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【高値更新のカウントダウン】夏枯れ相場は訪れないのか

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市場分析

昨日の米国市場は前日に続けて大きく上昇しました。

中東の停戦合意はまだ守られているようですが、これほど脆弱な合意もないでしょうね。

また、そろそろトランプ関税の延期期間である7月を迎えることになりますが、各国との交渉次第ではさらなる延期もあるかと考えています。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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6/24 米国市場の値動き

昨日の米国市場は大きく上昇しました。

中東紛争はひとまず停戦に合意したようですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500   …+1.11%
・ダウ平均  …+1.19%
・NASDAQ100…+1.53%

プレマーケットから上昇していた相場は、マーケットがオープンしても上昇していきました。

その後もほぼ押し目なく上昇が続きましたが、引けにかけてわずかに売り戻しがありました。

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気持ちの良い上昇ね!

リッヒ
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ハイパーグロース株もイケイケやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム) …+5.58%
・COIN(コインベース) …+12.10%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.31%
・DDOG(データドッグ) …+1.01%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.14%
・MQ(マルケタ) …+2.86%
・U(ユニティ) …+3.18%

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.342から4.296に低下しました。

為替はジリジリと円安に向かっています。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が上昇していることが分かります。

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エネルギーが続落ね!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落しました。NVDAが+2.59%、AMZNが+2.06%と大きく上げていますが、TSLAは▲2.35%と大きく下げています。

半導体を中心に大きく上昇した銘柄が多かったようです。

昨日大きく上昇した銘柄

・COIN(コインベース)…+12.10%
・ENPH(エンフェーズ・エナジー)…+11.05%
・DXCM(デクスコム)…+9.68%
・UBER(ウーバー・テクノロジーズ)…+7.52%
・CCL(カーニバル)…+6.91%
・AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ)…+6.83%
・INTC(インテル)…+6.42%
・AMAT(アプライド・マテリアルズ)…+4.78%

一方で、大きく下げた銘柄もありました。

昨日大きく下落した銘柄

・AZO(オートゾーン)…▲3.56%
・OXY(オキシデンタル・ペトロリアム)…▲3.34%
・EBAY(イーベイ)…▲3.27%
・NOC(ノースロップ・グラマン)…▲3.14%
・XOM(エクソン・モービル)…▲3.04%
・RTX(RTX)…▲2.72%
・LMT(ロッキード・マーチン)…▲2.59%

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは9セクターが上昇2セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・情報技術 …+2.00%
・金融   …+1.58%
・通信   …+1.50%
・ヘルスケア…+1.30%
・一般消費財…+1.05%
・資本財  …+0.77%
・公益事業 …+0.60%
・不動産  …+0.33%
・素材   …+0.26%
・生活必需品…▲0.06%
・エネルギー…▲1.08%

半導体を中心に好調だった情報技術が大きく上げています。

他にも金融や通信など5セクターが1%を超える大きな上昇となりました。

一方で、原油価格が下落のたために、エネルギーが続落しています。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は+1.11%上昇して、終値では6,092に上げています。

このところ上昇することの方が多かったS&P500ですが、年初来リターンも3.5%を超えてきました。

2月につけた高値までも1%を切っていますので、数日中に最高値を超えてくる可能性が高まりました。

停戦合意によって市場に楽観が広がっていますが、そろそろトランプ関税にもバンカーバスターが投下っされそうで怖いですね。

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関税問題もクリアになって欲しいわね!

FEAR&GREEDインデックスは57から56に下げましたがGREEDのままです。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

イランイスラエルともに停戦合意を順守

これまでのところイランとイスラエルは停戦合意を順守しているようです。

停戦合意を発表したのちにもイスラエルはテヘランのレーダー施設を破壊していますが、これはイランから発射された3発のミサイルに対する報復だったとしています。

トランプ大統領は両国に対して怒りをあらわにしていますが、これほど脆弱な停戦合意もないですね。

今後はイランとの核交渉がどうなるのかに注目ですね。

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このまま沈静化して欲しいわね!

パウエル議長当面は金利据え置き

FRBのパウエル議長は、利下げを急がない姿勢を改めて示しました。

トランプ関税が経済に与える影響を見極めようとしている姿勢は、依然と変わりありませんね。

このところFRB当局者による『利下げの可能性』が示唆されてきましたが、7月の利下げは間違いなくなさそうですね。

リッヒ
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あるなら9月以降か

MSFTがXbox部門で大規模な人員削減

マイクロソフトが家庭用ゲーム機Xbox部門で新たな大規模人員削減を実施するとのこと。

一昨年にアクティビジョン・ブリザードを買収して以降、利益率を向上させることが狙いのようです。

同社はエンジニアのほか営業職に関しても大規模なレイオフを計画しているようですから、巨額なAI投資による売上げに対する圧力を緩和させなければならないようですね。

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レイオフは悪いことではないわ!

6月の注目イベントについて

6月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

6月の注目イベント

・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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昨日の米国市場のまとめ

【6/24 米国市場の値動き】
・S&P500   …+1.11%
・ダウ平均  …+1.19%
・NASDAQ100…+1.53%
【経済トピックス】
・イランイスラエルともに停戦合意を順守
・パウエル議長当面は金利据え置き
・MSFTがXbox部門で大規模な人員削減

昨日の米国市場は前日に続き大きく上昇しました。

イランとイスラエルの停戦合意に市場は好感したようです。

とはいえ、関税問題はまだ全面解決したわけではなく、インフレ再燃の実態はまだ先の話となりそうです。

投資格言には『夏枯れ相場』という言葉もありますが、今年の夏はまだ相場が大きく動きそうですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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