昨日の米国市場は大きく下落しました。
トランプ大統領が欧州に対して50%の関税をかけるとの報道によって、株式市場に再び戦慄が走りました。
また、iPhoneについても国内で製造しない限り25%の関税を課すと警告したことで、アップルの株価も急落しています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/23 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく下落しました。
再び関税の恐怖が市場に拡がっていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.67%
・ダウ平均 …▲0.61%
・NASDAQ100…▲0.93%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとわずかに買い戻されていきました。
その後はナスダックを中心に下げはじめ、引けにかけても買い戻されることはありませんでした。

今週は弱かったわね!
週間ベースで見るとS&P500は▲2.61%、ダウは▲2.47%、NASDAQ100は▲2.39%の下落となりました。

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.67%
・COIN(コインベース) …▲3.23%
・CRWD(クラウドストライク)…+2.59%
・DDOG(データドッグ) …▲1.05%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.47%
・MQ(マルケタ) …▲2.50%
・U(ユニティ) …▲5.08%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.485から4.509に低下しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄のほうが多かったように見えます。

テックが弱かったわね!

マグニフィセント7はすべてが下落して、AAPL▲3.02%、META▲1.49%、GOOG▲1.41%と大きく下げています。
グロースが売られる中で、比較的バリューは買われたようです。
・INTU(インテュイット)…+8.12%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…+4.30%
・AES(エーイーエス)…+3.74%
・STX(シーゲイト・テクノロジー)…+3.56%
・FCX(フリーポートマクモラン)…+3.50%
・DASH(ドアダッシュ)…+2.63%
・VST(ビストロ・エナジー)…+2.22%
・WMB(ウィリアムズ・カンパニー)…+2.15%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・DECK(デッカーズ)…▲19.86%
・WDAY(ワークデイ)…▲12.52%
・CPRT(コパート)…▲11.52%
・ROST(ロス・ストアーズ)…▲9.85%
・LDOS(レイドス)…▲3.67%
・CRM(セールスフォース)…▲3.63%
・STLD(スチール・ダイナミクス)…▲3.52%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・公益事業 …+1.28%
・素材 …+0.74%
・エネルギー…+0.61%
・生活必需品…+0.37%
・不動産 …+0.07%
・ヘルスケア…▲0.16%
・金融 …▲0.24%
・資本財 …▲0.29%
・通信 …▲0.68%
・一般消費財…▲0.88%
・情報技術 …▲1.31%
公益事業や素材、エネルギーや生活必需品といった比較的小型なバリュー株が買われました。
一方で、情報技術や一般消費財、通信といったテクノロジー株が売られています。
長期金利が高水準にあるうちは、ハイテク系は厳しい相場が続くかも知れませんね。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.67%下落して、終値では5,802に下げています。
4日連続で下落したS&P500ですが、昨日は陽線で引けています。
200日移動平均線で反発して買い戻されたようです。
5月の上昇も+4.2%に縮小してしまい、年初来高値からは遠ざかる一方です。
MACDもデッドクロスしましたので、もう少し下目線の相場が続くのかも知れません。

連休明けには頑張って欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは66から64に下がりましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
EUには50%、アップルには25%の関税
トランプ大統領はEUからの輸入品に6月1日から50%の関税を課す考えを示しました。
また全ての海外製スマートフォンへも25%の関税賦課される可能性があります。
アップルに対しても海外にて製造したものは例外でないことを示したため、アップルの株価は急落しました。

6/1って言ったらすぐね!
ドル安止まらず年初来7%ダウン
外国為替市場ではドル安が止まらず、年初来の下げ幅が7%を超えました。
円はドルに対して一時1.1%高の142円45銭。年初来の最安値まで1.5%を切りました。
今後も米国債が売られるようだとドル指数も下げてしまうかも知れませんね。

米国の国力が弱まっているようやな
司法省がグーグルを反トラスト法の疑いで調査
司法省がアルファべット傘下のGoogleに対して、反トラスト法に違反した可能性があるとして調査しているとのこと。
チャットボット企業のAI技術を利用する契約を巡り、政府による正式な合併審査を回避するように構成された可能性があるとして調査中。
独禁法は大型テック企業には常にまとわりつく問題ですが、結局大騒ぎするような問題にはなりませんね。

EUの方が大げさね!
5月の注目イベントについて
5月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/23 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.67%
・ダウ平均 …▲0.61%
・NASDAQ100…▲0.93%
【経済トピックス】
・EUには50%、アップルには25%の関税
・ドル安止まらず年初来7%ダウン
・司法省がグーグルを反トラスト法の疑いで調査
昨日の米国市場は大きく下落しました。
トランプ大統領がEUに対して50%の関税を課すとの報道によって、株式市場は過敏に反応しています。
一時は収まったかのように見えたトランプ関税ですが、夏ころまでは落ち着かない相場が続きそうですね。
ちなみに5/26(月)は戦没者追悼記念日のため、米国市場もお休みとなります。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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