昨日の米国市場は下落しました。
トランプ政権が重要ソフトウエアを対象に中国への輸出を制限する措置を検討しているとのニュースが相場の重しとなりました。
また、テスラがアフターマーケットで決算発表をしましたが、どうやら結果は市場には受け入れられなかったようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
クリックでランキングの応援してください!
ランキング押し上げて欲しいです。

Xの相互フォロー待ってるわ!
Follow @RamTky10/22 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
米中貿易摩擦が注目されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.53%
・ダウ平均 …▲0.71%
・NASDAQ100…▲0.99%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
その後も大きく売り込まれていきましたが、引けにかけてはわずかに反発していきました。

なんとか食い止めたわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲3.44%
・COIN(コインベース) …▲5.40%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.76%
・DDOG(データドッグ) …▲1.31%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲2.25%
・MQ(マルケタ) …±0%
・U(ユニティ) …▲2.87%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.959から3.953に下げました。
ドル円は急速に円安に向かいました。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下げた銘柄の方が多かったように見えます。

半導体が弱かったわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。MSFTは+0.56%とわずかに上げていますが、AMZNが▲1.84%、AAPLが▲1.64%と大きく下げています。
エネルギー株などには大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・ISRG(インテューイティブ・サージカル)…+13.89%
・AVY(エイブリー・デニソン)…+9.48%
・HAL(ハリバートン)…+4.24%
・SLB(シュルンベルジェ)…+4.12%
・BSX(ボストン・サイエンティフィック)…+3.95%
・APH(アンフェノール)…+3.61%
・HLT(ヒルトン・ワールドワイド)…+3.42%
・OMC(オムニコム)…+3.20%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・LII(レノックス)…▲10.19%
・NFLX(ネットフリックス)…▲10.07%
・PWR(クアンタ)…▲5.77%
・ON(オンセミコンダクター)…▲5.72%
・TXN(テキサスインスツルメンツ)…▲5.60%
・VRSN(ベリサイン)…▲5.45%
・COIN(コインベース)…▲5.40%
米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
今なら無料で口座開設すると、人気の米国株がもらえるキャンペーンをやっています。

取引口座を開けば
24時間取引も可能なの!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.50%
・生活必需品…+0.55%
・不動産 …+0.39%
・ヘルスケア…+0.20%
・素材 …▲0.28%
・金融 …▲0.33%
・公益事業 …▲0.34%
・通信 …▲0.81%
・一般消費財…▲0.93%
・情報技術 …▲1.10%
・資本財 …▲1.49%
原油価格の急騰によりエネルギーが大きく上げています。
他にも生活必需品などのディフェンシブセクターが買われた1日となりました。
一方で、資本財や情報技術が1%を超える下落となり、全体的にはリスクオフ相場となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.53%下落して、終値では6,699に下げました。
前日には高値圏で十字線を発生させていたS&P500ですが、昨日は教科書通り下落してしまいました。
大きめな陰線ではあるものの、長い陰線をつけていますのでまだ買い圧力は残っているようです。
とはいえ、これまでのトレンドラインを下に切ったままですから、今までのような上昇ペースとはいかないようです。
来週にかけてはメガキャップの決算発表が大きく影響しそうですね。

テスラは決算こけたわね!
FEAR&GREEDインデックスは29から26に下げ、EXTREME FEAR寄りのFEARです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
中国に対してソフトウェア輸出制限を検討
トランプ政権は重要ソフトウエアの幅広い分野を対象に、中国への輸出を制限する措置を検討しているとのこと。
中国がレアアースの輸出制限強化の方針を撤回しない場合、ウクライナ侵攻後にロシアに対して実施した規制に類似する措置を検討しているようです。
中国側もどこまでこの脅しともとれる条件をのむのかわかりませんが、穏やかな決着は望めそうにありませんね。

もう一波乱ありそうね!
政府閉鎖22日は歴代2番目の長さ
政府閉鎖が22日目に突入し、歴代2番目の長さとなりました。
失効を控えている医療保険制度を巡る与野党の対立が続いており、解決の糸口は見えていないとのこと。
ちなみに、これまでもっとも長かったのは2018年のトランプ1.0の35日間でした。

やっぱりトランプやんか
テスラの決算利益が市場予想を下回る
アフターマーケットで決算発表のあったテスラは、EV販売台数が過去最高だったにもかかわらず利益は大幅減少し、市場予想を下回りました。
政府の政策転換とコスト上昇が業績を圧迫していることが浮き彫りとなり、株価は時間外で一時▲4%以上も急落していました。
テスラの納車台数は2年連続で減少すると予想されているようですが、ロボティクスなど将来の事業分野に期待するしかなさそうですね。

今後も厳しそうね!
10月の注目イベントについて
10月も終盤に入りますが、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*10/未定 雇用統計
・10/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・10/28 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*10/28~29 FOMC
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【10/22 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.53%
・ダウ平均 …▲0.71%
・NASDAQ100…▲0.99%
【経済トピックス】
・中国に対してソフトウェア輸出制限を検討
・政府閉鎖22日は歴代2番目の長さ
・テスラの決算利益が市場予想を下回る
昨日の米国市場は下落しました。
政府機関の閉鎖が続く中、トランプ政権による中国に対する輸出制限が市場の重しとなったようです。
また、テスラの決算は予想を下回ったことで株価を急落させており、市場への影響も大きいと考えられます。
来週に控えたメガテックの決算発表でも不確実性が拡がってしまう可能性があります。
あまり喜ばしくはありませんが、半年ぶりの押し目が訪れるかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
SBI証券の『クレカ積立』でお得にポイントがもらえるサービス
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典』がもらえるURLです。

コメント