昨日の米国市場は大きく上昇しました。
政府閉鎖の影響で発表が遅れていたCPIが、予想を下回ったため来週のFOMCでの利下げ観測が高まりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky10/24 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
久しぶりのインフレ指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.79%
・ダウ平均 …+1.01%
・NASDAQ100…+1.04%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後は高水準でほとんど変動することなく、大引けには週末の利確がわずかに入りました。

強い1週間だったわね!
週間ベースで見るとS&P500は+1.92%、ダウは+2.20%、NASDAQ100は+2.18%の上昇となりました。

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲0.20%
・COIN(コインベース) …+9.82%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.02%
・DDOG(データドッグ) …▲0.08%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.89%
・MQ(マルケタ) …▲0.63%
・U(ユニティ) …+2.76%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.005から4.003に下げました。
ドル円は連日円安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄が多かったことがわかります。

TSLAが反落したわね!

マグニフィセント7は6銘柄が上昇、1銘柄のみが下落。GOOGが+2.67%、NVDAが+2.25%、AMZNが+1.41%と大きく上げており、TSLAは▲3.40%と大きく下げています。
決算が好感された銘柄には大きく上昇したものも多かったようです。
・F(フォード)…+12.16%
・COIN(コインベース)…+9.82%
・ALB(アルビマール)…+8.50%
・IBM(IBM)…+7.88%
・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ)…+7.63%
・EME(エムコア)…+7.46%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…+6.39%
・MU(マイクロン)…+5.96%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・DECK(デッカーズ)…▲15.21%
・MHK(モホーク)…▲6.98%
・NEM(ニューモント)…▲6.23%
・ITW(イリノイ・ツール・ワークス)…▲4.54%
・PKG(パッケージング・コーポ)…▲3.95%
・TTD(トレードデスク)…▲3.93%
・BKR(ベーカーヒューズ)…▲3.25%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは7セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+1.40%
・公益事業 …+1.21%
・通信 …+1.14%
・金融 …+0.97%
・資本財 …+0.45%
・不動産 …+0.45%
・ヘルスケア…+0.03%
・素材 …±0%
・一般消費財…▲0.03%
・生活必需品…▲0.38%
・エネルギー…▲0.70%
情報技術や公益事業、通商が1%を超える大きな上昇。
一方で、2日連続で大きく上昇していたエネルギーが大きく下げました。
他にも生活必需品と一般消費財がマイナス。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.79%上昇して、終値では6,791に上げました。
このところ上昇傾向にあったS&P500ですが、昨日の上昇で今年33回目の高値更新となりました。
政府機関の閉鎖が続き久しぶりの経済指標の発表が、利下げ期待を高めたようです。
2週間かけて高値まで戻してきた市場ですが、トランプ大統領の関税発言がなければもっと容易に株価の上昇が期待できそうです。
来週には米中首脳会議の他、GAFAMの決算発表に加えてFOMCもありますので、間違いなくボラティリティが高まる1週間となりそうです。

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FEAR&GREEDインデックスは28から33に上げましたが、FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
9月CPI予想を下まわり利下げ後押し
予定より2週間ほど遅れて9月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。
すべてが予想を下回ったことでインフレの伸びは鈍化が示され、次週FOMCでの利下げ観測を高めました。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…3.0%(予想…3.1%)
・前回…2.9%
〈前月比〉
・結果…0.3%(予想…0.4%)
・前回…0.4%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…3.0%(予想…3.1%)
・前回…3.1%
〈前月比〉
・結果…0.2%(予想…0.3%)
・前回…0.3%
・中古車価格の下落
・衣料品の価格は1年ぶりの高い伸び
・航空運賃の伸び鈍化
・ガソリン代は上昇加速
・自動車保険料は下落
関税によるインフレ圧力は多くのエコノミストが懸念していたほど大きくないようですが、まだ警戒している当局者も多いようです。

12月利下げも後押しされたわ!
購買担当者指数は今年2番目の高水準
10月の企業活動を示す購買担当者指数(PMI)は、前月の53.9から54.8に上昇して今年2番目の高水準となりました。
サービス業の指数が上昇したことが押し上げに寄与したようです。
・新規受注指数は54.2と今年の最高水準
・仕入れ価格指数は小幅上昇
・販売価格指数は6カ月ぶりの低水準
・受注残はほぼ停滞
関税により物価上昇が懸念されましたが、企業は販売促進のため価格設定を抑えたことがうかがえました。

米企業は何があっても強いな
ミシガン大マインド指数5月ぶり低水準
ミシガン大学が発表した10月の消費者マインド指数は、前月の55.1から53.6に落ち込み、市場予想の54.5を下回りました。
物価高が家計に与える影響が続き懸念されて、5カ月ぶりの低水準に落ち込みました。
1年先のインフレ期待は予想と一致して4.6%ですが、相変わらず高い水準のままですね。

前月よりは少し下がったわね!
10月の注目イベントについて
10月も終盤に入りますが、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*10/未定 雇用統計
・10/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・10/28 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*10/28~29 FOMC
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【10/24 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.79%
・ダウ平均 …+1.01%
・NASDAQ100…+1.04%
【経済トピックス】
・9月CPI予想を下まわり利下げ後押し
・購買担当者指数は今年2番目の高水準
・ミシガン大マインド指数5月ぶり低水準
昨日の米国市場は大きく上昇しました。
政府機関閉鎖で発表が遅れていたCPIが予想を下回ったことで、来週と12月のFOMCでの利下げが後押しされました。
来週にはFOMC以外にも米中首脳会議、GAFAMの決算発表も続きますので株価の急変の可能性もあります。
押し目を待っていた投資家にはチャンスが訪れる可能性もありますが、買い場は来ないかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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