昨日の米国市場は上昇しました。
FOMCから一夜明け、S&P500とダウは高値を更新しました。
一方で、AIブームを占う指標となるオラクルの決算が失望を誘う内容だったことで、ハイテク株には大きな売りが入りました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/11 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
AI関連は大きく売られていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.21%
・ダウ平均 …+1.34%
・NASDAQ100…▲0.35%
プレマーケットではダウが買われS&P500とナスダックが売られていた相場は、マーケットがオープンするとダウだけが大きく上昇していきました。
その後S&P500とナスダックにも買戻しが入りましたが、引けにかけてナスダックがプラスになることはありませんでした。

ダウが強かったわね!

ハイパーグロース株はイマイチやな
・AFRM(アファーム) …▲2.58%
・COIN(コインベース) …▲2.21%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.36%
・DDOG(データドッグ) …▲0.86%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲2.02%
・MQ(マルケタ) …+1.01%
・U(ユニティ) …+0.51%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.155から4.151に低下しました。
為替は1ドル155円57銭とかなり円高に戻しました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことが分かります。

メガテックが弱かったわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。MSFAが+1.03%と上げた一方で、GOOG
が▲2.43%、NVDAが▲1.55%、TSLAが▲1.01%と大きく下げています。
一部ハイテク株は売られましたが、大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・RCL(ロイヤル・カリビアン・クルーズ)…+7.42%
・NCLH(ノルウェージャン・クルーズ)…+6.81%
・V(ビザ)…+6.11%
・MOS(モザイク)…+6.06%
・CCL(カーニバル・クルーズ)…+5.94%
・VST(ビストラ)…+5.71%
・ELV(エレバンスヘルス)…+5.62%
・DG(ダラージェネラル)…+5.39%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・ORCL(オラクル)…▲10.83%
・HOOD(ロビンフッド)…▲9.05%
・TTD(トレードデスク)…▲5.61%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…▲4.08%
・IFF(インターナショナル・フレーバーズ)…▲3.27%
・WELL(ウェルタワー)…▲3.19%
・INTC(インテル)…▲3.11%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・素材 …+2.49%
・金融 …+1.47%
・資本財 …+1.19%
・生活必需品…+0.84%
・ヘルスケア…+0.84%
・公益事業 …+0.70%
・不動産 …+0.44%
・一般消費財…+0.10%
・エネルギー…▲0.35%
・情報技術 …▲0.62%
・通信 …▲0.84%
素材が2%、金融と資本財が1%を超える大きな上昇。
一方で、通信や情報技術などメガテックを含むセクターが売られました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.21%上昇して、終値では6,901に上げました。
2日連続で上昇したS&P500ですが、およそ1ヶ月半ぶりに10月末の高値を超えました。
今年36回目の高値更新で11月の下げをリカバリーしています。
AIブームには不安が残る相場ですが、年末ラリーに向けて弾みがつきました。
来年の終値を7,000と予想しているアナリストもいますが、今年のうちに到達してしまうかも知れませんね。

このまま高値更新が続いて欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは36から46に上げ、FEARからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
オラクル急落でAI関連銘柄にも緊急事態
前日アフターに決算発表のあったオラクルですが、データセンター構築に財務が圧迫されていることがわかりました。
AIリスクの先行指標として捉えられていたオラクルですから、他のAI関連銘柄のリスクも高まったようです。
最終的にこの巨額投資は一体どこまで膨らむのかといった懸念に、投資家たちはAI関連銘柄に不安を膨らませています。

チップが高すぎるのよ!
ブロードコム高い期待に届かず急落
アフターで決算発表のあったブロードコムですが、AI関連収入の見通しが投資家の高い期待に届かなかったことを受けて、時間外で株価を急落させています。
AI製品の受注残が730億ドルに達しており、リードタイムは6四半期と説明されたことが失望につながったようです。
やはりAI関連には多くの投資家が期待を寄せているだけに、それを上回る結果を出せないと失望売りにつながるようです。

期待が高すぎるんやな
新規失業保険申請件数がコロナ禍以来の大幅増
先週の新規失業保険申請件数は、23万6000件とコロナ禍以来の大幅増を記録しました。
前週は感謝祭を挟んでおり、19万2000件にまで低下していました。
パウエル議長はFOMCで就職のペースが極めて低い水準にあると指摘していました。

再就職が難しい状況ね!
12月の注目イベントについて
12月に入っていますので、経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【12/11 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.21%
・ダウ平均 …+1.34%
・NASDAQ100…▲0.35%
【経済トピックス】
・オラクル急落でAI関連銘柄にも緊急事態
・ブロードコム高い期待に届かず急落
・新規失業保険申請件数がコロナ禍以来の大幅増
昨日の米国市場は上昇しました。
S&P500とダウが高値を更新している一方で、ハイテク中心のナスダックには陰りが見えはじめました。
多くの投資家のAI関連への期待は高い一方で、データセンター構築が財務への圧迫を高めているようです。
今後もまだ資金繰りが厳しい銘柄に関しては、いずれ破綻に向かってしまうかも知れません。
とはいえ、将来的にAI関連には大きな利益が入ってくると考えるのであれば、こんな時こそ買い場だったりするんですけどね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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