『大きく上昇したセクターはどれ?』2022年11月米国株セクター別パフォーマンス

市場分析
この記事でわかること

・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・上昇に転換したセクター

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こんにちは!
セクターローテーションを感じる
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

11月もなんとか上昇した米国市場ですが、このまま上昇トレンドに転換できるのでしょうか?

インフレはピークアウトつつあるなかで、政策金利の引き上げは減速に向かっていくようです。

少しづつ景気後退の足音が聞こえる米経済ですが、来年にはリセッションは起こるのでしょうか?

昨年まではハイテクを握りしめていれば資産を増やすことができた簡単な相場でしたが、今後はそう簡単にいかなそうですね。

そんな状況でも上昇が狙えるセクターがあれば知りたいと思いませんか?

そこで今回の記事では、『大きく上昇したセクターはどれ?』2022年11月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。

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【2022年11月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。

11種類のセクター

・情報技術(Information Technology)
・ヘルスケア(Healthcare)
・一般消費財(Consumer Cyclical)
・通信(Communication Services)
・金融(Financial)
・資本財(Industrials)
・生活必需品(Consumer Defensive)
・公益事業(Utilities)
・素材(Materials)
・不動産(Real Estate)
・エネルギー(Energy)

それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。

【1ヶ月(11月)】セクター別パフォーマンス

直近1ヶ月(2022年11月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月のパフォーマンス

・素材…+10.37%
・資本財…+9.21%
・金融…+8.13%
・公益事業…+7.44%
・不動産…+7.12%
・生活必需品…+6.7%
・情報技術…+6.07%
・ヘルスケア…+4.39%
・エネルギー…+3.22%
・通信…+2.05%
・一般消費財…▲0.03%

直近1ヶ月は11セクターのうち10セクターがプラス1セクターのみがマイナスとなった相場でした。

リッヒ
リッヒ

S&P500は+5.3%程度の上昇やったな

素材や資本財といった地味で堅実なセクターが大きく上昇しています。

一方で、ほとんどのセクターが上昇しているにもかかわらず、一般消費財セクターはわずかに下落しています。これはアマゾンとテスラといった大型株が▲20%近く下落していることが要因です。

また、10月には+18%の上昇をしていたエネルギーセクターは、11月には3.2%の小幅な上昇でした。

今後もハイテクやシクリカルといったセクターよりも、ディフェンシブセクターのパフォーマンスが期待できそうです。

今後の米国市場がリセッション入りする可能性があると考えるのであれば、リスクヘッジとしてディフェンシブセクターへの投資が必要になると考えています。

リッヒ
リッヒ

生活必需品やヘルスケアあたりに注目やな

【3ヶ月】セクター別パフォーマンス

少し期間を延ばして、直近3ヶ月(2022年9月~2022年11月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近3ヶ月のパフォーマンス

・エネルギー…+5.5%
・金融…+5.16%
・ヘルスケア…+4.96%
・素材…+4.46%
・資本財…+4.2%
・生活必需品…+3.3%
・情報技術…▲5.8%
・公益事業…▲5.83%
・不動産…▲8.85%
・通信…▲10.79%
・一般消費財…▲11.28%

11セクターのうち6セクタープラス5セクターがマイナスでした。

先月時点で記事を作成した時にはエネルギーセクターだけがプラスでしたが、11月の上昇によって多くのセクターがプラスに転じました。

特に、金融セクターヘルスケアセクター素材セクター資本財セクター生活必需品セクターは、指数を上回るリターンを出しています。

ここ
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S&P500のリターンは▲0.7%程度だったわ!

ここでも一般消費財セクターと通信セクターは2桁マイナスと苦戦していますね。

リッヒ
リッヒ

テック含めて大型株の急落があったからな

【6ヶ月】セクター別パフォーマンス

さらに期間を延ばして、直近6ヶ月(2022年6月~11月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近6ヶ月のパフォーマンス

・資本財…+7.27%
・生活必需品…+3.71%
・ヘルスケア…+2.06%
・エネルギー…+1.78%
・金融…+0.6%
・情報技術…▲3.76%
・公益事業…▲4.33%
・一般消費財…▲5.4%
・素材…▲6.27%
・不動産…▲10.49%
・通信…▲13.62%

11セクターのうち5セクターがプラス6セクターがマイナスとなる相場でした。

ここ
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S&P500のリターンは▲0.7%だったわ!

トップは資本財セクターでしたが、上位にはディフェンシブセクターが目立ち相場が弱気であることを示しています。

中でも通信と不動産セクターは2桁下落をしており、直近の相場の難しさを物語っています。

リッヒ
リッヒ

通信はメタやグーグルなんかがマイナスやもんな

【年初来】セクター別パフォーマンス

次に、2022年1月から2022年11月までの年初来のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

年初来のパフォーマンス

・エネルギー…+46.01%
・公益事業…▲1.2%
・生活必需品…▲3.06%
・素材…▲6.36%
・資本財…▲7.66%
・金融…▲9.34%
・ヘルスケア…▲10.23%
・不動産…▲25.52%
・情報技術…▲29.63%
・一般消費財…▲32.67%
・通信…▲35.9%

11セクターのうち1セクターのみがプラス10セクターがマイナスとなっています。

こちらはエネルギーセクターだけが+46%と驚異的なリターンを叩き出しています。

直近1ヶ月では3%ほどしか上昇していませんが、今年の下落相場でもエネルギーセクターを抱いていれば勝てていることになります。

一方で、残りの10セクターは全てマイナスリターンとなっていますが、特に4セクターが▲25%を超える急落をしています。

通信セクターや一般消費財セクター、情報技術セクターや不動産セクターは逆金融相場(金利上昇局面)では厳しい下落相場となる一面を持ち合わせています。

ここ
ここ

S&P500のリターンは▲15%だったわ!

