昨日の米国市場はナスダックを中心に反発しました。
イランとイスラエルが攻撃停止を発表したことで、中東における緊張緩和が市場の追い風となりました。
一方で、先週末の雇用統計で利上げ観測が高まったことについては、10日発表の消費者物価指数(CPI)に注目されそうです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
6/8 米国市場の値動き
昨日の米国市場はナスダックを中心に反発しました。
中東両国の攻撃停止が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.30%
・ダウ平均 …▲0.16%
・NASDAQ100…+1.58%

なんとか反発できたわね!
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.568%に上昇しました。
為替(ドル円)
為替は1ドル160円173銭とわずかに円高に戻しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄のほうが多かったように見えます。

半導体が大反発ね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。TSLA▲6.56%、NVDA▲6.20%が大きく上げていますが、META▲5.51%、AMZN▲3.06%と大きく下げています。
先週末に大道楽した分、半導体が買い戻されています。
・INTC(インテル)…+11.19%
・MU(マイクロン)…+9.87%
・KLAC(ケーエルエー)…+9.27%
・AMAT(アプライド・マテリアルズ)…+8.64%
・LRCX(ラムリサーチ)…+6.98%
・COHR(コヒレント)…+6.62%
・FDXF(フェデックス)…+6.51%
・COIN(コインベース)…+6.37%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+1.68%
・エネルギー…+0.94%
・一般消費財…+0.49%
・生活必需品…▲0.18%
・資本財 …▲0.21%
・金融 …▲0.34%
・ヘルスケア…▲0.51%
・素材 …▲0.67%
・通信 …▲0.91%
・不動産 …▲1.29%
・公益事業 …▲1.70%
情報技術が戻していますが、上げ幅は金曜日の下げの三分の一以下。
一方で、多くのセクターが売られており、公益事業や不動産は1%を超える下げ。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.30%上昇して、終値では7,405に上げました。
先週末には大きく下落していたS&P500ですが、昨日はわずかに反発しました。
とはいえ、上ヒゲを付けた陰線で引けていることから、まだ売り圧力が残っていることが示されています。
もしこれが調整のはじまりだとしたら、次の材料は10日に発表される消費者物価指数(CPI)になるのかも知れません。

何とか反発しているわね!
FEAR&GREEDインデックスは42から40に下げ、FEARを深めました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
イスラエルとイランが攻撃停止を表明
イランとイスラエルはトランプ大統領が両国に対し直ちに砲撃を停止するよう求めたことを受け、相互への攻撃を停止したと明らかにしました。
ただ、イランはイスラエルがレバノンでヒズボラに対する攻撃を続ければ、攻撃を再開すると警告しています。
先週終決目前との意見もある中で、ミサイル1発でこの脆弱な一時停戦は崩れる可能性もあります。

一時的な感じがするわね!
イラン戦争再開なら孤立するとイスラエル首相に警告
トランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相に対し、再度イランとの戦争に踏み切れば「孤立無援」になる可能性があると警告しました。
イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したことに対しても、反撃しないよう自制を求める考えを示していました。
これがホントに最後通告であれば、次にイスラエルが報復するようなことがあれば米国は同国を見捨てることになります。

ホンマかどうか怪しいものやな
MSCIが大型IPOの早期指数採用ルール確認
指数算出会社MSCIは、大型の新規株式公開(IPO)銘柄を「グローバル・スタンダード指数」に早期採用する既存ルールを適用することを確認しました。
これによりスペースXをはじめアンソロピックとOpenAIについても、早期に指数組み入れられる道が開かれる公算が大きくなりました。
今回のスペースXのIPOが、今後の大型IPOのひとつの道しるべとなりそうですね。

ウォール街も大注目ね!
6月の注目イベントについて
6月になりましたので、重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*6/10 消費者物価指数(CPI)
・6/11 生産者物価指数(PPI)
・6/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*6/16~17 FOMC
・6/17 小売売上高
・6/25 PCEデフレーター
・6/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/30シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
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【6/8 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.30%
・ダウ平均 …▲0.16%
・NASDAQ100…+1.58%
【経済トピックス】
・イスラエルとイランが攻撃停止を表明
・イラン戦争再開なら孤立するとイスラエル首相に警告
・MSCIが大型IPOの早期指数採用ルール確認
昨日の米国市場はナスダックを中心に反発しました。
イランとイスラエルが攻撃停止を発表したことで、中東の緊張が緩和されたことが追い風となったようです。
一方で、両国の一部では攻撃を止めるべきではないといった意見も多く見られ、このまま戦争の終結につながるとは思えない状況です。
また、先週末の暴落は利下げ観測が後退したことによるものでしたが、10日には消費者物価指数の発表もあります。
雇用がこれだけ強い状態でいよいよインフレが高まるようだと、市場には更なる売り圧力となりそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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