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Follow @RamTky昨日の米国市場は今年1番の上昇となりました。
前日の時間外で決算を発表したエヌビディアが相場全体を押し上げてくれたようです。
これまで警戒していた投資家の資金が一気に株式市場に流れ込んできましたね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。
記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで
2/22 米国市場の値動き
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
エヌビディアが記録的な爆上げをしましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
米主要3指数の値動き
・S&P500…+2.11%
・ダウ…+1.18%
・NASDAQ…+2.96%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に上昇していきました。
エヌビディアの爆上げが相場をけん引したようですが、3指数ともに今年1番の上昇幅を記録しました。
2月の下落はなさそうね！
ハイパーグロース株はマチマチやな
・AFRM（ｱﾌｧｰﾑ）…+1.80%
・COIN（ｺｲﾝﾍﾞｰｽ）…+5.23%
・CRWD（ｸﾗｳﾄﾞｽﾄﾗｲｸ）…+6.34%
・DDOG（ﾃﾞｰﾀﾄﾞｯｸﾞ）…+4.20%
・DOCS（ﾄﾞｷｼﾐﾃｨ ）…▲0.03%
・MQ（ﾏﾙｹﾀ）…+5.53%
・U（ﾕﾆﾃｨ）…+0.62%
・UPST（ｱｯﾌﾟｽﾀｰﾄ）…▲0.16%
長期金利（米10年債利回り）
昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の終値4.320から4.347に上昇しました。
このところ高い水準から下げられない長期金利ですが、昨日もわずかに上昇しています。
株式市場が急騰する中で、債券投資家はそこまで楽観的ではないようです。
債券投資家は慎重やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。
エヌビディアやってくれたわね！
マグニフィセント7はすべて上昇しており、決算が好感されたエヌビディアは+16.40%の急騰をしています。他にもメタは+3.87%、アマゾンが+3.55%、マイクロソフトは+2.35%と大きな上昇をしました。
全体的に相場が好調な中でも、特に大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・MRNA（モデルナ）…+13.53%
・AMD（ｱﾄﾞﾊﾞﾝｽﾄﾞ･ﾏｲｸﾛ･ﾃﾞﾊﾞｲｾｽﾞ）…+10.69%
・SNPS（シノプシス）…+6.87%
・AVGO（ブロードコム）…+6.31%
・ANET（ｱﾘｽﾀ･ﾈｯﾄﾜｰｸｽ）…+5.61%
・AMAT（ｱﾌﾟﾗｲﾄﾞﾏﾃﾘｱﾙｽﾞ）…+4.94%
・LRCX（ラムリサーチ）…+4.70%
エヌビディアの爆上げによって相場全体が上昇する中で、減収減益を発表したモデルナも爆上げしていますね。新ワクチンの売上げが予想以上だったことが好感されたようです。
一方で、ETSY（エッツィー）▲8.44%、NEM（ニューモント）▲7.60%、FSLR（ファーストソーラー）▲3.53%あたりは急落しています。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち10セクターが上昇、1セクターが下落した1日となりました。
・情報技術…+3.93%
・一般消費財…+1.99%
・通信…+1.37%
・金融…+1.19%
・ヘルスケア…+1.18%
・資本財…+1.12%
・素材…+0.76%
・生活必需品…+0.31%
・不動産…+0.2%
・エネルギー…+0.08%
・公益事業…▲0.79%
前日にはハイテク株が下落しましたが、1日で大きなリバウンドとなりました。
情報技術が大きく買われる中で、一般消費財や通信セクターも大型株にけん引されています。
相変わらず金融も良好なパフォーマンスを続けており、ヘルスケアも直近3ヶ月では情報技術に次ぐ2位のリターンを叩き出しています。
一方で、3ヶ月でほぼ上昇が見込めていない公益事業が低迷しており、今後も軟調な相場が続きそうですね。
1Wではエネルギーがトップやな
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は大きく+2.11%上昇して、終値では5,087まで上げました。
2月に高値で押し戻されてきたS&P500ですが、昨日は窓を開けてブレイクアウトしました。
エヌビディアの決算がAIに対して明るい将来を示したことで、ハイテク株を中心に爆上げしたことが要因です。
過去最高値を更新したS&P500は完全に強気相場に入ったと考えています。
まだ当分は強そうね！
FEAR&GREEDインデックスは70から79に上げ、再びEXTREME GREEDに戻しました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
エヌビディア爆上げ1日で時価総額41兆円プラス
前日のアフターで決算発表したエヌビディアの株価が16％上昇したことで、時価総額は1日で2770億ドル（約41兆7000億円）上昇しました。これは今月初旬にメタが記録した爆上げを超える新記録となりました。
AIブームの火付け役とも言えるエヌビディアですが、年初来で株価は+58.59%の爆上げをしており、2022年10月のボトムからは600%の暴騰をしています。
まだここからでも上げるわよ！
過度な利下げを警戒するFRB副議長
FRBのジェファーソン副議長は、物価安定という最終目標の達成を損なわないように政策金利の過度な引き下げを警戒する必要があると述べました。
『行き過ぎた緩和は物価安定の回復を遅らせたり、逆に後退させたりすることになりかねない』と付け加えています。
とはいえ、インフレは順調に低下傾向にあるとの見方も示しており、年内の利下げの可能性が高いことも示唆しています。
上半期の利上げはなさそうやな
製造業の伸び加速を示すPMI
2月の製造業景気指数は市場予想を上回り、前月の50.7から51.5に上昇。2022年9月以来の高水準にまで上げました。
前月に続き2ヶ月連続で50を超えたことで、製造業が長期の低迷から脱しつつあることが示めされました。
サービス業に続いて製造業も回復ね！
昨日の注目決算
昨日発表された注目決算をピックアップしました。
【2/22】
INTU（ｲﾝﾄｩｲｯﾄ）+3.80%（AH▲1.81%）
BKNG（ﾌﾞｯｷﾝｸﾞ･ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ）+4.30%（AH▲8.62%）
PXD（ﾊﾟｲｵﾆｱ･ﾅﾁｭﾗﾙ･ﾘｿｰｼｽﾞ）+0.06%
MRNA（ﾓﾃﾞﾙﾅ）+13.53%
今週注目の決算発表について
今週もまだ重要な企業決算が続きます。市場に影響のありそうな注目の決算スケジュールを確認しておきましょう。
・2/23 WBD（ﾜｰﾅｰ･ﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞ）
決算内容を確認するならmoomooアプリが便利です。
経済指標を確認するのに
moomooアプリが便利よ
2月の注目イベントについて
2月の経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。
・2/28 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・2/29 PCEデフレーター
・2/29 シカゴ購買担当者景気指数（PMI）
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
【2/22米国市場の値動き】
・S&P500…+2.11%
・ダウ…+1.18%
・NASDAQ…+2.96%
・長期金利は4.347に上昇
【経済トピックス】
・エヌビディア爆上げ1日で時価総額41兆円プラス
・過度な利下げを警戒するFRB副議長
・製造業の伸び加速を示すPMI
昨日の米国市場は今年1番の上昇となりました。
エヌビディアの決算発表が今後の米国市場も明るいことを示してくれたようです。
2024年もここまでは順調に株価を上昇させてきていますが、こんな状況がいつまでも続くと考えているようだと足元をすくわれかねませんので、気を引き締めておきたいところです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう！
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