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【原油高騰でインフレ再熱のリスク】S&P500は年初来高値を更新できるのか

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市場分析
こんなことがわかる記事

・4/3米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は原油価格の上昇によってエネルギー株が爆上げしました。

S&P500は4日連続となる上昇となりましたが、ナスダックからは資金が流出していますね。

また、製造業の景気指数が発表されましたが、5ヶ月連続の景気縮小となりました。

それでは4/3の米国市場を振り返り【原油高騰でインフレ再熱のリスク】S&P500は年初来高値を更新できるのかについて解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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4/3 米国市場の値動き

昨日の米国市場はダウを中心に上昇しました。

原油の減産が発表されてマーケットに影響しておりますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

連日の上昇となった米主要3指数

昨日の米国市場はダウを中心に上昇しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…+0.37%
・ダウ…+0.98%
・NASDAQ…▲0.27%

プレマーケットからナスダックだけは売られており、マーケットがオープンしてもダウ買い、ナス売りの展開が続きました。

昨日は何といっても原油価格の高騰によって、ハイテクに流出していた資金がエネルギー戻ったといった相場となりました。

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ナスダックは休憩ね!

リッヒ
リッヒ

ハイパーグロース株も休憩やな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+0.18%
・COIN(コインベース)…▲5.86%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.52%
・DDOG(データドッグ)…▲2.74%
・DOCS(ドキシミティ)…▲2.75%
・MQ(マルケタ)…▲3.06%
・U(ユニティ)…▲0.83%

急落した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.473から3.415に低下しました。

OPECから減産のニュースが飛び込むと、債権は買われ長期金利は低下していきました。

ここ半年ほど3.3を切ることがなかった長期金利ですが、このまま下値を掘り下げていく可能性がありそうです。

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、セクターによってパフォーマンスに差が出た1日となったことがわかります。

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明暗が分かれたわね!

大型株で大きく変動したのはTSLA(テスラ)で、▲6.12%下落しています。後ほど触れますが納車台数や生産台数の発表がありました。

一方で、ヘルスケアやエネルギーは大きく上昇している銘柄が目立ちます。

特に原油価格の高騰を受けてエネルギー銘柄は急騰しています。

4/3大きく上昇した銘柄

・XOM(エクソンモービル)…+5.90%
・CVX(シェブロン)…+4.16%
・COP(コノコフィリップス)…+9.28%
・HES(ヘス)…+8.44%
・OXY(オキシデンタル・ペトロリアム)…+4.41%
・PXD(パイオニア・ナチュラル・リソーシズ)…+4.47%

3月にはエネルギー銘柄を買い増ししていたウォーレン・バフェットですが、さすが伝説の投資家ですね。

逆に下落している半導体やソフトウェア銘柄ですが、これまでエネルギー銘柄から流れていた資金が戻ってしまったといったところでしょうか。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち7セクターが上昇4セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…+4.63%
・ヘルスケア…+0.8%
・素材…+0.68%
・生活必需品…+0.53%
・通信…+0.47%
・金融…+0.19%
・資本財…+0.09%
・情報技術…▲0.21%
・公益事業…▲0.7%
・不動産…▲0.72%
・一般消費財…▲0.87%

原油価格の高騰を受けてエネルギーセクターが大きく上昇しました。

このところ急落していたエネルギーセクターですから、巻き戻しが入るかも知れませんね。

他に上昇したのはディフェンシブセクターが中心でした。

一方で、年初来リターンの大きかった情報技術セクターと一般消費財セクターからは、資金が抜けてエネルギーに流出したと考えられます。

リッヒ
リッヒ

イケイケだけを持っててもダメやな

4日続伸のS&P500

昨日のS&P500は上昇したことで、終値では4,124まで上げています。

昨年12月の高値だった4,100が抵抗線になるかとも考えていたのですが、昨日の上昇で一気にブレイクアウトしてきました。

特別に悪いニュースがない限りは株価が強い状態にありますので、このまま2月の高値4,200を目指す展開が期待されます。

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早く高値4,800に戻って欲しいわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

OPECプラス日量100万バレル減産

OPECと非加盟産油国で構成されるOPECプラスは、5月から日量100万バレルの減産を発表しました。

これまで市場の安定を維持するために供給を据え置くことを約束していましたので、サプライズによって原油価格が高騰しました。

原油価格が上昇することで世界中でインフレ圧力が強まり、高い政策金利を長期に維持することでリセッション懸念も高まりました。

リッヒ
リッヒ

どちらにせよ株式には厳しくなりそうやな

テスラ納車台数が過去最高を更新

テスラが発表した1-3月(第1四半期)の納車台数は、過去最高を更新して42万2875台となりました。

生産台数を含めて市場予想を上回ったのですが、年末には車体価格を値引きしたにもかかわらず思ったほどの伸びを見せませんでした。

投資家の失望を招いたとしてテスラの株価は▲6.12%と急落させました。

イーロン・マスクは今年の生産台数を180万-200万台を目指していると述べていますが、すでに市場は織り込み済みなのかも知れません。

市場予想下回るISM製造業景気指数

昨日発表された3月のISM製造業景気指数は、5ヶ月連続で50を割り込み景気後退の足音が近づく結果となりました。

ISM製造業景気指数

3月景気指数
結果…46.3(予想…47.5)
・前回…47.7

新規受注と雇用の指数低下が目立ち、インフレ圧力の一部を和らげると考えられます。

・新規受注は44.3に低下
・雇用指数は46.9に低下
・12業種で活動が縮小
・6業種は活動が拡大
・入荷遅延指数は14年ぶり低水準
・在庫は約2年ぶり低水準に下げる

ISM製造業景気指数とは、全米供給管理協会が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気縮小とされています。
毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表され、製造業(300社以上)の購買責任者を対象にンケート調査を実施して、新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに算出する。

4月の注目イベントについて

4月も重要な経済指標の発表が続きますので、日程の確認をしておきましょう。

4月の注目のイベント

・4/ 5 ISM非製造業景気指数
・4/ 7 雇用統計
*4/12 消費者物価指数(CPI)
・4/13 生産者物価指数(PPI)
・4/14 小売売上高
・4/14 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・4/17 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・4/20 フィラデルフィア連銀景気指数
・4/25 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・4/28 PCEデフレーター
・4/28 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

今週は景気指数に続き雇用統計の発表があります。

4月も注目はインフレ関連となりますが、消費者物価指数(CPI)の発表が最重要ポイントとなると考えられます。

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まとめ

【原油高騰でインフレ再熱のリスク】S&P500は年初来高値を更新できるのかをまとめます。

まとめ

【4/3の米国市場の値動き】
・S&P500…+0.37%
・ダウ…+0.98%
・NASDAQ…▲0.27%
・長期金利は3.415に低下
【経済トピックス】
・OPECプラス日量100万バレル減産
・テスラ納車台数が過去最高を更新
・市場予想下回るISM製造業景気指数

昨日の米国市場はエネルギー銘柄を中心に大きく上昇したことで、ダウはプラスとなりましたが、資金の抜けたナスダックはわずかに下落しました。

S&P500は4日連続の上昇となり年初来高値を目指す展開となりましたが、原油価格の上昇が続くようだと再びインフレの再熱が懸念されます。

政策金利はまだ年内に利下げに転じると市場は予想しているようですが、あまりにも楽観が広がるようだと足元をすくわれるかもしれませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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