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【予想外に雇用者数減の雇用統計】利上げに疑問符で株価上昇

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市場分析

昨日の米国市場は3指数そろって上昇。S&P500は最高値を更新しています。

発表された雇用統計では予想外に雇用者数が減少していたことで、FRBが利上げを躊躇する可能性が出てきました。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
リッヒ

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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8/7 米国市場の値動き

昨日の米国市場は上昇しました。

雇用統計が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

・S&P500   …+0.62%
・ダウ平均  …+0.28%
・Nasdaq100…+1.19%

FEAR&GREEDインデックスは60から64に上げGREEDを深めました。

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.649%に低下しました。

為替(ドル円)

為替は1ドル157円760銭と円高に戻されました。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄の方が多かったことがわかります。

マグニフィセント7は6銘柄が上昇。TSLA+2.83%、NVDA+2.27%と大きく上げている一方で、GOOGLが▲0.96%と下げています。

半導体やソフトウェアには大きな買いが入ったようです。

・ABNB(エアビーアンドビー)…+17.43%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…+13.89%
・COHR(コヒレント)…+13.44%
・PLTR(パランティア)…+10.32%
・MRNA(モデルナ)…+9.86%
・AXON(アクソン)…+9.29%
・HONA(ハネウェル・エアロスペース)…+7.69%
・NEM(ニューモント)…+7.16%

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇3セクターが下落した1日となりました。

・素材   …+2.71%
・資本財  …+1.89%
・一般消費財…+1.35%
・情報技術 …+1.22%

・ヘルスケア…+1.14%
・不動産  …+0.55%

・公益事業 …+0.54%
・生活必需品…+0.10%
・金融   …▲0.16%
・通信   …▲0.23%

・エネルギー…▲1.09%

素材や資本財が大きく上げています。他にも5セクターが1%を超える大きな上げ。

一方で、エネルギーが反落しています。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+0.62%上昇して、終値では7,757に上げました。

2日続落していたS&P500ですが、3日ぶりの反発で今年24回目の高値更新となりました。

8月に入り5日で+3.54%と好調な相場が続きますが、年初来でも+13.32%と大きく上げています。

少し50日移動平均線から乖離しましたので、そろそろ反落があるのかも知れません。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

2.3万人減となった7月の雇用統計

昨日発表された7月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は2.3万人減少と予想の8万人増を大幅に下回りました。また、6月の5.7万人増は2万人増に大幅修正。

失業率は4.1%で6月の4.2%からは低下しましたが、​労働参​加率が⁠さらに低下したことが要因。

reuters.com

これは利上げに踏み切りたいFRBとしては、いささか厳しい雇用状況と言えそうです。

7月雇用統計は労働市場の現状反映

リッチモンド連銀のバーキン総裁は、7月の雇用統計を受けて『労働市場は緩んでいるわけでもひっぱくしているわけでもない』と語りました。

また、‌賃⁠金インフレは現時点で起きているとは考えていないとし、労働市場の健全性を測る最良の指標は失業率だとの見解を示しています。

reuters.com

雇用が最良と考えるのであれば、あまり利上げしたい状況とは言えそうにありませんね。

ホルムズ海峡巡る協議に進展

ホルムズ海峡を巡るイラン‌とオマーンの協議に進展があり、近く海峡が再開される可能性​があるとのこと。

米政府は​海峡を挟んで位置する両国⁠の間で近く合意が成立し、​通常の原油輸送が再開されると​見込んでいるようです。

reuters.com

戦争終結の糸口になるといいですね。

8月の注目イベントについて

今週からは8月になりましたので、重要な経済指標スケジュールも確認しておきましょう。

【8月の注目イベント】
*8/12 消費者物価指数(CPI)
・8/13 生産者物価指数(PPI)
・8/14 小売売上高
・8/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・8/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・8/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/26 PCEデフレーター
・8/28シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
*8/27~29 ジャクソンホール会合

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね

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まとめ

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【8/7 米国市場の値動き】
S&P500   …+0.62%
・ダウ平均  …+0.28%
・Nasdaq100…+1.19%

【経済トピックス】
・2.3万人減となった7月の雇用統計
・7月雇用統計は労働市場の現状反映

・ホルムズ海峡めぐる協議に進展

昨日の米国市場は上昇してS&P500は高値を更新しました。

発表された7月の雇用統計では予想外に雇用者数が減少していたことで、FRBによる利上げ観測はわずかに後退したようです。

今のところインフレ圧力の高まりはそこまで感じていませんが、原油価格の高止まりともなればジワジワと物価上昇につながってくるはずです。

まずはホルムズ海峡の開放が株価上昇への糸口になりそうですね。

投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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