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【次期議長候補がFRBに苦言】ワーナー買収巡り配信株が急変

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市場分析

昨日の米国市場は下落しました。

次期FRB議長候補のハセット氏がFRBに対して言及したことが話題になりました。

いよいよ今週には今年最後のFOMCが開催され、政策金利の発表があります。

このところ回復傾向にある米国市場ですが、年末に向けてクリスマスラリーはあるのでしょうか。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
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記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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12/8 米国市場の値動き

昨日の米国市場は下落しました。

大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

昨日の米主要3指数

・S&P500   …▲0.35%
・ダウ平均  …▲0.45%
・NASDAQ100…▲0.25%

プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。

その後一旦買い戻される場面もありましたが、引けにかけても売られていきました。

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FOMC警戒モードね!

リッヒ
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ハイパーグロース株はまずまずやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム) …+0.18%
・COIN(コインベース) …+1.66%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.62%
・DDOG(データドッグ) …+1.90%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.54%
・MQ(マルケタ) …+0.86%
・U(ユニティ) …+7.12%

テンバガー候補のまとめ記事はこちら

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.139から4.172に上昇しました。

為替は1ドル155円92銭と急激にドル高へ向かいました。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落していることが分かります。

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半導体は強かったわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。NVDAが+1.72%、MSFTが+1.63%と上げた一方で、TSLAが▲3.39%、GOOGが▲2.35%、AMZNが▲1.15%と下げています。

全体的には重い相場となりましたが、半導体などには大きく上昇した銘柄もあったようです。

昨日大きく上昇した銘柄

・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…+9.02%
・WBD(ワーナーブラザース)…+4.41%
・MU(マイクロン)…+4.09%
・HII(ハンチントン)…+3.71%
・HOOD(ロビンフッド)…+3.40%
・TAP(モルソン)…+3.30%
・ON(オンセミコンダクター)…+3.00%
・LMT(ロッキードマーティン)…+2.91%

一方で、大きく下げた銘柄は多かったようです。

昨日大きく下落した銘柄

・APD(エアープロダクツ&ケミカルズ)…▲9.45%
・DG(ダラージェネラル)…▲6.12%
・INCY(インサイト)…▲5.68%
・ERIE(エリー・インデムニティー)…▲5.28%
・COO(クーパー)…▲4.13%
・WST(ウェスト・ファーマシューティカル)…▲3.98%
・DHI(DRホートン)…▲3.90%

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セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは1セクターのみが上昇他10セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・情報技術 …+0.91%
・資本財  …▲0.28%
・金融   …▲0.33%
・エネルギー…▲0.73%
・不動産  …▲0.77%
・ヘルスケア…▲0.99%
・生活必需品…▲1.07%
・公益事業 …▲1.11%
・一般消費財…▲1.23%
・素材   …▲1.24%
・通信   …▲1.51%

情報技術だけが上昇していますが、他はすべて下落したリスクオフ相場となりました。

特に、通信や素材、一般消費財や公益事業は1%を超える大きな下げとなっています。

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S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.35%下落して、終値では6,846に下げました。

先週も上昇が多かったS&P500ですが、その続伸は4日でストップ。

2週間ほどかけて回復を続けてきたところで、再び下げに転じています。

これで10月末につけた高値までは残り0.65%に広がりましたが、まだ更新できない範囲ではありませんね。

5月からの上昇トレンドが崩れて1ヶ月か経ちますが、年末に向けて再び上に向かえるかに注目が集まります。

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いよいよFOMね!

FEAR&GREEDインデックスは40から31に下げましたがFEARのままです。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

次期議長候補ハセット氏がFRBに苦言

ハセット国家経済会議委員長は、FRBが向こう6カ月の誘導金利を見通すことは無責任だと苦言を示しました。

5月にはパウエル議長が任期を満了しますから、半年後は自分が判断すると言わんばかりですね。

今後も経済指標に沿って判断をすることになるとは思いますが、同氏がどんな采配を揮うのか今から楽しみですね。

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利下げが加速しそうね!

ワーナー買収巡りパラマウントが対抗

パラマウント・スカイダンスは、ワーナー・ブラザースに対し、1株30ドルの買収案を提示しました。

これまでネットフリックスが1株27.75ドルを提示していましたから、真っ向から対抗することになりそうです。

トランプ大統領もネットフリックスがワーナーを買収することは、独禁法に触れる可能性があると言及していました。

リッヒ
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パラマウントに決まりそうやな

OpenAIが米国市場の救世主から足かせに

ウォール街ではAIに対するセンチメントが変わりつつあり、OpenAIの評価は下がりグーグルの評価が上昇しています。

OpenAIはもはやAIの最先端にあるとは見られておらず、収益性の欠如や巨額な投資基金の必要性が指摘されています。

これまで2年間にわたり生成AIをけん引してきたChatGPTですが、やはり巨額な資金調達ができるメガテックには敵わないのでしょうか。

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関連銘柄が下落してるわね!

12月の注目イベントについて

12月に入っていますので、経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

12月の注目イベント

*12/9・10 FOMC
・12/11 生産者物価指数(PPI)
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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昨日の米国市場のまとめ

【12/8 米国市場の値動き】
・S&P500   …▲0.35%
・ダウ平均  …▲0.45%
・NASDAQ100…▲0.25%
【経済トピックス】
・次期議長候補ハセット氏がFRBに苦言
・ワーナー買収巡りパラマウントが対抗
・OpenAIが米国市場の救世主から足かせに

昨日の米国市場は下落しました。

今週にはFOMCが開催され政策金利の発表があります。

おおむね0.25%の利下げが決定的となっていますが、来年の見通しには投資家の不安を膨らませるだけの材料があるようです。

そんな中で次期議長候補のハセット氏がFRBに対して苦言を示しましたが、早くも影響力を見せつけてきました。

来年にかけても市場の話題は利下げが中心になりそうですね。

投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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