昨日の米国市場は下落しました。
これで5日連続の下落となりましたが、いつになったら下げ止まるのでしょうか。
やはりジャクソンホール会合でのパウエル議長の講演に対して、相当警戒が拡がっているようです。
利下げ期待が打ち砕かれるようなことがあれば、もう一段安も考えられますね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky8/21 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.40%
・ダウ平均 …▲0.34%
・NASDAQ100…▲0.46%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後何度か売り戻されていくと、引けにかけても回復することはありませんでした。

下げ相場が続くわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+2.07%
・COIN(コインベース) …▲1.35%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.22%
・DDOG(データドッグ) …+0.54%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.36%
・MQ(マルケタ) …▲0.67%
・U(ユニティ) …+1.23%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.295から4.328に上昇しました。
為替は再びドル高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることが分かります。

警戒感が高まっているわ!

マグニフィセント7はGOOGがわずかに上げていますが他6銘柄は下落。TSLAが▲1.17%、METAが▲1.15%と大きく下げています。
全体的には売られていますが、上昇した銘柄を探してみましょう。
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+14.66%
・PKG(パッケージング・コーポレーション)…+6.17%
・SW(スマーフィット・ウエストロック)…+4.15%
・HPE(ヒューレット・パッカード)…+3.71%
・NDSN(ノードソン)…+3.00%
・DAY(デイフォース)…+2.37%
・IP(インターナショナル・ペーパー)…+2.17%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・FSLR(ファースト・ソーラー)…▲6.99%
・WMT(ウォルマート)…▲4.49%
・PCG(パシフィック・ガス)…▲4.49%
・EIX(エンジン・インターナショナル)…▲3.84%
・DHR(ダナハー)…▲3.55%
・IQV(アイキューヴィア)…▲3.46%
・ALL(アールステート)…▲3.31%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+0.72%
・素材 …+0.68%
・ヘルスケア…+0.01%
・金融 …▲0.20%
・資本財 …▲0.23%
・通信 …▲0.26%
・不動産 …▲0.34%
・情報技術 …▲0.38%
・一般消費財…▲0.45%
・公益事業 …▲0.59%
・生活必需品…▲1.24%
エネルギーと素材は買われた1日となりましたが、基本は下げ相場。
前日に買われていた生活必需品は、ウォルマートの急落によって大きく下げています。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.40%下落して、終値では6,370に下げました。
今年は高値を更新するごとに調整してきたS&P500ですが、昨日も下落して5日連続の下落となりました。
ジャクソンホール会合でのパウエル議長の講演待ちということですが、利下げに対して積極的な発言はないと考えられています。
利下げに対して消極的な発言があったとしても、織り込み済みだったらいいんですけどそうはいかないでしょうね。

そろそろ下げ止まって欲しいわね!
FEAR&GREEDインデックスは56から53に下げ、GREEDからNEUTRALに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
クックFRB理事に辞任するよう書簡要請
司法省はFRBのクック理事が辞任するように、パウエル議長に対して書簡で要請しました。
同理事は住宅ローン契約を巡って不正があったとして、トランプ大統領から強く辞任要求されていました。
とはいえ、パウエル議長には解任の権利はなく、解任できるのは大統領のみですが正当な理由が必要になります。

正当かどうかはまだわからないわ!
現状利下げの意思なしクリーブランド連銀総裁
クリーブランド連銀のハマック総裁は、『明日FOMCが開催されれば利下げを支持しない』と述べました。
『インフレは高過ぎる上、過去1年を通じて上昇基調にある』ことがその要因とのこと。
失業率は依然として最大雇用とみる水準に近いことも、理由として理にかなっていますね。

どう考えても利下げ時期やないやろな
製造業PMIが上昇で3年ぶりの高水準
8月の製造業活動を示す指数は上昇し、約3年ぶりの高水準に上昇しました。
需要の強まりを背景に、持続的なインフレ圧力をもたらしています。
前月比3.5ポイント上昇の53.3と、市場予想の49.7を上回っています。

契機というより関税の影響ね!
8月の注目イベントについて
8月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【8/21 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.40%
・ダウ平均 …▲0.34%
・NASDAQ100…▲0.46%
【経済トピックス】
・クックFRB理事に辞任するよう書簡要請
・現状利下げの意思なしクリーブランド連銀総裁
・製造業PMIが上昇で3年ぶりの高水準
昨日の米国市場は5日連続で下落しました。
ジャクソンホール会合でのパウエル議長の講演待ちということですが、投資家は利下げに関する発言を期待しているようです。
ここまで下げてきた分で織り込み済みと言ってくれるといいのですが、講演後は更なる下落も予想できます。
今年もこれまでは何とかプラスをキープしてきたS&P500ですが、マイナス圏に突入する可能性にも備えておきたいところです。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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