には追い風やな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることがわかります。

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AI関連銘柄が輝きはじめたわね!

GAFAM+TNの全ては上昇しており、特にAIとの関連性の高いMETA(メタ)とNVDA(エヌビディア)は大きく上昇しました。

ソフトウェアや半導体関連も同様に上昇していますね。

昨日大きく上昇した銘柄

・META(メタ)…+3.70%
・NVDA(エヌビディア)…+3.53%
・CRM(セールスフォース)…+2.76%
・INTU(イントゥイット)…+2.83%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+2.93%
・MPWR(モノリシックパワー)…+3.41%

一方で、ヘルスケアの保険関連企業には下落が目立ち、UNH(ユナイテッドヘルス)▲2.42%、EVL(エレバンスヘルス)▲4.78%、CI(シグナグループ)▲4.63%、HUM(ヒューマナ)▲2.78%と急落しています。

いよいよ今週末からは決算シーズンが本格化します。これからは企業業績が株価に大きな影響を与えると思われますので、個別株を保有している人はファンダのチェックもお願いします。

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個別企業の株価変動について
それぞれ理由が気になるわね!

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクター全てが上昇した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・素材…+2.13%
・通信…+1.51%
・公益事業…+1.5%
・情報技術…+1.24%
・一般消費財…+1.18%
・エネルギー…+0.89%
・金融…+0.89%
・不動産…+0.52%
・生活必需品…+0.41%
・ヘルスケア…+0.13%
・資本財…+0.07%

ここ1週間では素材セクターがもっとも優れたパフォーマンスを見せており、昨日も2%を超える上昇でした。

他にも4セクターが1%を超える上昇をしましたが、完全にリスクオン相場となりました。

一方で、やはり上昇相場においてディフェンシブセクターのパフォーマンスは鈍く、下位のセクターは今後も急激な上昇は見込めそうにありませんね。

リッヒ
リッヒ

まだAI関連セクターは強そうやな

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は上昇して、終値では4,472まで上げました。

3日連続の上昇となったS&P500ですが、再び年初来高値を更新しました。

すでに昨年4月につけた高値水準にまで上昇していますが、上場来高値の4,800までは7.5%ほどのところまで迫ってきました。

もはやインフレ率や政策金利は株価に織り込み済みだとすると、今後株価に最も影響を与えるのは企業業績だと考えています。

これから第2四半期の決算シーズンに突入しますが、予想以上に企業の業績が良かったなどのサプライズがあるようなら、今年のうちに4,800を突破してしまうかも知れません。

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期待買いの事実売りが怖いわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

米インフレ終了を知らせるCPI

6月の米消費者物価指数(CPI)の発表がありましたが、市場予想以上に低下したインフレ率はもはやインフレは終了したと宣言しても過言ではない水準にまで下げていました。

6月消費者物価指数(CPI)

【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…3.0%(予想…3.1%)
・前回…4.0%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.3%)
・前回…0.1%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…4.8%(予想…5.0%)
・前回…5.3%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.3%)
・前回…0.4%

FRBが重要視するコアCPIはまだ4.8%であることから、目標の2%とは程遠い水準だと考える人もいますが、コア指数に大きな影響を与えている住宅価格指数には大きな遅効性があります。

すでに住宅価格は大きく下落していることを鑑みると、実際のコアインフレ率は4.8%といった高い水準ではないとFRBも理解しているはずです。

特にコア指数の前月比が0.2%(細かくは0.16%)といった数値を見ると、12ヶ月に換算すれば1.92%となり目標の2%を下回ります。

FRBは単月での調査結果で判断するようなことはないと思いますが、来月のインフレ率も下げているようなら、これ以上の利上げはないのかも知れません。

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7月の利上げもわからなくなってきたわね!

ウォーレン上院議員が利上げに圧力

6月の消費者物価指数(CPI)の結果を受け、民主党のウォーレン上院議員はFRBに向けて利上げ停止を促しました。

同氏はテレビインタビューで『パウエル議長、首を縦に振りなさい。利上げは終了にしましょう。もう終わり』と述べていますが、大統領選挙を意識しはじめる政権からは大きな圧力がかかってくると予測されます。

米国の株式市場のサイクルとして『大統領選挙の前年は上昇する』ことが知られています。

これは根拠のないアノマリーではなく、選挙に向けて政治的にも景気刺激策が出されるからです。

バイデン大統領を中心に、株価が上昇するような政策を発表してくれることを期待したいところです。

リッヒ
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過度な期待は危険やで

ブレイナード委員長リセッションないとアピール

米国家経済会議のブレイナード委員長(元FRB副議長)は、米経済はリセッションに陥ることなく実際には堅調だとということを強調しました。

2024年には大統領選を控えていますから、バイデン政権からはアピールを狙った発言が相次いでいますが、インフレの低下も堅調な経済もバイデン政権の手柄だと主張していますね。

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実際には企業決算を確認よ!

7月の注目イベントについて

7月も重要な経済指標の発表がありますので、スケジュールを確認しておきましょう。

7月の注目イベント

・7/13 生産者物価指数(PPI)
・7/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・7/18 小売売上高
・7/20 フィラデルフィア連銀景気指数
・7/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/25~26 FOMC
・7/28 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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経済指標を確認するのに
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まとめ

【インフレ終了を知らせるCPI】米国株は年内どこまで上昇できるのかをまとめます。

まとめ

【7/12の米国市場の値動き】
・S&P500…+0.74%
・ダウ…+0.25%
・NASDAQ…+1.15%
・長期金利は3.860に急落
【経済トピックス】
・米インフレ終了を知らせるCPI
・ウォーレン上院議員が利上げに圧力
・ブレイナード委員長リセッションないとアピール

昨日の米国市場は3日連続の上昇となりましたが、すでに先週の下げ幅を回復させました。

およそ2年前のインフレ率にまで低下した米国の物価ですが、今後も利上げを続けるのかに焦点が集まります。

年内に2回の利上げを発表したFRBですが、そのカードを切ることはないのかも知れません。

後出しジャンケンの得意なFRBですから、今後の経済指標を見てから決めるのでしょうが7月FOMCにも注目ですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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