昨日の米国市場は大きく下落しました。
中東戦争激化の可能性が示唆され、前日の楽観が否定される1日となりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky6/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
中東に関するニュースが市場に影響しているようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.84%
・ダウ平均 …▲0.70%
・NASDAQ100…▲1.00%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後急激に売り戻されると、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

やっぱり売られたわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲1.56%
・COIN(コインベース) …▲2.95%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.64%
・DDOG(データドッグ) …+2.39%
・DOCS(ドキシミティ ) …+4.56%
・MQ(マルケタ) …+0.36%
・U(ユニティ) …▲3.48%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.450から4.387に低下しました。
為替はわずかに円安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことがわかります。

エネルギーが強かったわね!

マグニフィセント7はすべてが下落しました。TSLA▲3.88%、AAPL▲1.40%と大きく下げています。
戦争によって上昇する銘柄が浮き彫りになった1日となりました。
・JBL(ジェイビル・サーキット)…+8.89%
・VLO(バレロ・エナジー)…+2.91%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.64%
・LMT(ロッキード・マーチン)…+2.63%
・HUM(ヒューマナ)…+2.57%
・LYV(ライブ・ネーション)…+2.30%
・HII(ハンティントン)…+2.10%
一方で、大きく下げた銘柄の方が多かったです。
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…▲12.97%
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲17.89%
・AES(エーイーエス)…▲8.12%
・UAL(ユナイテッド・エアライン)…▲6.18%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…▲5.69%
・ADBE(アドビ)…▲4.74%
・MHK(モホーク)…▲4.50%
ENPHやFSLRの下落は上院議員が再生可能エネルギーのクレジットを段階的に廃止すると提案したことによるものです。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+0.92%
・不動産 …▲0.37%
・公益事業 …▲0.67%
・情報技術 …▲0.74%
・生活必需品…▲0.75%
・通信 …▲0.85%
・資本財 …▲0.86%
・金融 …▲0.91%
・素材 …▲1.18%
・一般消費財…▲1.48%
・ヘルスケア…▲1.64%
戦争激化の可能性を受けて原油価格が再び急騰。これによってエネルギーセクターは上昇。
その他はすべて下落するリスクオフ相場となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.84%下落して、終値では5,982に下げています。
前日の上昇で6,000を回復していたS&P500ですが、昨日の下落によって再びの6,000を下回りました。もはや大台はサポートラインとして機能しないようです。
今のような戦争や関税の影響で相場が変動するようなときは、テクニカルな指標が役に立たないことが多いのですが、それでも大きなラインは意識されると考えています。

戦争は長引かないといいわね!
FEAR&GREEDインデックスは62から54に下げGREEDからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
米国がイスラエルに加担する可能性を示唆
トランプ大統領は国家安全保障チームと中東情勢について協議。これにより米国がイスラエルのイラン攻撃に加わるとの観測が再燃しました。
トランプ氏はG7サミットの予定を切り上げてまで、停戦ではなく「真の終結」を優先し、イランの核問題の恒久的な解決を望むと発言しました。
米国が本格的に戦争に加担することになれば、市場への影響はさらに広がりそうですね。

原油価格も急騰しそうね!
2か月連続で減少した5月の小売売上高
昨日発表された5月の小売売上高は2カ月連続の減少となり、市場予想も下回りました。
【売上高】
・前月比…▲0.9%減(予想…▲0.6%減)
・前月…▲0.1%減(速報値…0.1%増)
・13業種のうち7業種で減少
・特に建設資材とガソリン、自動車が大幅減
・飲食店は23年2月以来の大幅減
自動車販売の落ち込みが全体を押し下げたようですが、2ヶ月連続の減はおよそ1年半ぶりのことです。
関税による不透明感が景気後退懸念を膨らませているようです。

先に関税問題解決して欲しいな

6月の注目イベントについて
6月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【6/17 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.84%
・ダウ平均 …▲0.70%
・NASDAQ100…▲1.00%
【経済トピックス】
・米国がイスラエルに加担する可能性を示唆
・2か月連続で減少した5月の小売売上高
・
昨日の米国市場は大きく下落しました。
米国がイスラエルに加担して中東戦争が激化する可能性が高まり、市場のリスクは高まっています。
一方で、今夜にはFOMC後のパウエル議長の会見が控えており、関税の影響がどこまで利下げ観測を後退させているのかに注目が集まります。
それでなくとも不確実性が高まっているのに、戦争なんて早く鎮静化して欲しいところです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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