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米国株復活!『1分でわかるFOMC』あなたの運命を握っている人は誰?

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市場分析
こんなことがわかる記事

・今年2回目のFOMCの結果
・パウエル議長が記者会見で答えたこと
・2022年米国市場の成長性
・インフレがいつごろ鎮静化するのか

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こんにちは!
株価上昇に浮かれる『ここ屋』よ!

3/15,16で開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)では、現在の社会経済の状況と今後の経済政策について議論され、その後FRB議長であるパウエル氏の記者会見で相場は大きく上下しました。

最終的には株価は回復し、今回のFOMCは無事に通過したことになりました。

FOMCでは何が決定され、パウェル議長は何を発信したのかを手短に解説していきます。

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思いの他『タカ派』だったFOMC

出典:Bloomberg

FOMCは概ね予想通りだったわりに、思いの他『タカ派』意見が増えた気がします。

昨日のマーケットの値動きとともに、FOMCのプレスリリースとパウエル議長の記者会見について確認していきます。

プレスリリースで下落するもパウェル議長が株価を救う

3/16にFOMCのプレスリリースが発表(2:00~2:30)されると、株価は大きく下落していきました。

その後、パウエル議長の記者会見によって、株価は急激に反発しS&P500は+2.24%と大きく上昇して引けました。

それでは、FOMCのプレスリリースはどんなもので、パウエル議長の記者会見では何が発表されたのかを見ていきます。

今回の利上げは25bp今年

注目されていたFFレートの引き上げは、おおかたの予想通り25bpだったため市場に安堵が広がりました。

bp(ベーシスポイント)とは

1bpは0.01%のこと。25bpの利上げとは政策金利を0.25%を引き上げることになります。

しかし、今年の利上げペースが発表されると、予想よりタカ派だったことから株価は大きく下げていきました。

出典:Bloomberg

上のグラフ(ドットプロット)で分かるように、2022年の政策金利の中央値は1.9%です。

ドットプロットとは

FOMCメンバーの利上げ予想をグラフ化したもので、ドットの数がメンバーの人数を表しています。

これは、残り6回のFOMCで6回の利上げを実施するといった、金融引き締めの加速が発表されたということです。

また、2023年の利上げ予想は3回となり2024年までの金利は2.8%を目指す展開ですが、Longer Term(長期)では2.4%です。

長期的にはどこかで利下げを行わなければならないといった予想がされており、このことから数年後までにリセッションが起こることも示唆されています。

米GDP予想引き下げるも経済は強い

その他、FOMCでは米GDPが引き下げられたことも発表されています。

これまでの2022年の年末予想が4.0%から2.8%に引き下げらたことで、米経済が弱くなることが懸念されました。

とはいえ、長期的なGDP目標は1.8%であることを考慮すると、米国経済はまだまだ強い状況にあると思います。

このことについては、パウエル議長も記者会見で強調していました。

雇用の安定はすでに達成済

すでに雇用統計でも発表されてきましたが、米国における現在の失業率は3.5%です。

FRBの目標が4.0%ですから、すでに雇用の安定は達成されていると言えそうです。

『雇用が安定しているうちは米経済は崩れない!』『だから利上げを強行してもリセッションは起きない!』

現在のFRBはこのような姿勢で利上げに強硬姿勢を見せているようです。

バランスシートの縮小時期については未定

パウェル議長は記者会見で、バランスシートの縮小について質問されていました。

『QT(バランスシートの縮小)はいつ開始されますか?』

しかし、これには『いつから』といった明確に返答することなく、『利上げと同時にバランスシートの縮小を行っていく』とコメントするにとどめました。

パウエル議長の記者会見での発言

その他、パウエル議長の記者会見での発言について簡単にまとめました。

パウエル議長の記者会見

・ウクライナ戦争が米経済に与える影響は極めて不透明
・FOMCは雇用とインフレの目標達成に固執する
・金利の引き上げは将来的に妥当である
・労働需要は極めて高く市場は引き続き堅調
・インフレは目標の2%を大きく上回っているがいずれ終息する
・FOMCは物価の安定を回復させる決意がある
・リセッションの可能性は極めて低い
・米経済は金融引き締めに耐えゆるだけの基盤がある

あなたの資産はパウエル議長に握られている

ウクライナ情勢やなんやで株価を大きく下げてきた米国市場ですが、やはりメインシナリオは『インフレ』『利上げ』『バランスシートの縮小』といったところです。

特に、今回のFOMCでは利上げペースとバランスシートの縮小について注目が集まっていましたが、プレスリリースでズドーンと落ちかけた株価をパウェル議長が救ったと言っても過言ではありません。

米国市場に資産形成を委ねている『あなたも私も』、パウェル議長に運命を握られているようです。

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米国株復活!『1分でわかるFOMC』あなたの運命を握っている人は誰?まとめ

米国株復活!『1分でわかるFOMC』あなたの運命を握っている人は誰?をまとめます。

まとめ

今回のFOMCで決まったこと
・3月の利上げは0.25%
・年内に7回の利上げの可能性
・バランスシートの縮小についても開始される

甚だ簡単ですが、今回のFOMCも無事に通過して株価も大きく反発できて良かったです。

早くウクライナ情勢も鎮静化してくれることを願うばかりですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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