昨日の米国市場は3日連続の下落となりました。
発表された経済統計では景気が底堅いことが示されましたが、株価の割高感への警戒が広がったようです。
3日で▲1.33%下げたS&P500ですが、ドル円は2ヶ月ぶりの高水準で1ドル150円に迫っています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky9/25 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
いくつか経済指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.50%
・ダウ平均 …▲0.38%
・NASDAQ100…▲0.43%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても一旦大きく下落した後に買い戻されていきました。
その後もジリジリと下げていきましたが、引けにかけてわずかに回復していきました。

3日続落は1ヶ月ぶりね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲4.40%
・COIN(コインベース) …▲4.69%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.68%
・DDOG(データドッグ) …+0.02%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.15%
・MQ(マルケタ) …▲2.73%
・U(ユニティ) …▲5.26%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.149から4.172に上昇しました。
ドル円は急激にドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることがわかります。

アップルが強かったわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。AAPLが+1.81%、NVDAが+0.41%と上昇していますが、TSLAが▲4.38%、METAが▲1.54%と大きく下げています。
上昇銘柄は多くないようですが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・INTC(インテル)…+8.87%
・IBM(IBM)…+5.20%
・SNPS(シノプシス)…+4.08%
・ALB(アルビマール)…+3.98%
・CTHR(チャーターコミュニケーションズ)…+2.73%
・SCHW(チャールズ・シュアブ)…+2.61%
・VLO(バレロエナジー)…+2.10%
・AXON(アクソン)…+2.02%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・KMX(カーマックス)…▲20.07%
・JBL(ジェイビル)…▲6.69%
・FCX(フリーポートマクモラン)…▲6.19%
・ORCL(オラクル)…▲5.55%
・TPR(タペストリー)…▲4.96%
・MRNA(モデルナ)…▲4.91%
・DECK(デッカーズ)…▲4.85%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは1セクターのみが上昇、他10セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+0.43%
・素材 …▲0.03%
・不動産 …▲0.27%
・情報技術 …▲0.03%
・金融 …▲0.42%
・生活必需品…▲0.52%
・通信 …▲0.54%
・資本財 …▲0.65%
・公益事業 …▲1.03%
・一般消費財…▲1.29%
・ヘルスケア…▲1.83%
原油価格の上昇によりエネルギーが3日連続で大きく上げています。
他はすべて下落していますが、ヘルスケアや一般消費財、公益事業は1%を超える大きな下落をしています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.50%下落して、終値では6,604に下げました。
今週に入り続落していたS&P500ですが、昨日の下落で3日連続の下げ相場となりました。
月間リターンも+3.61%まで伸ばしていましたが、+2.24%にまで縮小。
およそ2週間分の上げ幅をかき消す結果となりました。
これまで好調の続いたS&P500でしたが、9月も残すところ数日というところで失速してしましましたね。

このあたりで耐えて欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは57から52に下げ、GREEDからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
失業保険申請件数が予想を超えて減少
先週の新規失業保険申請件数は減少し、7月中旬以来の低水準となりました。
前週比1万4000件減の21万8000件は、予想の23.3万人を大きく下回りました。
景気の不透明感を受けても多くの企業は人員を維持する姿勢を示しているようです。

雇用は底堅いわね!
4-6の米GDPは2年ぶりの高い伸び
第2四半期(4-6月)の米GDP確報値は前期比年率3.8%増と、予想の3.3%増を超えて2年ぶりの高い伸びとなりました。
個人消費が2.5%増に上方修正され、関税による買い控えは思ったほど深刻ではなかったようです。
関税によるリセッション懸念を警戒する人もいましたが、雇用も景気もまだ強いようです。

利下げ見通しが後退やな
トランプ関税ブランド化と特許済み医薬品に100%
トランプ大統領は、ブランド化または特許取得済みの医薬品に100%の関税を課すと発表しました。
企業が米国内に医薬品工場を建設していない限り、今関税を適応するとのこと。
久しぶりのトランプ砲でしたが、今から製薬工場をつくるよりトランプ任期を待った方が早そうですね。

もう関税は懲り懲りね!
9月の注目イベントについて
今月の経済指標スケジュールも確認しておきましょう。
・9/26 PCEデフレーター
・9/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【9/25 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.50%
・ダウ平均 …▲0.38%
・NASDAQ100…▲0.43%
【経済トピックス】
・失業保険申請件数が予想を超えて減少
・4-6の米GDPは2年ぶりの高い伸び
・トランプ関税ブランド化と特許済み医薬品に100%
昨日の米国市場は3日連続の下落となりました。
発表された経済データでは雇用も消費も強く底堅い米経済が示されましたが、利下げ観測は後退することになりそうです。
今年に入り+12%の上昇にまで伸ばしてきたS&P500ですが、2桁リターンを維持して年末を迎えることができるのでしょうか。
上げ材料がなければ、このままグズグズと株価を押し下げていくかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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