昨日の米国市場は4日ぶりの上昇となりました。
発表されたインフレ指標は予想通りとなりましたが、個人支出が米経済を支えていることがわかりました。
これで3日間警戒されていた相場も警戒が解かれたかもしれません。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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昨日の米国市場は上昇しました。
インフレ指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.59%
・ダウ平均 …+0.65%
・NASDAQ100…+0.44%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると一旦上昇した後に売り戻されました。
その後は買い戻されると、引けにかけてもわずかに上げていきました。

4日ぶりの上昇で安心したわ!

ハイパーグロース株はまずまずやな
・AFRM(アファーム) …▲2.45%
・COIN(コインベース) …+1.92%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.76%
・DDOG(データドッグ) …+1.81%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.03%
・MQ(マルケタ) …+0.19%
・U(ユニティ) …+1.54%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.172から4.174に上昇しました。
ドル円は急激にドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇したことがわかります。

インテルが強すぎるわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落。TSLAが+4.02%と上昇していますが、他は限定的。
相場全体が好調でしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・EA(エレクトロニック・アーツ)…+14.87%
・PCAR(パッカー)…+5.16%
・CDW(CDW)…+4.71%
・APP(アップラビン)…+4.68%
・LW(ラム・ウェストン)…+4.52%
・TTWO(テイクツー・インタラクティブ)…+4.49%
・INTC(インテル)…+4.44%
・ALB(アルビマール)…+3.85%
一方で、わずかですが大きく下げた銘柄もありました。
・COST(コストコ)…▲2.90%
・ORCL(オラクル)…▲2.70%
・EBAY(イーベイ)…▲2.12%
・FICO(フェアアイザック)…▲1.91%
・DXCM(デクスコム)…▲1.76%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは久しぶりに11セクターすべてが上昇した1日となりました。

・公益事業 …+1.41%
・一般消費財…+1.04%
・ヘルスケア…+1.01%
・素材 …+0.93%
・不動産 …+0.91%
・資本財 …+0.85%
・エネルギー…+0.67%
・金融 …+0.67%
・通信 …+0.30%
・情報技術 …+0.12%
・生活必需品…+0.02%
公益事業や一般消費財が買われた1日でした。
一方で、情報技術の上昇は限定的で、ナスダック市場の足枷となったようです。
また、生活必需品もイマイチで、直近1ヶ月でもワーストパフォーマンスとなっています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.50%上昇して、終値では6,604に上げました。
3日連続で下落していたS&P500ですが、昨日は上昇して4日ぶりに反転しました。
下落が続いていたので、このまま悪い流れで10月に突入すると年末までの相場が心配だと考えていましたが、なんとか耐えてくれて一安心ですね。

この辺で食い止めて欲しいわ!
FEAR&GREEDインデックスは52から54に上げましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
個人支出が経済を支える8月のPCEデフレータ
昨日発表された8月のPCEデフレータでは、消費支出が市場予想を上回り米経済をけん引していることが示されました。
コア(前年比)
結果…2.9%(予想…2.9%)
前回…2.9%
(前月比)
結果…0.2%(予想…0.2%)
前回…0.3%
総合(前年比)
結果…2.7%(予想…2.7%)
前回…2.6%
(前月比)
結果…0.3%(予想…0.3%)
前回…0.2%
個人支出(前月比)
結果…0.6%増(予想…0.5%増)
前回…0.5%増
個人所得(前月比)
結果…0.4%増(予想…0.3%増)
前回…0.4%増
消費支出の力強い伸びが続いていることで米経済が支えられていますが、これも失業率が上がってしまうと崩れ落ちそうですね。

労働市場次第ね!
インフレも失業率も悪化のリスクは限定的
リッチモンド連銀のバーキン総裁は、失業率とインフレがいずれもFRBの目標から離れているものの、双方がさらに悪化するリスクは限定的との見方を示しました。
同氏は『着陸に向けてインフレと失業のバランスを取ろうとしている』と述べています。
バーキン総裁はFOMCの投票権を持っていませんが、FRB内部でも利下げか据え置きか意見が割れているようです。

バランスは難しそうやな
米政府がTikTokの評価額を不自然な過小評価
米政府はTikTokの米国事業の評価額を140億ドルとしましたが、これまでの400億ドル近くとの予測を大きく下回りました。
これにはバイトダンスの既存投資家にとっては、侮辱とも言える金額と言えそうです。
最終的な金額は買い手が決めることになりますが、買収手続きは120日以内に完了しなければならないとしています。

ホントに中国が認めるのかしら!
9月の注目イベントについて
今月も残りわずかですが、経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【9/26 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.59%
・ダウ平均 …+0.65%
・NASDAQ100…+0.44%
【経済トピックス】
・個人支出が経済を支える8月のPCEデフレータ
・インフレも失業率も悪化のリスクは限定的
・米政府がTikTokの評価額を不自然な過小評価
昨日の米国市場は4日ぶりに上昇しました。
このまま調整局面を迎えるのかも考えられましたが、一旦の踊り場をつくることができました。
とはいえ、この先も好材料が続くとは思えない状況ですので、そろそろ楽観一色の考えは捨てた方が良さそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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