昨日の米国市場は上昇しました。
5月の生産者物価指数(PPI)は、引き続きインフレが抑制されていることを示したことが好感されたようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky6/12 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
インフレ指標が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.38%
・ダウ平均 …+0.24%
・NASDAQ100…+0.24%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
その後は大きな変動なく引けを迎えると、大引けには買戻しもありました。

週末の利確は少なかったわ!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲3.86%
・COIN(コインベース) …▲3.84%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.00%
・DDOG(データドッグ) …+3.41%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.90%
・MQ(マルケタ) …+0.18%
・U(ユニティ) …+3.10%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.420から4.365に低下しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄が多かったことがわかります。

ヘルスケアが強かったわね!

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落しました。NVDAが+1.52%、MSFTが+1.32%上げており、TSLAが▲2.24%と大きく下げています。
テックやヘルスケアには大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・ORCL(オラクル)…+13.31%
・NEM(ニューモント)…+4.90%
・CAH(カーディナル・ヘルス)…+4.56%
・VST(ビストラ・エナジー)…+4.24%
・COR(センコア)…+2.92%
・EQT(EQT)…+2.87%
・GEN(ゲンデジタル)…+2.82%
・ACGL(アーチ・キャピタル)…+2.82%
オラクルは前日アフターに発表した決算が好感されて爆上げしています。
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・BA(ボーイング)…▲4.78%
・ALB(アルビマール)…▲4.00%
・COIN(コインベース)…▲3.84%
・WBD(ワーナーブラザース)…▲3.32%
・OMC(オムニコム)…▲2.88%
・MACH(マッチ・グループ)…▲2.79%
・LUV(サウスウエスト・エアライン)…▲2.72%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・公益事業 …+1.16%
・ヘルスケア…+0.88%
・情報技術 …+0.86%
・エネルギー…+0.64%
・素材 …+0.50%
・不動産 …+0.44%
・生活必需品…+0.38%
・金融 …+0.16%
・資本財 …▲0.06%
・通信 …▲0.56%
・一般消費財…▲0.56%
電力が伸びたことで公益事業が大きく上げています。
他にもヘルスケアやエネルギーが上げており、これまで下げてきた分アップサイドも大きいと考えています。
一方で、一般消費財は直近1ヶ月でも唯一のマイナスセクターとなってしまいました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.38%上昇して、終値では6,045に上げています。
前日には反落していたS&P500ですが、昨日の上昇で直近の高値を更新しています。
6月に入ってからは安定しており、年初来のリターン+2.78%にまで伸ばしています。
出来高はそこまで大きくありませんので、まだまだ米国市場への資金は大きく流入しているわけではなさそうです。

まだまだ伸びしろはありそうね!
FEAR&GREEDインデックスは62から61に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
5月PPI引き続き抑制されたインフレ示す
昨日発表された5月の生産者物価指数(PPI)は、引き続き抑制されたインフレを示しました。
【PPI(総合)】
・前年比…+2.6%(予想…+2.6%)
前回…+2.5%(速報値…+2.4%)
・前月比…+0.1%(予想…+0.3%)
前回…▲0.2%(速報値…▲0.5%)
【コアPPI】
・前年比…+3.0%(予想…+3.1%)
前回…+3.2%(速報値…+3.1%)
・前月比…+0.1%(予想…+0.3%)
前回…▲0.2%(速報値…▲0.4%)
消費者向け耐久財や資本設備の価格は上振れし、関税による影響が散見されました。
原油価格の低下により、エネルギーや食品などは低い伸びにとどまっています。
前日のCPIに続き昨日のPPIも予想を下ブレしましたが、関税の影響はこれからなのかも知れません。

FRBも当分は様子見ね!
トランプ氏自動車関税引き上げを示唆
トランプ大統領は国内自動車産業の保護を目的に自動車関税を引き上げる可能性を示唆しました。
GMなどの国外を生産拠点としている自動車メーカーも、米国内に生産拠点を移す計画を発表しています。
現行の25%より引き上げられたとしても、自動車の生産ラインを移す方が企業としてはコスト増につながりそうですから、トランプ大統領の任期中ガマンするメーカーも出てきそうですね。

米国メーカーも苦労しとるな
TACO『パウエル議長は解任しない』
トランプ大統領は数日前には『近く後任の議長を指名する』と言っていましたが、一転して『パウエル議長は解任しない』と得意のTACOトレードを見せました。
ただし依然として『遅すぎるパウエル』と呼ぶように、政策金利を引き下げない議長には不満があるようです。
意見をコロコロ変えるトランプ大統領ですから、いつまた『解任だ!』と騒ぎ出すかはわかりませんね。

結局は解任されないはずよ!
6月の注目イベントについて
6月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/17 小売売上高
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【6/12 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.38%
・ダウ平均 …+0.24%
・NASDAQ100…+0.24%
【経済トピックス】
・5月PPI引き続き抑制されたインフレ示す
・トランプ氏自動車関税引き上げを示唆
・TACO『パウエル議長は解任しない』
昨日の米国市場は上昇しました。
前日に続きインフレ指標が発表されましたが、関税の影響は限定的であってFRBでなくとももう少し様子を見たいところです。
一方で、トランプ大統領の傍若無人感は留まることを知らず、米国内の企業ですら右往左往の状況が続きます。
これから先もまだ関税を中心としたニュースが続くと思いますが、もう市場はあの時のような動揺にはつながらないと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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