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【米国市場は八方ふさがり】アンソロピックがAI開発減速訴え

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市場分析

昨日の米国市場は下落しました。

アンソロピックのCEOがAI開発の減速を呼び​かけたことを受けて、半導体を中心としたAI関連銘柄が大きく売り込まれました。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
リッヒ

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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9/14 米国市場の値動き

昨日の米国市場は下落しました。

AI関連を中心に急落しましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

・S&P500   …▲0.48%
・ダウ平均  …▲0.29%
・Nasdaq100…▲0.82%

FEAR&GREEDインデックスは33から31に下げFEARを深めました。

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.998%とさらに上昇しました。

為替(ドル円)

為替は1ドル154円340銭とドル高に反発しました。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇と下落の銘柄は半々といったように見えます。

マグニフィセント7は4銘柄が上昇、3銘柄が下落。GOOGLが+3.22%、META+2.71%、MSFT+1.97%と大きく上昇しましたが、NVDAが▲3.36%と急落しています。

半導体が売り込まれていますが、大きく上昇した銘柄も多かったようです。

・CRWD(クラウドストライク)…+13.85%
・PANW(パロアルトネットワークス)…+13.09%
・IT(ガートナー)…+9.73%
・COIN(コインベース)…+9.24%
・FTNT(フォーティネット)…+9.04%
・ADSK(オートデスク)…+7.78%
・NOW(サービスナウ)…+7.41%
・CTSH(コグニザント)…+6.83%

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇8セクターが下落した1日となりました。

・通信   …+2.68%
・生活必需品…+1.44%
・ヘルスケア…+1.36%
・一般消費財…▲0.39%
・金融   …▲0.41%
・不動産  …▲0.56%
・エネルギー…▲0.79%
・公益事業 …▲1.50%
・資本財  …▲1.65%
・情報技術 …▲2.05%
・素材   …▲2.08%

通信が大きく上昇。生活必需品とヘルスケアも1%を超える大きな上昇。

一方で、素材や情報技術は大きく下落しています。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.48%下落して、終値では7,619に下げました。

5日ぶりに上昇していたS&P500ですが、昨日は下落して下げ相場は9月に入って9営業日中で6日間に。

今月の下げ幅は▲0.86%に拡大しており、8月の高値からの下げ幅は▲2.30%にまで広がっています。

なんとか50日移動平均線の上に留まりましたが、上ヒゲを付けているので売り圧力はまだ強いようです。

今週はFOMCで利上げが発表されそうですから、上昇するのは難しいかも知れません。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

アンソロピックのCEOがAI開発の減速訴え

アンソロピックのダリオ・アモデイCEOは「われわれはAIモデルの能力​を向上させるペースを緩めなければならない」と主張し、AI業界‌全体に開発を減速するよう促しました。

「6-12カ月以内にAIの集団がインターネット全体を乗っ取り、数千億ドル​の損害をもたらす可能性がある」と警告しました。

reuters.com

イーロン​・マスク氏とサム・アルトマン氏も、Xへの投稿でアモデイ氏の見解に同意すると述べています。

トランプ氏はAI規制強化論にけん制

トランプ大統領はAI業界幹部らが週末に懸念を表明したことについて、米国にはすでにAI企業を規制し、法的責任を追及するための枠組みが整っていると主張しました。

「われわれにはこれらの企業に対する強力な刑事・規制上の権限がすでにある。AIやデータセンターに反対する病的な​陰謀が進行しており、それを喜んでいるのは中国だけだ」と述べています。

reuters.com

積極的にAI投資を斡旋してきた米政府ですから、今さらAI開発を減速させることは助長できませんよね。

ドイツもAI開発停止は「非現実的」

ドイツ政府はAIシステムの開発を停止することは、欧州にとって「現実​的な選択肢」ではないとの見解を示しました。

欧州のデジタル主権を強化するには、さら‌なるAIの開⁠発とイノベーションが必要だとも指摘しています。

reuters.com

9月の注目イベントについて

9月も重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

【9月の注目イベント】
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/16 小売売上高
*9/15~16 FOMC
・9/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 PCEデフレーター
・9/30シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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【9/14 米国市場の値動き】
S&P500   …▲0.48%
・ダウ平均  …▲0.29%
・Nasdaq100…▲0.82%

【経済トピックス】
・アンソロピックのCEOがAI開発の減速訴え
・トランプ氏はAI規制強化論にけん制
・ドイツもAI開発停止は「非現実的」

昨日の米国市場は下落しました。

アンソロピックのCEOがAI開発の減速を訴える中で、xAIとOpenAIのCEOらもこの意見には賛同しているようです。

AIのこれからを期待していた企業にとっては大きな痛手となり、AI関連銘柄は株価を大きく落としています。

ただでさえ原油高、利上げ観測の高まりなどが株価を押し下げているのに、ここにきてAIまでもが減速するようですと、株式市場にとっては八方ふさがりの状況です。

今週にはFOMCも控えていますから、まだ当分は下げ相場から逃れることはできそうにありませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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