【Nasdaq100は高値を更新】アップルは久しぶりの大幅上昇

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昨日の米国市場は久しぶりに大きな上昇となりました。

数日間下げてきた分の反動だと考えられますが、特別な理由なき上昇は続くかどうかは疑問が残りますね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

1/18 米国市場の値動き

昨日の米国市場は4日ぶりに上昇しました。

大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

米主要3指数の値動き

プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。

その後ジワジワと買い戻され回復していくも、3指数ともにマイナスで引けました。

長期金利（米10年債利回り）

昨日の長期金利（米10年債利回り）は、前日の終値4.106から4.141に上昇しました。

前日にも急騰していた長期金利ですが、昨日も水準を切り上げています。

通常は長期金利が上がると株式は下落することが多いのですが、昨日はどちらも上がるといった珍しい現象が起きました。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることがわかります。

マグニフィセント7はテスラ以外すべて上げており、特にアップルが+3.26%と年明けの下落をおおよそ取り戻しています。他の5銘柄も全て1％以上の上昇をしています。

他にも大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。

一方で、大きく下落した銘柄も多くHUM（ヒューマナ）▲7.99%、DFS（ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ）▲10.80%、KEY（キーコープ）▲4.62%などが急落しました。

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターのうち8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

情報技術セクターが2％を超える急激な上昇をしていますが、アップルと半導体銘柄の急騰がけん引しています。

他にも通信や資本財が1％を超える大幅な上昇を見せており、指数を押し上げています。

一方で、公益事業や不動産セクターは比較的大きな下落をしており、まだまだセクターローテーションは起こらないようです。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は上昇して終値では4,780まで上げました。（+0.88%）

4日ぶりの上昇となったS&P500ですが、再びレンジの上限を目指す展開です。

前日には下ヒゲの長い十字線を残していたことから、上昇の期待ができると言っていましたが、予想以上に大きな上げとなりました。

ただし、そこまでの上昇材料はありませんので、レジスタンスをブレイクアウトするまでには至らないと考えています。

FEAR&GREEDインデックスは58から65に上昇しましたがGREEDのままです。

米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

アップルのヘッドセットは職場で利用する想定

アップルはヘッドセット「Vision Pro」について、手術や航空機修理など学生への指導といった職場での活用を想定しているとのこと。

iPhone以来のデバイスの普及を狙うアップルですが、3499ドル（約52万円）の価格設定では達成は難しいと思うんですけどね。

アマゾンのアイロボット買収をEU当局が阻止へ

アマゾンが自動掃除機のルンバを販売するアイロボットを買収する計画を、EUの競争当局は他の掃除機ロボットメーカーに悪影響を与えるとして、これを阻止する見通しとのこと。

欧州委員会の正式承認は2/14となりますが、このニュースによってアイロボットの株価は時間外取引で一時47％安となりました。

逆イールド解消を予想する債券投資家

債券トレーダーは米国債利回りが、順イールドに回帰すると考えているようです。

10年物の利回りが２年物を上回るり、イールドカーブがスティープ化すれば銀行は貸し付けのリスクに対して報われることになります。

このところ堅調な金融セクターですが、今後も順調に水準を切り上げていく公算が高まりました。

昨日の注目決算

昨日発表された注目決算をピックアップしました。アメリカン・エアラインズの急騰に航空株はすべて連れ高となりました。

注目の決算発表について

今週も企業決算が続きます。市場に影響のありそうな注目の決算スケジュールを確認しておきましょう。

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1月の注目イベントについて

2024年1月の経済指標のスケジュールを確認しておきましょう。

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

まとめ

昨日は久しぶりに反発した米国市場ですが、ナスダック100は過去最高値を更新してきました。

これまでの楽観は少し冷めてきたようにも感じますが、まだ少し株価は割高かとも考えています。

水準を切り上げてく米国市場に慌てて買い増しをしたいところですが、慎重な投資家であれば1月のFOMCと企業決算を確認してからでもいいかも知れませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

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