【1年】セクター別パフォーマンス

さらに遡って、2021年12月から2022年11月までの1年間のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1年のパフォーマンス

・エネルギー…+42.25%
・公益事業…+3.74%
・生活必需品…+0.62%
・素材…▲3.44%
・ヘルスケア…▲7.51%
・資本財…▲8.45%
・金融…▲10.6%
・不動産…▲22.79%
・情報技術…▲30.0%
・一般消費財…▲36.28%
・通信…▲37.38%

11セクターのうち3セクターがプラス8セクターがマイナスとなっています。

ここでもエネルギーセクターがダントツのパフォーマンスを見せていますが、他には大きなリターンを出せているセクターはありません。

一方で、通信、一般消費財、情報技術セクターは▲30%以上といった大きなマイナスとなっています。

リッヒ
リッヒ

S&P500指数は▲14%ほど下落しとるな

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おすすめのセクターETF11銘柄とチャート比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。

筆者の独断と偏見で、おすすめのセクターETFを紹介していきます。

おすすめのセクターETF11銘柄

おすすめのセクターETFは以下の11銘柄ですが、直近1年のリターンと共に紹介していきます。

ここ
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購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!

セクター名おすすめETF1年リターン
情報技術セクターVGT-22.63%
ヘルスケアセクターVHT-0.87%
一般消費財セクターVCR-29.72%
通信セクターXLC-34.96%
金融セクターVFH-8.77%
資本財セクターXLI-1.85%
生活必需品セクターVDC+5.32%
公益事業セクターVPU+6.1%
素材セクターXLB-4.66%
不動産セクターXLRE-18.83%
エネルギーセクターXLE+65.29%
引用:Google
リッヒ
リッヒ

セクターによって
こんなにリターンの差があるんやな

エネルギーセクターETFのXLEは、9月には+38%まで減少していたのですが、11月には+65%にまで増加しています。

マイナスのセクターが多い中で、生活必需品セクターのVDC公益事業セクターのVPUはプラスのリターンを出しており、インフレや景気後退局面に強いパフォーマンスを見せています。

ここ
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ちなみにVOOの1年リターンは▲14.3%よ!

こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。

米国株セクターETFまとめ記事はこちら

セクターETF比較チャート

おすすめのセクターETFの直近1ヶ月の比較チャートを見ていきます。

リッヒ
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わかりにくいわ!

ここ
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概ね相関性のあるチャートね

直近1ヶ月ではほとんどのETFがプラスリターンとなりましたが、素材セクターETFのXLBに続いて、資本財セクターETFのXLIが大きなリターンを叩き出しています。

一方で、一般消費財セクターETFのVCRや通信セクターETFのXLCや、エネルギーセクターETFのXLEやヘルスケアセクターのVHTなどは小幅上昇に留まっています。

セクター名おすすめETF1ヶ月リターン
情報技術セクターVGT+6.48%
ヘルスケアセクターVHT+4.66%
一般消費財セクターVCR▲0.15%
通信セクターXLC+4.98%
金融セクターVFH+7.60%
資本財セクターXLI+9.55%
生活必需品セクターVDC+6.58%
公益事業セクターVPU+8.28%
素材セクターXLB+11.30%
不動産セクターXLRE+7.87%
エネルギーセクターXLE+3.29%
引用:Google
ここ
ここ

YahooとGoooleで多少株価が
異なるけど気にしないのよ!

この先どのセクターが上昇するのかを予想するのは非常に難しい状況ですが、逆金融相場ではディフェンシブセクターが活躍しそうですね。

リッヒ
リッヒ

少なくとも下落は限定的やな

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米国株11月のセクター別パフォーマンス まとめ

米国株11月のセクター別パフォーマンスをまとめます。

まとめ

◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・直近の上昇セクターはエネルギーセクター
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎大きく上昇しているセクターは
・資本財セクターと素材セクター
・金利が高い状況では金融セクターが上昇する
・ディフェンシブセクターは景気後退局面でヘッジになる

大きく上昇しているセクターは素材セクター、資本財セクターの他、金融セクターや公益事業セクターあたりでした。

政策金利が上昇する中では、テクノロジー株やシクリカル株に対してはまだ積極的に投資をする場面ではなさそうです。

リセッション入りが確定的と言われる相場において、ディフェンシブセクターに注目せざるを得ません。

ただし、どのセクターが上昇するのかはプロの投資家にも予想することは難しいことです。

本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
ここ

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

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