昨日の米国市場は前日に続けて下落しました。
ジャクソンホール会合を前に材料待ちといったところでしょうか。
不安から売る投資家もいるようですが、下げたら買い支えられる底力も残っているようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
クリックでランキングの応援してください!
ランキング押し上げて欲しいです。

Xの相互フォロー待ってるわ!
Follow @RamTky8/20 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き
・S&P500 …▲0.24%
・ダウ平均 …+0.04%
・NASDAQ100…▲0.58%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとダウが上昇する中でS&P500とナスダックは下落していきました。
その後は3指数ともに下落と上昇をくり返しますが、引けにかけては下げ幅を縮小していきました。

まだ方向感がつかめないわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲1.19%
・COIN(コインベース) …+0.77%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.14%
・DDOG(データドッグ) …▲0.41%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.18%
・MQ(マルケタ) …▲1.48%
・U(ユニティ) …▲3.73%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.310から4.295に低下しました。
為替はヨコヨコが続いています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、連日でメガテックが下げていることがわかります。

大型株が弱いわね!

マグニフィセント7はすべてが下落。AAPLが▲1.97%、AMANが▲1.84%、TSLAが▲1.64%と大きく下げています。
ハイテク株以外には大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・ADI(アナログ・デバイセズ)…+6.26%
・MCK(マケッソン)…+3.85%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+3.71%
・MDT(メドトロニック)…+3.69%
・FDS(ファクトセット)…+3.62%
・REGN(リジェネロン)…+3.36%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…+3.17%
・BG(ブンゲ・グローバル)…+3.13%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・INTC(インテル)…▲6.99%
・TGT(ターゲット)…▲6.33%
・DELL(デル)…▲4.97%
・GNRC(ジェネラック)…▲4.74%
・LII(レノックス)…▲3.98%
・MU(マイクロン)…▲3.97%
・BLDR(ビルダーズ)…▲3.91%
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、4セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+0.97%
・エネルギー…+0.85%
・ヘルスケア…+0.54%
・金融 …+0.50%
・不動産 …+0.25%
・公益事業 …+0.20%
・素材 …+0.05%
・資本財 …▲0.24%
・通信 …▲0.50%
・情報技術 …▲0.73%
・一般消費財…▲1.00%
生活必需品やヘルスケアなどのディフェンシブセクターが買われた1日となりました。
一方で、一般消費財や情報技術、通信といった大型ハイテク株を含んだセクターが売られています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.24%下落して、終値では6,395に下げました。
先週の高値更新から下落が続くS&P500ですが、昨日もわずかに上昇したことで4日連続の下落となりました。
陰線で引けているものの長い下ヒゲを付けていますので、売られたら買われる圧力は残っているようです。
とはいえ、8月のプラスはほとんど吐き出してしまいましたから、そろそろ上昇に転じて欲しいところですね。

健全な調整と言えそうね!
FEAR&GREEDインデックスは60から56に下げNUETRAL寄りのGREEDとなりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ジャクソンホール会合パウエル議長を援護
ワイオミング州で行われるジャクソンホール会合では、各国の中銀当局者はパウエルFRB議長を援護する決意で一堂に会します。
トランプ大統領からの圧力を受けている議長ですが、中央銀行の独立性を損なう不安が高まっっています。
雇用やインフレ率を考慮するとまだ利下げをする段階ではないとも思えますが、『年内の利下げは考えていない』などとタカ派発言があると株価は急落するかも知れませんね。

曖昧な発言しかないはずよ!
トランプからの辞任要求を拒むFRBクック理事
トランプ大統領に辞任を要求されていたクックFRB理事ですが、「辞任を強要されるつもりはない」と表明しています。
同氏は住宅ローン詐欺の疑いをかけられていますが、刑事告発はされていません。
大統領は少しでも自分のいうことを聞くメンバーを増やしたいようで必至ですね。

まったくワガママすぎる大人やな
パランティア6日続落で空売り16億ドル
パランティア・テクノロジーズは6日連続の下落により時価総額730億ドルが吹き飛んでいます。
空売りは16億ドルのまで膨らんでおり、8/12につけた高値からは▲17%もの急落をしています。
それでもまだ年初来リターンは100%を超えていますので、投資家の握力が試される場面ですね。

ここ屋はもう降りたわ!
8月の注目イベントについて
8月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【8/20 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.24%
・ダウ平均 …+0.04%
・NASDAQ100…▲0.58%
【経済トピックス】
・ジャクソンホール会合パウエル議長を援護
・トランプからの辞任要求を拒むFRBクック理事
・パランティア6日続落で空売り16億ドル
昨日の米国市場は前日に続けて下落しました。
ジャクソンホール会合を前に、材料待ちといったところでしょうか。
現在のような雇用とインフレ率では利下げに対して積極的な意見が出るとは考えにくい状況ですが、場合によっては急落相場がはじまってしまうかも知れません。
もう少しでインフレの終焉を迎えるところまで耐えてきたというのに、関税によって物価を押し上げられてはたまりませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典』がもらえるURLです。

コメント