昨日の米国市場は上昇しました。
各国との関税交渉が順調に進んでいるとの期待から、S&P500は高値を更新しています。
一方で、アフターマーケットに決算発表のあったテスラは、市場予想に届かない結果を受けて時間外で株価が下落しています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky7/23 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
関税交渉が終盤を迎えていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.78%
・ダウ平均 …+1.14%
・NASDAQ100…+0.43%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとわずかに売り戻されました。
その後はダウを中心に上昇していき、引けにかけても買われていきました。

ダウが強かったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.32%
・COIN(コインベース) …▲1.64%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.06%
・DDOG(データドッグ) …▲0.61%
・DOCS(ドキシミティ ) …+2.73%
・MQ(マルケタ) …+0.68%
・U(ユニティ) …▲2.40%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.348ら4.384に上昇しました。
為替は円高に向かいそうです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇したことがわかります。

ヘルスケアがリバウンドしてるわね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落しました。NVDAが+2.25%、META+1.24%と大きく上げていますが、GOOGが▲0.31%と下げています。
大きく上昇した銘柄は決算発表によるものが多いようです。
・LW(ラム・ウェストン)…+16.31%
・GEV(GEベルノバ)…+14.58%
・TEL(TEコネクティビティ)…+11.95%
・BKR(ベーカー・ヒューズ)…+11.64%
・TMO(サーモ・フィッシャー)…+9.14%
・GM(ゼネラルモーターズ)…+8.67%
・CSGP(コスター)…+6.86%
・LR(レノックス)…+6.59%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・ENPH(エンフェーズエナジー)…▲14.16%
・FI(ファイサーブ)…▲13.85%
・TXN(テキサス・インストゥルメンツ)…▲13.34%
・OTIS(オティス・ワールドワイド)…▲12.38%
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…▲6.66%
・NEE(ネクステラ・エナジー)…▲6.09%
・ALB(アルビマール)…▲5.35%
どちらも決算発表により大きく変動していますが、米国株アプリmoomooなら株価変動の要因を詳しく知ることができます。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+2.17%
・資本財 …+1.80%
・エネルギー…+1.46%
・金融 …+1.19%
・一般消費財…+1.06%
・情報技術 …+0.72%
・通信 …+0.41%
・素材 …+0.21%
・不動産 …+0.21%
・生活必需品…+0.16%
・公益事業 …▲0.57%
これまで1年以上低迷してきたヘルスケアですが、いよいよトレンド転換したかも知れません。
他にも、資本財やエネルギー、金融や一般消費財が1%を超える大きな上昇。
一方で、公益事業が唯一売られた1日となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.78%上昇して、終値では6,358に上げました。
昨日は大きく上昇したS&P500ですが、今年12回目、3日連続の高値更新となりました。
直近数日間は上にも下にもいくことができていませんでしたが、昨日は比較的長い陽線とつけています。
7月も今のところ+2.48%上げており、年初来では+8.11%にまでリターンを拡大させています。
大きなニュースがない限りは、企業決算の結果が相場に影響すると考えられます。

メガテックがこれからね!
FEAR&GREEDインデックスは73から76に上げ、GREEDからEXTREME GREEDに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
EU15%の関税率で合意に向け前進
EUは米国が輸入する大半のEU製品に、15%の関税を課す内容で合意に向けて前進しているとのこと。
これまで報復関税の準備をしているとしていたEUですが、15%の関税率は受け入れる用意があるようです。
最終的にはトランプ大統領が決めることなので、8/1を迎えるまでは油断できなそうですけどね。

波風立てないで欲しいわ!
日本との貿易合意に閣僚2人が自賛
トランプ政権の貿易交渉を担当する閣僚2人(ベッセント財務長官とラトニック商務長官)が、日本との合意にこぎ着けた自らの交渉アプローチを自賛しました。
日本は当初25%の関税を課される見通しでしたが、15%の税率で合意にこぎつけました。
とはいえ、『日本は銀行家であり運営事業者ではない。利益は米国に90%、日本側に10%が分配される』こんな条件で米国に対して80兆円の投資をする公約を交わしたとか。

完全に言いなりやな
テスラ市場予想を下回る決算で株価急落
アフターマーケットで決算発表のあったテスラですが、売上高、EPSともに市場予想を下回りました。
売上げに関しては10年で最大の減収となり、株価は時間外で急落しています。

ロボタクシーと低価格車の計画が引き続き前進していることが安心材料とも言えますが、今後は補助金の中止や燃費基準の違反罰則を撤廃などがテスラの売上をさらに削りそうです。

完全に雲行きが怪しいわね!
7月の注目イベントについて
7月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・7/29 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*7/29~30 FOMC
・7/30 PCEデフレーター
・7/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【7/23 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.78%
・ダウ平均 …+1.14%
・NASDAQ100…+0.43%
【経済トピックス】
・EU15%の関税率で合意に向け前進
・日本との貿易合意に閣僚2人が自賛
・テスラ市場予想を下回る決算で株価急落
昨日の米国市場は上昇しました。
日本との関税交渉が終了したことや、EUとの交渉も合意に向かっていることが市場の楽観につながったようです。
企業決算に目を向けるとテスラの決算発表は市場予想を下回り、売上げも減少傾向にあることから株価は急落。
一方で、Googleの親会社のアルファベットは予想をビートしたことで、時間外で株価を上昇させています。
今後さらにメガキャップの決算発表が続きますが、市場の背中を押してくれるのでしょうか。
春の急落相場で痛い目を見た人は、今のうちにポジションの整理をしておいた方がいいかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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