昨日の米国市場は下落。週間ベースでも下落となりました。
やはり関税のニュースが中心の市場が続きますが、それほど好材料にはならないようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky7/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
まだまだ関税のニュースが続きますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.33%
・ダウ平均 …▲0.63%
・NASDAQ100…▲0.21%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンダウは下落、ナスダックは上昇していきました。
その後も上昇と下落をくり返し、引けにかけてもマイナス圏の横ばいが続きました。

今週はイマイチだったわね!
週間ベースで見るとS&P500は▲0.31%、ダウは▲1.02%、NASDAQ100は▲0.38%の下落となりました。

ハイパーグロース株も弱かったな
・AFRM(アファーム) …▲5.58%
・COIN(コインベース) …▲0.49%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.78%
・DDOG(データドッグ) …▲0.09%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.20%
・MQ(マルケタ) …▲4.52%
・U(ユニティ) …▲0.79%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.336から4.417に上昇しました。
為替は再びドル高に向かいそうです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったように見えます。

メガキャップが良かったわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落。GOOGが+1.45%、AMZN+1.24%、TSLA+1.18%上昇。METAが▲1.34%と下げています。
大型株以外でも、大きく上昇した銘柄もあったようです。
・HAL(ハリバートン)…+4.15%
・CF(シーエフ・インダストリーズ)…+2.59%
・KHC(クラフト・ハインツ)…+2.53%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…+2.53%
・BKR(ベイカー・ヒューズ)…+2.49%
・CPB(ザ・キャンベルズ)…+2.46%
・VTR(ベンタス)…+2.35%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…+2.15%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・PYPL(ペイパル)…▲5.73%
・DAY(デイフォース)…▲5.18%
・CZR(シーザーズ・エンターテインメント)…▲4.70%
・ALB(アルビマール)…▲4.43%
・EPAM(エーピーエーエム)…▲4.43%
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)…▲4.34%
・GILD(ギリアド・サイエンシズ)…▲4.28%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+0.60%
・一般消費財…+0.07%
・素材 …▲0.09%
・不動産 …▲0.13%
・公益事業 …▲0.20%
・通信 …▲0.27%
・資本財 …▲0.32%
・生活必需品…▲0.39%
・情報技術 …▲0.47%
・金融 …▲0.99%
・ヘルスケア…▲1.14%
原油価格の上昇によってエネルギーが上げています。
AMZNとTSLAが1%以上上げたのに、一般消費財の上げ幅は限定的。
下げたセクターの中でも、ヘルスケアと金融は大きく下げています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.33%下落して、終値では6,259に下げました。
前日に高値を更新していたS&P500ですが、昨日は押し戻されています。
上ヒゲも下ヒゲも付けているので方向感に欠ける1日となりましたが、陽線で引けていますので売り圧力が強いわけではなさそうです。
出来高は少し細ってきましたので、機関投資家は様子見といったところでしょうか。

材料待ちね!
FEAR&GREEDインデックスは75と変わらず、EXTREME GREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
カナダに35%他国へも20%の関税
トランプ大統領はカナダからの輸入品の一部に、35%の関税を適用すると明らかにしました。
カナダ政府は米大手テック企業へのデジタルサービス課税を撤回したにも関わらず、米国からの重課税を回避できませんでした。
トランプ大統領は他にも、新たな関税率を提示していない大多数の貿易相手国に対し、15%ないし20%の関税を一律に課す予定であると述べました。


欧州にもありそうね!
インドへの関税20%未満に下げる可能性も
米国はインドに対する関税率を20%未満に引き下げる可能性があるとのこと。
暫定的な通商合意を結ぶ方向で協議を進めているようですが、4月時点に発表した26%よりは下がる公算が高いようです。
20%の関税でも安い方だと思ってしまう時点で、トランプ政権の思うつぼなのかも知れませんね。


いや普通に高いやろ
銅50%への関税には精錬銅も含む
トランプ政権が導入を予定している銅に対する50%の関税には、すべての精錬金属が含まれることが明らかになりました。
多くの工業製品に利用される銅に対して、これだけの関税をかけるのであれば、米国の製品自体の価格にも影響があると思うんですけどね。


インフレ要因になりそうね!
7月の注目イベントについて
7月になりましたので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*7/15 消費者物価指数(CPI)
・7/16 生産者物価指数(PPI)
・7/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・7/17 小売売上高
・7/18 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・7/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/29~30 FOMC
・7/30 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【7/11 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.33%
・ダウ平均 …▲0.63%
・NASDAQ100…▲0.21%
【経済トピックス】
・カナダに35%他国へも20%の関税
・インドへの関税20%未満に下げる可能性も
・銅50%への関税には精錬銅も含む
昨日の米国市場は下落しました。
各貿易相手国・地域に対して続々と税率が発表されていますが、果たして米国にとっては有利な交渉となっているのでしょうか。
インフレ率への影響は早くとも秋以降となりそうですが、今年の利下げは実施できるのでしょうか。
それでも企業決算が良ければ株価は上げていけると考えられますが、経済は耐えられるのでしょうかね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。


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