昨日の米国市場は大きく下落しました。
AI関連の見通しに失望が広がり、半導体を中心にハイテク株を中心に大きな売りが入りました。
一方で、FRBに関するニュースは混沌としており、今後は政策金利を巡る予想が難しくなりそうです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
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Follow @RamTky12/12 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
AI関連が続落していますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲1.07%
・ダウ平均 …▲0.51%
・NASDAQ100…▲1.91%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に下落していきました。
その後も買い戻される様子はなく、引けにかけても弱い1日となりました。

ガッカリ相場が続くわね!
週間ベースで見るとダウが+1.05%上昇する中で、S&P500は▲0.63%、NASDAQ100は▲1.93%の下落となりました。

ハイパーグロース株もズタボロやな
・AFRM(アファーム) …▲2.58%
・COIN(コインベース) …▲0.58%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.49%
・DDOG(データドッグ) …▲2.60%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.63%
・MQ(マルケタ) …▲1.00%
・U(ユニティ) …▲6.24%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.151から4.186に上昇しました。
為替は1ドル155円79銭とわずかにドル高に戻しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄が半々といったように見えます。

半導体が弱かったわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。TSLAが+2.70%と上げた一方で、NVDA
が▲3.27%、AMZNが▲1.78%、METAが▲1.30%と大きく下げています。
半導体関連は総崩れですが、大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・LULU(ルルレモン)…+9.60%
・MOS(モザイク)…+4.05%
・GE(GEエアロスペース)…+3.95%
・CMG(チポトレ)…+3.64%
・BALL(ボール)…+3.45%
・LIN(リンデ)…+3.21%
・AJG(アーサー・J・ギャラガー)…+3.13%
・ERIE(エリー・インデムニティー)…+3.00%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・SNDK(サンディスク)…▲14.66%
・AVGO(ブロードコム)…▲11.43%
・GLW(コーニング)…▲7.97%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…▲7.17%
・APH(アンフェノール)…▲7.08%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…▲7.03%
・Q(クニティ・エレクトロニクス)…▲6.91%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+0.78%
・一般消費財…+0.10%
・ヘルスケア…+0.10%
・金融 …▲0.18%
・不動産 …▲0.28%
・公益事業 …▲0.52%
・素材 …▲0.68%
・エネルギー…▲0.69%
・通信 …▲0.85%
・資本財 …▲1.01%
・情報技術 …▲2.90%
生活必需品はそれなりに買われていますが、市場にほとんど買いが入らなかった1日となりました。
特に半導体を含んだ情報技術は2.9%と急落しており、これまでの上げ分を吐き出しています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲1.07%下落して、終値では6,827に下げました。
前日には高値を更新していたS&P500ですが、昨日は大きく反落して再び月初の水準にまで下げてしまいました。
これまで市場を支えてきたAI関連が下げ始めていますので、相場全体が崩れてしまう可能性もあります。
例年クリスマスラリーが期待される年末ですが、今年は投資家の期待に応えてくれないかも知れませんね。

せめて下げないで欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは46から42に下げ、NEUTRALからFEARに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
AI関連銘柄が軒並み急落
ブロードコムの決算が投資家の期待に届かなかったことや、オラクルがデータセンター計画を延期したことによりAI関連が売り込まれました。
特に半導体や発電やデータセンター向け設備を手がける企業など周辺銘柄が大きく下落しました。
これまで大きく上昇してきたコンステレーション・エナジー、ビストラ、オクロ、ニュー・スケール、キャタピラーやGEベルノバ、バーティブ、アンフェノール、イートン 、カミンズ、ブルーム・エナジーなどの電力・設備関連もバブル終了といったところでしょうか。

そろそろ売り時かも知れないわね!
次期FRB議長レース2人に絞られたか
来年5月に満期を迎えるパウエル議長に代わって、次期FRB議長に就くのはハセット米国家経済会議委員長とケビン・ウォーシュ元FRB理事の2人に絞られたようです。
トランプ大統領はこれまでハセット氏を推していると考えられてきましたが、ここにきてウォーシュ氏の名前が挙がってきました。
どちらにせよトランプ氏の意向に沿った、より早い利下げを実行してくれる議長になることは間違いなさそうです。

来年6月からは荒れそうやな
FRB高官の見解が対立
FRBの当局者が今後の政策金利運営を巡り強く対立する見解を示しました。
12月は3会合連続の利下げとなったFOMCですが、3人が反対票を入れ2026年の誘導金利目標に不透明感が増しています。
FOMCで発表されたドットプロットでも、来年のFFレート予想がかなりばらけていましたね。


1回では少なすぎる気がするわ!
12月の注目イベントについて
12月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【12/12 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲1.07%
・ダウ平均 …▲0.51%
・NASDAQ100…▲1.91%
【経済トピックス】
・AI関連銘柄が軒並み急落
・次期FRB議長レース2人に絞られたか
・FRB高官の見解が対立
昨日の米国市場は大きく下落しました。
オラクルやブロードコムの決算発表によって、AI関連銘柄の見通しが混沌としてきました。
ここ数年の相場をけん引してきたAI関連ですが、これでバブルがはじけてしまうのでしょうか。
これからは期待で上がるのではなく、実績によって株価が上がっていくことになるのかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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