昨日の米国市場はS&P500とナスダックが続落。
バリュエーションに対する懸念がくすぶる中、ハイテク株の売りが広がったようです。
一方で、ダウは反発。原油価格の低下が航空株などの追い風になりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
6/24 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
アフターにはマイクロンの決算発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.10%
・ダウ平均 …+0.35%
・Nasdaq100…▲0.43%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.398%に急落しました。
為替(ドル円)
為替は1ドル161円777銭とドル高が止まりません。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、バリュー株が強かったことが分かります。

マグニフィセント7は6銘柄が下落。MSFT▲2.27%、TSLA▲1.59%と大きく下げています。
前日に続けてバリュー株が買われた1日となりました。
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…+11.31%
・IQV(アイキューヴィア)…+8.37%
・CRL(チャールス・リバー)…+8.31%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ…+7.40%
・BKNG(ブッキング・ホールディングス)…+7.29%
・PHM(パルト)…+7.24%
・SWK(スタンレー・ブラック・アンド・デッカー)…+6.98%
・EXPE(エクスペディア)…+6.97%
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+0.96%
・公益事業 …+0.86%
・一般消費財…+0.73%
・生活必需品…+0.58%
・資本財 …+0.55%
・不動産 …▲0.02%
・情報技術 …▲0.51%
・通信 …▲0.59%
・金融 …▲0.62%
・素材 …▲1.44%
・エネルギー…▲2.18%
ヘルスケアや公益事業、生活必需品といったディフェンシブセクターが買われています。
一方で、原油価格の下落によりエネルギーが大きく売られています。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.10%下落して、終値では7,358に下げました。
前日にも急落していたS&P500ですが、昨日も売られて5月初旬の水準にまで下げています。
ローソク足も前日と同様に長い上ヒゲを付けて陰線で引けています。
何とか50日移動平均線で支えられていますが、これを下に抜けてしまうとサポートラインがない状況です。
ただし、アフターで決算発表のあったマイクロンが爆上げしていますので、明日は反発が期待されています。
FEAR&GREEDインデックスは28から26に下げ、ギリギリEXTREME FEAR寄りのFEARとなりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
マイクロン決算発表で時間外株価爆上げ
アフターマーケットで決算発表のあったMU(マイクロン)の売上高見通しが、市場予想を上回ったことで時間外で株価が爆上げしています。

高帯域幅メモリーチップの需要が生産能力を大きく上回っており、今後数年にわたり需要超過が続くとみられています。
年初来で+300%も急騰しているマイクロンですが、どこまで株価を伸ばすんでしょうかね。
ホルムズ海峡の原油輸送が戦争前の水準に回復
米エネルギー長官によると、ホルムズ海峡を通過する原油輸送量がイラン戦争開戦前とほぼ同じ水準に戻っているとのこと。
ただ、通常の航行再開は機雷により遅れる可能性があるようです。
ホルムズ海峡の開放により原油価格が急落していますが、一度上がってしまった物価が戻るのにはかなりの時間がかかりそうですね。
トランプ大統領ガソリン価格ぼったくりと非難
トランプ大統領はガソリン価格を巡り司法省に指示した石油会社への調査について、対象企業としてエクソンモービルとシェブロンを名指ししました。
原油価格の下落に見合うガソリン小売価格の引き下げを行っていないとして、ぼったくりと非難しています。
両社を含む石油生産業者を代表する業界団体は、ガソリン価格は原油価格と厳密に連動するわけではないと弁明しています。
6月の注目イベントについて
6月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/25 PCEデフレーター
・6/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/30シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
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【6/24 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.10%
・ダウ平均 …+0.35%
・Nasdaq100…▲0.43%
【経済トピックス】
・マイクロン決算発表で時間外株価爆上げ
・ホルムズ海峡の原油輸送が戦争前の水準に回復
・トランプ大統領ガソリン価格ぼったくりと非難
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
前日からの流れを引き継いだ形となりましたが、ハイパースケーラーにとっては厳しい相場が続きます。
戦争は終結に向かいホルムズ海峡も解放されたと言えども、政策金利が引き上げられるようなことがあれば、ハイテク株には逆風になります。
今後の株式相場は、利上げ予想がどうなるかが1番注目されそうです。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。


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