昨日の米国市場は上昇しました。
エヌビディアの決算発表によって湧いていた市場は、時間が経つにつれて弱まっていきました。
また、トランプ関税が無効になるかもしれないといったニュースが飛び交う中で、連邦高裁はその効力を一時的に停止する判断を下しています。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky5/29 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
トランプ関税をめぐる物議は決着していませんが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.40%
・ダウ平均 …+0.28%
・NASDAQ100…+0.21%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後わずかに買い戻される場面もありましたが、引けにかけても大きく上げることはありませんでした。

残念な寄り天だったわね!

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+2.70%
・COIN(コインベース) …▲2.14%
・CRWD(クラウドストライク)…▲2.14%
・DDOG(データドッグ) …+0.60%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.58%
・MQ(マルケタ) …+1.90%
・U(ユニティ) …▲3.14%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.475から4.426に低下しました。
為替はジリジリ円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄のほうが多かったように見えます。

エヌビディアが光ってるわ!

マグニフィセント7は5銘柄が上昇、2銘柄が下落。NVDA+3.25%と大きく上げましたが、他はすべて0.5%以下の変動。
大相場にはなりませんでしたが、中でも挙げた銘柄をピックアップしていきます。
・NDSN(ノードソン)…+6.76%
・BIIB(バイオジェン)…+4.09%
・FICO(フェア・アイザック)…+4.02%
・EL(エスティローダー)…+3.62%
・AES(エーイーエス)…+3.61%
・HSY(ハーシー)…+3.48%
・MRNA(モデルナ)…+3.38%
・BA(ボーイング)…+3.32%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・HP(HPQ)…▲8.27%
・BBY(ベストバイ)…▲7.27%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…▲6.92%
・UBER(ウーバー・テクノロジーズ)…▲4.49%
・CRM(セールスフォース)…▲3.30%
・LYV(ライブ・ネーション)…▲2.90%
・GEV(GEベルノバ)…▲2.85%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターが下落した1日となりました。

・ヘルスケア…+0.98%
・不動産 …+0.92%
・公益事業 …+0.61%
・金融 …+0.41%
・エネルギー…+0.38%
・生活必需品…+0.34%
・情報技術 …+0.30%
・一般消費財…+0.23%
・素材 …+0.19%
・資本財 …+0.17%
・通信 …▲0.43%
通信セクター以外すべて上昇した1日となりました。
中でも珍しくヘルスケアがベストパフォーマンスとなり、これまで下げてきた分の反発がはじまるかもしれません。
一方で、プレマーケットではエヌビディアの決算効果によって大きく上げていた情報技術ですが、引けにかけて上が幅を縮小させてしまいました。
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S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.40%上昇して、終値では5,912に上げています。
前日には反落していたS&P500ですが、昨日は上昇して一昨日の終値付近にまで戻しています。
とはいえ、チャートは陰線で引けており、市場には分厚い売り圧力があることがわかります。
やはり6,000の大台が意識されているのか、エヌビディアの決算でも突破することはできませんでしたね。

やっぱり関税ニュースじゃないとダメね!
FEAR&GREEDインデックスは65から64に下げましたがGREEDのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
連邦高裁がトランプ関税を認める
トランプ大統領が世界各国に対して課した関税を違法とした米国際貿易裁判所の判断について、連邦高裁はその効力を一時的に停止する判断を下しました。
連邦高裁は効力の一時停止がいつまで続くかは明確にしていませんが、6月9日までの手続き予定を定めたようです。
トランプ陣営は一時停止している間に何とかしないと、関税を利用した国際ディールが失敗に終わり、財源確保が難しい状況になりそうです。

完全にひっくり返るわね!
トランプ大統領がパウエル議長に利下げ要求
トランプ大統領はホワイトハウスにて、パウエルFRB議長に利下げを強く求めました。
これまではソーシャルメディアを介して批判や要求を出していましたが、両者が直接会談するのは初めてのことでした。
トランプ氏がパウエル氏に対して『利下げを行わないのは間違いだ』と伝えたようですが、これまでの流れであればパウエル議長が要求をのむことはなさそうですね。

関税の影響を見定める姿勢やな
貿易影響拡大でGDP改定値0.2%減
米国の1-3月(第1四半期)における国内総生産(GDP)の改定値は、予想の予想は0.3%減に対して前期比年率0.2%減となりました。
個人消費が1.2%増加と約2年ぶりの低い伸びとなり、関税による貿易の影響が大きいことが浮き彫りになりました。
GDPが2期連続でマイナスとなればテクニカルリセッションとなりますが、関税の影響がどこで現れるのか次第となりそうです。


景気後退とは思えないわね!
6月の注目イベントについて
来週には6月になりますので重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/ 2 ISM製造業景気指数
・6/ 4 ISM非製造業景気指数
*6/ 6 雇用統計
*6/11 消費者物価指数(CPI)
・6/12 生産者物価指数(PPI)
・6/13 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・6/16 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・6/17 小売売上高
*6/17~18 FOMC
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【5/29 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.40%
・ダウ平均 …+0.28%
・NASDAQ100…+0.21%
【経済トピックス】
・連邦高裁がトランプ関税を認める
・トランプ大統領がパウエル議長に利下げ要求
・貿易影響拡大でGDP改定値0.2%減
昨日の米国市場は上昇しました。
前日アフターでエヌビディアの決算発表があった時には、マーケットは完全リスクオン相場になると予想していたのですが、引けてみればその上げ幅はかなり縮小されてしまいました。
やはりトランプ関税による不確実性が高まる中で、株価が過去最高値を更新することはないのでしょうか。
とはいえ、ここから年初来安値を目指す展開も考えにくいですから、個人的には買い控えは機会損失となると考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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