昨日の米国市場は下落しました。
注目のエヌビディアの決算発表をアフターに控えて、積極的な売買はなかったようです。
そのエヌビディアの決算発表は良好なもので、時間外で株価を大きく上げています。
半導体やAIの未来は明るいようで、今夜の相場も楽しみですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/28 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
エヌビディアの決算も発表されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.56%
・ダウ平均 …▲0.58%
・NASDAQ100…▲0.45%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。
その後は3指数ともに下落していきヨコヨコで耐えていたのですが、引けにかけては下落していきました。

そこまで大きな動きではなかったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲0.98%
・COIN(コインベース) …▲4.55%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.72%
・DDOG(データドッグ) …▲1.11%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.88%
・MQ(マルケタ) …+0.96%
・U(ユニティ) …+12.52%
UはSNSで話題になったことで個人投資家の買いが集まったようです。
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.448から4.475に上昇しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落したことがわかります。

前日からの反落ね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。TSLA▲1.65%下げた以外は1%未満といった限定的な変動でした。
市場全体が売り込む中でも、上昇した銘柄もあったようです。
・FICO(フェア・アイザック)…+7.74%
・WBD(ワーナーブラザース)…+4.92%
・GEV(GEベルノバ)…+2.86%
・HOLX(ホロジック)…+2.48%
・DXCM(デクスコム)…+1.93%
・CVS(CVSヘルス)…+1.81%
・EXPE(エクスペディア)…+1.654%
・AVGO(ブロードコム)…+1.60%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・CDNS(ケイデンス・デザイン)…▲10.67%
・SNPS(シノプシス)…▲9.64%
・AOS(エー・オー・スミス)…▲6.33%
・ANSS(アンシス)…▲5.26%
・DECK(デッカーズ)…▲4.26%
・HPQ(HP)…▲4.02%
・STZ(コンステレーション・ブランズ)…▲3.86%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは11セクターすべてが下落した1日となりました。

・不動産 …▲0.14%
・通信 …▲0.22%
・情報技術 …▲0.43%
・生活必需品…▲0.55%
・資本財 …▲0.55%
・ヘルスケア…▲0.71%
・金融 …▲0.82%
・エネルギー…▲0.99%
・素材 …▲1.00%
・一般消費財…▲1.05%
・公益事業 …▲1.44%
前日には全セクターが上昇していたのですが、一変して反落しています。
特に公益事業や一般消費財、素材やエネルギーなどは1%前後の大きな下落となりました。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.56%下落して、終値では5,888に下げています。
なかなか上値を超えられないS&P500ですが、昨日も反落によって年初来リターンをほぼゼロとしてしまいました。
4月からかなり回復している状況ですが、2週間ほどはヨコヨコが続いています。
とはいえ、特に心配するような状況ではなく、値固めをしているように見えます。
エヌビディアが好決算を発表したようですから、これが起爆剤となってくれるかもしれません。

でも主要材料は関税ね!
FEAR&GREEDインデックスは65と変わらずGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ政権が半導体設計ソフト販売制限へ
トランプ政権が半導体設計ソフトウエアの中国販売を制限する方針であることが明らかになりました。
EDAソフトを提供する主要企業としてケイデンス・デザインやシノプシスなどの株価は急落して、半導体関連銘柄の株価も下落していきました。

コロナショック以来の下げ幅よ!
中国不振でも強気なエヌビディアの決算発表
アフターで決算発表のあったエヌビディアですが、中国事業は減速するも来期の売上高に強気な見通しを示したことで、時間外で株価は急騰しています。

売上高は前年同期比69%増の441億ドルで市場予想の433億ドルを上回り、EPSも96セントで市場予想93セントをビートしました。
来期は輸出規制によって中国売上高が約80億ドル落ち込む見通しですが、全体の売上高は約450億ドルを見込む強気な見通し。
対中貿易規制が懸念として残りますが、世界的に広がるAI需要はまだこれからといったところでしょうか。

これでやっと上抜けしてくれるかな
関税影響で慎重な5月FOMC議事要旨
5月6-7日に開催されたFOMCの議事要旨が公表されましたが、当局者らは経済を巡る不確実性が高まっていることを理由に、政策金利の調整を行う上では慎重なアプローチが正当化されるとの認識で一致しているようです。
最近の高官発言を見ても『関税の影響が経済に反映されるまで利下げすべきではない』といったコメントが目につきますので、年内の利下げはないまでありそうです。
それでもまだ市場は年内2回の利下げを織り込んでいますから、どこかですり合わせが必要になりそうです。


年後半までは下げなそうね!
5月の注目イベントについて
5月も残りわずかですが重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・5/30 PCEデフレーター
・5/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
6月の注目イベントについて
来週には6月になりますので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/ 2 ISM製造業景気指数
・6/ 4 ISM非製造業景気指数
*6/ 6 雇用統計
*6/11 消費者物価指数(CPI)
・6/12 生産者物価指数(PPI)
・6/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/17 小売売上高
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【5/28 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.56%
・ダウ平均 …▲0.58%
・NASDAQ100…▲0.45%
【経済トピックス】
・トランプ政権が半導体設計ソフト販売制限へ
・中国不振でも強気なエヌビディアの決算発表
・関税影響で慎重な5月FOMC議事要旨
昨日の米国市場は下落しました。
前日の急騰から反落となりましたが、エヌビディアの決算発表を前に投資家が慎重になったのだと考えられます。
トランプ政権からの半導体関連への圧力もありましたが、どうやらエヌビディアにはそれをも跳ね返す力があるようです。
関税に揺れる米国市場ですが、いずれ収束するであろう問題に一喜一憂するのではなく、長期的な目線で成長企業に投資する姿勢を忘れてはいけませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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