昨日の米国市場は下落しました。
今夜発表の消費者物価指数(CPI)を前に、多くの投資家は買い控えたようです。
中国との関税休戦が90日延期されたことも、好材料にはならなかったようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky8/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
中国との関税休戦が延期されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.25%
・ダウ平均 …▲0.45%
・NASDAQ100…▲0.36%
プレマーケットでは値動きのなかった相場は、マーケットがオープンするとS&P500とナスダックは上昇するもダウは下落していきました。
その後は少し下げた後に買い戻されていきましたが、引けにかけては売り込まれていきました。

残念な週明けになったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.88%
・COIN(コインベース) …+2.92%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.46%
・DDOG(データドッグ) …▲1.59%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲7.13%
・MQ(マルケタ) …▲2.15%
・U(ユニティ) …▲0.18%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.285から4.279に低下しました。
為替はもう一度円安に向かいそうです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落したことが分かります。

TSLAが光ってるわね!

マグニフィセント7は1銘柄のみが上昇、6銘柄が下落しました。TSLAが+2.85%と上げましたが、AAPLが▲0.95%と下げています。
上げた銘柄はそれほど多くはありませんでしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・TKO(TKOグループ)…+10.23%
・ALB(アルビマール)…+7.00%
・EA(エレクトリック・アーツ)…+5.05%
・MU(マイクロン)…+4.05%
・INTC(インテル)…+3.51%
・COIN(コインベース)…+2.92%
・EIX(エジソン・インターナショナル)…+2.75%
・TTWO(テイクツー・インタラクティブ)…+2.44%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・INTU(インテュイット)…▲5.73%
・HSY(ハーシー)…▲4.80%
・EPAM(エーピーエーエム・システムズ)…▲3.92%
・PAYC(ペイコム)…▲3.83%
・WDAY(ワークデイ)…▲3.77%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…▲3.71%
・FANG(ダイアモンドバック・エナジー)…▲3.65%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+0.14%
・ヘルスケア…+0.05%
・一般消費財…+0.01%
・通信 …±0%
・金融 …▲0.05%
・資本財 …▲0.27%
・公益事業 …▲0.31%
・素材 …▲0.38%
・情報技術 …▲0.52%
・不動産 …▲0.61%
・エネルギー…▲0.71%
生活必需品やヘルスケア、一般消費財がかろうじてプラスでしたが、一部の上昇銘柄にけん引されただけで強いセクターはありませんでした。
一方で、エネルギーは弱い相場が続いていますが、原油価格の低迷が大きく影響されているようです。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.25%下落して、終値では6,373に下げました。
先週は続伸していたS&P500ですが、昨日はわずかに反落しました。
日中に上昇していた際には6,400を超える場面もあり高値更新の期待がかかりましたが、上ヒゲを付けて陰線で引けています。
先週からの上昇では陰線と陽線が交互で出現していますので、明日は陽線が現れて欲しいですね。

強いサマーラリー希望よ!
FEAR&GREEDインデックスは59から58に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
NVDAとAMD中国売り上げの15%を政府に
半導体大手のエヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズは、中国へのAI半導体販売による収入の15%を米政府に支払うことで合意しました。
今回のような合意は限定的かつ選別的な関税で、近代の企業史において前例がないとのこと。
この報道を受けて両社の株価はプレマーケットで売られていましたが、場中で買い戻されています。

不確実性が解消したわね!
中国との関税休戦90日延長
トランプ大統領は中国との貿易交渉を90日間延長することを明らかにしました。
これでは交渉が先送りになっただけで、懸念材料が減ったワケではないようです。
関税が145%になるとは考えにくいですが、現状の妥協案より上がるようなことがあると、市場には悲観が拡がるかも知れません。

30%は下回って欲しいな
次期FRB議長候補の人選拡がる
来年に任期満了を迎えるFRB議長の後任候補に、現FRBのメンバー3人が加わりました。
ボウマン副議長、ジェファーソン副議長、ダラス連銀のローガン総裁が検討されていることが明らかになりました。
ベッセント財務長官が選考を主導していますが、今後追加の候補者との面談を行う予定とのこと。

秋には決まるみたいだわ!
8月の注目イベントについて
8月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*8/12 消費者物価指数(CPI)
・8/14 生産者物価指数(PPI)
・8/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・8/15 小売売上高
・8/15 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【8/11 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.25%
・ダウ平均 …▲0.45%
・NASDAQ100…▲0.36%
【経済トピックス】
・NVDAとAMD中国売り上げの15%を政府に
・中国との関税休戦90日延長
・次期FRB議長候補の人選拡がる
昨日の米国市場は下落しました。
高値更新の期待が高まっていた週明けのS&P500でしたが、後半には大きく失速してしまいました。
先週には楽観が拡がっていた市場ですが、今夜のCPIには警戒しているようです。
今後爆上げするような要素は見当たりませんが、何かで爆下げする要素はたくさんありそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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