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【株価急落】スタグフレーションの可能性に0.5%利上げはあるのか?

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市場分析
こんなことがわかる記事

・2/16米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス

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昨日の米国市場は3指数そろって大きく下落しました。

予想以上に上振れした生産者物価指数(PPI)に利上げ観測が高まったことで長期金利は急騰しました。

一方で、FRBのタカ派メンバーが次回FOMCで0.5%の利上げを支持する姿勢を見せたことで、株式市場の売り圧力を高めたようです。

それでは2/16の米国市場を振り返り【株価急落】スタグフレーションの可能性に0.5%利上げはあるのか?について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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2/16 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく下落したことで、ナスダックは4日ぶりの下げ相場となりました。

生産者物価指数の発表などが長期金利に影響されたようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

そろって下落した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数ともに下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲1.38%
・ダウ…▲1.26%
・NASDAQ…▲1.78%

プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしてもプラ転することはありませんでした。

ジリジリと回復した分も、引けにかけて大きく下落していきました。

昨日は全体的に下落しましたが、特に大型株の売り圧力が強かったようです。

ここ
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ハイパーグロース株はガタ落ちよ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲7.62%
・COIN(コインベース)…▲5.41%
・CRWD(クラウドストライク)…▲4.48%
・DDOG(データドッグ)…▲7.04%
・DOCS(ドクシミティー)…▲4.61%
・MQ(マルケタ)…▲5.64%
・U(ユニティ)…▲4.57%

続伸する長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.814から3.906に上昇しました。

2月に入ってから上がり続けている長期金利ですが、とうとう4%を意識する水準にまで上げています。

このまま4%を超えるようなら昨年11月以来となり、株式市場の下落につながります。

リッヒ
リッヒ

12月の悪夢が蘇るな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落しているように見えます。

ここ
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大型株が弱いわね!

CSCO(シスコ・システムズ)は好決算により+5.24%の急騰していますが、他には上昇している銘柄は数えるほどしかありません。

特に大型株の急落が目立ちますね。

2/16下落した大型株

・MSFT(マイクロソフト)…▲2.66%
・AMZN(アマゾン)…▲2.98%
・NVDA(エヌビディア)…▲3.35%
・TSLA(テスラ)…▲5.70%
・META(メタ)…▲2.66%
・LLY(イーライリリー)…▲2.67%
・DIS(ディズニー)…▲3.12%

他にも、これまで好調だったレジャー関連銘柄も大きく下げました。

リッヒ
リッヒ

全部安のリスクオフやったな

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・素材…▲0.32%
・生活必需品…▲0.77%
・金融…▲0.82%
・エネルギー…▲0.85%
・公益事業…▲0.85%
・不動産…▲0.9%
・資本財…▲0.91%
・ヘルスケア…▲1.03%
・通信…▲1.25%
・一般消費財…▲1.64%
・情報技術…▲2.05%

下落相場となると昨年も弱かった3セクター(情報技術、一般消費財、通信)が、大きく崩れますね。

上げも大きいだけに下げも大きな3セクターは、今年もリスクの高いセクターと言えそうです。

一方で、素材セクターの下落は限定的で、3ヶ月、半年のパフォーマンスを見てもそれなりの上昇をしていますので、現在のような相場では持っていて安心できるセクターのようです。

支持線でサポートされるS&P500

昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,090まで下げました。

2月に入りヨコヨコの相場が続いていますが、なんとか昨年12月の高値をサポートラインとして支持されています。

とはいえ、このまま下落が続き50日移動平均線などを下抜けしてしまうと、一気に年初来安値を掘り下げる展開となるかも知れません。

ここ
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なんとか4,000は維持したいわね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

大幅増となった生産者物価指数(PPI)

1月の生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが、予想を上回り昨年6月以来の大幅増となりました。

1月の生産者物価指数(PPI)

【PPI(総合)】
・前年比…6.0%(予想…5.4%)
 前回…6.2%(改定値…6.5%)
・前月比…0.7%(予想…0.4%)
 前回…▲0.5%(改定値…▲0.2%)
【コアPPI】
・前年比…5.4%(予想…4.8%)
 前回…5.5%(改定値…5.8%)
・前月比…0.5%(予想…0.2%)
 前回…0.1%(改定値…0.3%)

根強いインフレ圧力によって、今後の追加利上げを後押しする可能性が出てきました。

6月にはターミナルレートの5.25-5.50に達する予想となっていますが、FRB高官の中にはさらにタカ派の発言が聞かれました。

リッヒ
リッヒ

インフレの減速が予測されてただけに
株式市場にとってはショックやな

ここ
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株価が上昇するには厳しい状況ね!

生産者物価指数(PPI)とは、『Producer Price Index』を略して『PPI』と呼ばれ、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標です。
全調査対象の物価動向を示した『総合指数』の他、製造段階別(原材料、中間財、最終財)、品目別、産業別などさまざまな分類があります。

大幅悪化した2月のフィラデルフィア連銀景気指数

2月のフィラデルフィア連銀景気指数が発表されましたが、予想を大きく下回り大幅悪化していました。

フィラデルフィア連銀景気指数

【2月】
結果…▲24.3(予想▲7.3)
前回…▲8.9

投入コストの伸びが10ヶ月ぶりに加速する一方で、受取価格の伸びは大幅に鈍化していました。

内訳の新規受注、出荷、納期、従業員数を示す指標も全て低下していました。

ここ
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足元の景気は減速してるわね!

リッヒ
リッヒ

スタグフレーションの可能性出てきたな

0.5%の利上げを示唆するFRB高官

1月末のFOMCで0.5%の利上げを支持していたタカ派の2人は、次回の会合でも0.5%の利上げを支持する可能性があることを明らかにしました。

タカ派として知られるクリーブランド連銀のメスター総裁とセントルイス連銀のブラード総裁は、FOMCで0.5%引き上げる説得力ある経済的論拠があると考えていたようです。

リッヒ
リッヒ

2人とも投票権はないんやけどな

2月の注目イベントについて

2月も重要な経済指標の発表が続きます。

相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップして、注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。

今後注目のイベント

・2/24 PCEデフレーター
・2/28 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

リッヒ
リッヒ

当分重要な経済指標はないな

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まとめ

【株価急落】スタグフレーションの可能性に0.5%利上げはあるのか?をまとめます。

まとめ

【2/16の米国市場の値動き】
・S&P500…▲1.38%
・ダウ…▲1.26%
・NASDAQ…▲1.78%
・長期金利は3.906に上昇
【経済トピックス】
・大幅増となった生産者物価指数(PPI)
・大幅悪化した2月のフィラデルフィア連銀景気指数
・0.5%の利上げを示唆するFRB高官

先日の消費者物価指数(CPI)に続いて、生産者物価指数(PPI)もインフレ減速に陰りが見えています。

FRBのドットプロットよりも低いターミナルレートを予想していた市場も、いよいよ楽観がなくなってきました。

まだ年内の利下げを予想している市場ですから、次回FOMCでタカ派発言などがあれば、もう一段安の株価が待っているかも知れません。

われわれ個人投資家も、急落する可能性をどこかで覚悟しておいた方が賢明ですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
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