昨日の米国市場はわずかに下落しました。
FOMCは政策金利を据え置いたものの、9月の会合でも利下げについては何も決まっていないと述べたことが影響しています。
一方で、アフターマーケットで決算発表のあったメガテック2社は時間外で株価が爆上げしています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky7/30 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
FOMCで金利据え置きが発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.13%
・ダウ平均 …▲0.38%
・NASDAQ100…+0.16%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンしてもナスダックを中心に上昇していきました。
その後FOMCで声明文が発表されるとさらに上昇するも、パウエル議長の会見によって急落。ただし、大引けには下げ幅を縮小しています。

買い戻されてよかったわ!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲0.78%
・COIN(コインベース) …+1.63%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.51%
・DDOG(データドッグ) …▲0.93%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲1.42%
・MQ(マルケタ) …+0.35%
・U(ユニティ) …+1.32%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.324から4.372に上昇しました。
為替は円安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄の方が多かったことがわかります。

久しぶりの続落ね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落しました。NVDAが+2.14%と大きく上げていますが、AAPLが▲1.05%と大きく下げています。
売られた銘柄も多かったようですが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・GNRC(ジェネラック)…+19.61%
・TER(テラダイン)…+18.88%
・HUM(ヒューマナ)…+12.40%
・EA(エレクトリック・アーツ)…+5.73%
・BG(ブンゲ・グローバル)…+5.19%
・EXE(エクスパンド・エナジー)…+4.87%
・VST(ビストラ・エナジー)…+4.57%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…+4.46%
一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。
・IEX(アイデックス)…▲11.29%
・ODFL(オールド・ドミニオン)…▲9.66%
・FCX(フリーポートマクモラン)…▲9.46%
・TT(トレイン・テクノロジーズ)…▲8.40%
・GEHC(GEヘルスケア)…▲7.82%
・ESS(エセックス・プロパティ)…▲7.64%
・GRMN(ガーミン)…▲7.44%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・公益事業 …+0.58%
・情報技術 …+0.30%
・通信 …+0.29%
・ヘルスケア…▲0.23%
・金融 …▲0.44%
・資本財 …▲0.49%
・一般消費財…▲0.66%
・生活必需品…▲0.75%
・エネルギー…▲1.36%
・不動産 …▲1.46%
・素材 …▲2.50%
公益事業や情報技術、通信セクターはなんとか上昇しています。
一方で、多くのセクターでは売られており、素材や不動産、エネルギーが大きく下げています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.13%下落して、終値では6,362に下げました。
先週までは上昇が続いていたS&P500ですが、昨日も売られ2日連続の下落となりました。

関税どころじゃなくなるわ!
FEAR&GREEDインデックスは69から67に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
金利据え置きのFOMC9月利下げ期待は後退
29、30両日に開催された7月のFOMCでは、金利据え置きが決定。
経済に対する認識が下方修正され9月の利下げ期待が高まりましたが、パウエル議長が『何も決まっていない』と発言したことで株安に向かいました。
FFレートは4.25-4.5%が続いていますが、ウォラー理事とボウマン副議長は0.25ポイント利下げを主張しました。(理事会メンバー2人が反対票を投じたのは1993年以来)
発表された声明文では以下のようなことが記されていました。
・労働市場は堅調
・インフレは幾分高止まりしている
・景気見通しは不確実性が低下した
市場は9月も据え置き、10月に1回の利下げを予想しています。


年内1回だけになったわね!
対インド25%関税発表ロシア巡り追加措置も
トランプ大統領はインドからの輸入品に対し、25%の関税を賦課すると表明しました。
ロシアから軍装備品やエネルギーを購入していることを問題視し、追加のペナルティーを課す考えも示しています。
これまでアジア諸国の関税は15-20%が多く、優遇的な扱いを受けるとのインドの期待は打ち砕かれましたね。

いよいよ8月1日になるな
メタ、マイクロソフト決算発表で株価急伸
アフターマーケットで決算発表のあったメタ・プラットフォームズとマイクロソフトの2社は、好決算を発表したことで時間外でそれぞれ株価を急伸させています。
両者ともにAI関連への投資は拡大していますが、それを下支えする売上高が好感されたようです。


明日はアップルとアマゾンの決算を控えており、同様に上昇してくれる期待が高まりますね。

やっぱりメガテックが鍵になるわね!
8月の注目イベントについて
明日から8月になりますので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・8/ 1 ISM製造業景気指数
*8/ 1 雇用統計
・8/ 1 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・8/ 5 ISM非製造業景気指数
*8/12 消費者物価指数(CPI)
・8/14 生産者物価指数(PPI)
・8/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・8/15 小売売上高
・8/15 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*8/21~23 ジャクソンホール会合
・8/26 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・8/29 PCEデフレーター
・8/29 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【7/30 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.13%
・ダウ平均 …▲0.38%
・NASDAQ100…+0.16%
【経済トピックス】
・金利据え置きのFOMC9月利下げ期待は後退
・対インド25%関税発表ロシア巡り追加措置も
・メタ、マイクロソフト決算発表で株価急伸
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
7月FOMCでは金利据え置きが発表され、9月の利下げ期待も後退しています。
一方で、メタとマイクロソフトが好決算を発表しており、AIに対する巨額な投資が肯定されたようです。
今週にはアップルとアマゾンをはじめとしたメガキャップの決算発表が続き、週末には雇用統計も控えています。
悪ければ売られる相場が続きますが、すべてをクリアしてくれることを期待しましょう。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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