昨日の米国市場は3日ぶりの上昇となりました。
7月の米求人件数が予想を下回り、市場では今月のFOMCでの利下げがほぼ完全に織り込まれたようです。
相場全体には元気がありませんでしたが、GoogleとAppleが相場をけん引しました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky9/3 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
Googleが爆上げしているようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.51%
・ダウ平均 …▲0.05%
・NASDAQ100…+0.79%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとNASDAQ100とS&P500は上昇する中、ダウは下落していきました。
その後はジリジリと売られていきましたが、大引けには大きな買戻しがありました。

急激に戻したわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+3.76%
・COIN(コインベース) …▲0.41%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.07%
・DDOG(データドッグ) …▲1.55%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.45%
・MQ(マルケタ) …+0.16%
・U(ユニティ) …▲0.79%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.265から4.217に低下しました。
ドル円は急激にドル高に振れています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下げた銘柄の方が多かったように見えます。

2銘柄が光ってるわね!

マグニフィセント7はNVDAがわずかに下げた以外は上昇。GOOGが+9.02%と爆上げ、AAPLも3.81%と急騰しています。
相場全体はあまり良くありませんが、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・CPB(キャンベルズ)…+7.22%
・DXCM(デクスコム)…+6.22%
・WDC(ウェスタン・デジタル)…+4.99%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+4.16%
・KHC(クラフト・ハインツ)…+3.50%
・STX(シーゲイト)…+3.41%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…+2.92%
・FCX(フリーポートマクモラン)…+2.83%
一方で、エネルギーを中心に大きく下げた銘柄が多かったようです。
・DLTR(ダラー・ツリー)…▲8.37%
・ISRG(インテューティブ・サージカル)…▲5.95%
・RVTY(レビティー)…▲5.13%
・FANG(ダイアモンドバック・エナジー)…▲5.05%
・APA(アパッチ)…▲4.87%
・COP(コノコ・フィリップス)…▲4.38%
・EOG(イーオージー・リソーシズ)…▲4.38%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

・通信 …+3.20%
・情報技術 …+0.70%
・一般消費財…+0.25%
・不動産 …+0.11%
・素材 …+0.08%
・生活必需品…+0.04%
・金融 …▲0.10%
・ヘルスケア…▲0.14%
・公益事業 …▲0.17%
・資本財 …▲0.45%
・エネルギー…▲1.78%
GOOGの爆上げによって通信セクターが大きく上げています。
他にも情報技術や一般消費財なども買われていますが、それほど大きな変動ではありませんでした。
一方で、エネルギーは比較的大きな下げでした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.51%上昇して、終値では6,448に上げました。
先週末から売られていたS&P500ですが、昨日は買われて3日ぶりの上昇となりました。
ローソク足にはトンボ(下ヒゲの長い十字線)が出現しており、高値圏で発生した場合、下落圧力に押されて多くの買いが失われたことを意味します。
買いと売りが拮抗している状態で、投資家の迷いやトレンドの転換を示唆することがあります。
また、サポートラインにタッチして反発していますので、もう少し上昇トレンドが続いてくれる可能性もあります。

出来高はまだ上がってこないわね!
FEAR&GREEDインデックスは62から52に下げてGREEDからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
Google『クローム』売却を回避
アルファベット傘下のGoogleは、司法省による独禁法訴訟でクロームを売却する必要はないとの判断されました。
グーグルは検索データの一部を競合他社と共有しなければならないが、売却といった一番厳しい処置は回避したようです。
検索エンジンをデフォルト設定にする際に第三者への支払いを裁判所が禁止しなかった点も重要で、アップルは今後もグーグルから年間200億ドルを超える支払いを受け取り続けることができるとのこと。

どちらの株価も爆上げしたわね!
アップルがAI搭載検索ツールを来年投入
Appleは自社開発のAIを活用したウェブ検索ツールを投入する計画とのことで、オープンAIなどとの競争が一段と激化します。
音声アシスタント「Siri」に組み込まれる予定で、長らく遅れていたSiriの刷新が期待されます。
検索分野では長年のパートナーであるグーグルから提供される可能性があり、これからも両社は共存関係になりそうです。

良きライバルでもあるな
求人件数10ヶ月ぶりの水準に落ち込む
7月の米求人件数が減少したことで、10カ月ぶりの低水準となりました。
労働需要が徐々に低下していることが示され、9月のFOMCでの利下げが確実なものになりそうです。
ヘルスケアと小売り、娯楽・ホスピタリティーで減少が顕著でしたが、トランプ政権の貿易政策が経済に与える打撃を見極めているようです。

9月利下げはほぼ確実ね!
9月の注目イベントについて
今週からは月が変わりましたので、9月の経済指標スケジュールも確認しておきましょう。
*9/ 5 雇用統計
・9/10 生産者物価指数(PPI)
*9/11 消費者物価指数(CPI)
・9/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/16 小売売上高
*9/17~18 FOMC
・9/26 PCEデフレーター
・9/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【9/3 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.51%
・ダウ平均 …▲0.05%
・NASDAQ100…+0.79%
【経済トピックス】
・Google『クローム』売却を回避
・アップルがAI搭載検索ツールを来年投入
・求人件数10ヶ月ぶりの水準に落ち込む
昨日の米国市場は3日ぶりに上昇しました。
グーグルとアップルが相場をけん引しましたが、相場全体ではまだ元気がありませんでした。
9月FOMCでは利下げが確実視されていますが、それ以上に景気後退の速度が速まらないか懸念が高まっています。
利下げを待ちわびていた市場も、急速に利下げしなければならない状況を歓迎していないようですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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