昨日の米国市場は前日に続けて下落しました。
トランプ大統領が次期FRB議長にケビン・ウォーシュ元FRB理事を指名すると明らかにしましたが、市場は好感しなかったようです。
また、企業決算も本格化していますが、ハイテクは売られバリューが買われた1日となりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
1/30 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
次期FRB議長が選出されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.43%
・ダウ平均 …▲0.36%
・NASDAQ100…▲1.28%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
その後はリバウンドする場面もありましたが、ナスダックだけは買い戻されることはありませんでした。

ハイテクが売られたわね!
週間ベースで見るとS&P500は+0.34%上昇しましたが、ダウは▲0.42%、NASDAQ100は▲0.21%の下落となりました。

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲3.98%
・COIN(コインベース) …▲2.23%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.72%
・DDOG(データドッグ) …+0.89%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲3.00%
・MQ(マルケタ) …▲0.96%
・U(ユニティ) …▲24.22%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.267から4.239に下げました。
為替は1ドル154円75銭と急激にドル高に戻しています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったように見えます。

半導体がボコボコね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。TSLAが+3.33%と大きく上げていますが、METAが▲2.95%と大きく下げています。
半導体関連が大きく売られていますが、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・DECK(デッカーズ)…+19.46%
・VZ(ベライゾン)…+11.83%
・CHTR(チャーターコミュニケーションズ)…+7.62%
・SNDK(サンディスク)…+6.85%
・ADP(エアープロダクツ)…+6.44%
・CL(コルゲート)…+5.92%
・CHD(チャーチ・アンド・ドワイト)…+4.67%
・SYK(ストライカー)…+4.31%
好決算を発表した銘柄は下落相場でも爆上げしています。
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・APP(アップラビン)…▲16.89%
・KLAC(KLA)…▲15.24%
・NEM(ニューモント)…▲11.49%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…▲10.12%
・STX(シーゲイト)…▲8.71%
・TTWO(テイクツー)…▲7.93%
・FCX(フリーポートマクモラン)…▲7.52%
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+1.19%
・ヘルスケア…+0.23%
・エネルギー…▲0.12%
・不動産 …▲0.19%
・一般消費財…▲0.32%
・公益事業 …▲0.43%
・資本財 …▲0.68%
・通信 …▲0.73%
・金融 …▲0.78%
・情報技術 …▲1.50%
・素材 …▲5.87%
珍しく生活必需品が大きく上げています。ヘルスケアも久しぶりのプラスとなりディフェンシブセクターが主力となった1日でした。
一方で、素材が5%を超える暴落。ゴールド、シルバーのバブルがはじけ、素材の上昇トレンドが明確に終わった瞬間でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.43%下落して、終値では6,939に下げました。
今週の火曜日には高値を更新していたS&P500ですが、その後は昨日も含めて3日連続の下落となりました。
1月は+1.37%の上昇と上げ幅を縮小しましたが、2026年もまずまずのスタートを切ったと言えそうです。
昨日の下落も前日に続けて長い下ヒゲを付けた陽線で引けていますので、下げ相場でも買い支えは残っていると見て良さそうです。

2月も上げて欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは62から58へ下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
次期FRB議長にウォーシュ元FRB理事を指名
トランプ大統領は次期FRB議長にウォーシュ元FRB理事を指名することをSNSに投稿しました。
大統領はウォーシュ氏に対して『自分は長年知っている。彼がFRB議長の中でも偉大な人物となることに疑いはない。歴代最高の議長になるかもしれない』と称賛しています。
ウォーシュ氏(55)は2006-11年にFRB理事を務めており、過去にはトランプ氏の経済政策の助言役も担っています。
トランプ1.0の時はウォーシュ氏をFRB議長選任は見送り、パウエル議長を選んだようですが、それにしてもウォーシュ氏は現在55歳とかなり若いですね。

かなりのやり手のようね!
12月PPI予想を上回る伸び
12月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比では3.0%上昇、市場予想の2.8%上昇を上回りました。
前月比でも0.5%上昇と予想の0.2%を上回り、コアPPIは前月比0.7%上昇でこれも予想の0.2%を大幅に上回っています。
企業が関税コストを価格転嫁する動きを強めていることが示唆され、インフレ圧力が高止まりするリスクが高まりました。

減速予想は大幅にハズれたな
エヌビディアのOpenAIへの投資交渉が停滞
エヌビディアがOpenAIに最大1000億ドルを投資する交渉が停滞しているようです。
1000億ドル投資の目的は、新たなデータセンターやその他のAIインフラを支援することでしたが、AI業界のトップ2社の間に亀裂が生じている可能性があるとのこと。
エヌビディアは過去10年間OpenAIの優先的パートナーとしてきましたが、ここにきてOpenAIの他社に対する優遇が気に入らなくなったのでしょうか。

アマゾンも多額投資をしたわね!
2月の注目イベントについて
来週からは2月になりますので、来月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・2/ 3 ISM製造業景気指数
・2/ 5 ISM非製造業景気指数
*2/ 6 雇用統計
・2/ 7 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*2/11 消費者物価指数(CPI)
・2/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・2/17 小売売上高
・2/20 PCEデフレーター
・2/27 生産者物価指数(PPI)
・2/27シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【1/30 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.43%
・ダウ平均 …▲0.36%
・NASDAQ100…▲1.28%
【経済トピックス】
・次期FRB議長にウォーシュ元FRB理事を指名
・12月PPI予想を上回る伸び
・エヌビディアのOpenAIへの投資交渉が停滞
昨日の米国市場は下落しました。
次期FRB議長が指名され、これから利下げ期待が上昇すると思われましたが、市場はこれを好感しなかったようです。
また、生産者物価指数(PPI)が発表され、予想を大幅に上回ったことでインフレ懸念が高まったようです。
決算シーズンも本格化していますが、AIへの巨額投資がいつ回収されるのかも投資家の不安を高めているようです。
1月はなんとか上昇できた米国市場ですが、2月にも上昇を期待したいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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