昨日の米国市場は下落しました。
景気の落ち込みが示唆され、関税を巡る不透明感がまだ影響しているようです。
12月はじめの相場は上がることはできませんでしたが、年末に向けて上昇してくれることに期待したいですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/1 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.53%
・ダウ平均 …▲0.90%
・NASDAQ100…▲0.36%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンすると上昇していきました。
一時はマイナスをなくすところまで上げていましたが、引けにかけては下落していきました。

12月は売りからはじまったわね!

ハイパーグロース株もボコボコやな
・AFRM(アファーム) …▲2.66%
・COIN(コインベース) …▲4.76%
・CRWD(クラウドストライク)…▲0.99%
・DDOG(データドッグ) …▲1.32%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.72%
・MQ(マルケタ) …▲1.15%
・U(ユニティ) …+1.46%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.017から4.085に上昇しました。
ドル円は急激に円高へ向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が下落したことがわかります。

エネルギーが強かったわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。NVDAが+1.65%、AAPLが+1.52%と大きく上昇した一方で、GOOGが▲1.65%、MSFTが1.07%、METAが▲1.09%と大きく下げています。
12月もマイナススタートとなりましたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・SNPS(シノプシス)…+4.85%
・DECK(デッカーズ)…+4.53%
・APP(アップラビン)…+4.02%
・DASH(ドアダッシュ)…+3.63%
・JBHT(JBハント)…+3.32%
・ODFL(オールド・ドミニオン)…+3.24%
・WYNN(ウィン・リゾーツ)…+3.18%
・ACN(アクセンチュア)…+2.97%
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・MRNA(モデルナ)…▲7.01%
・WRB(WRバークレー)…▲6.06%
・SNDK(サンデスク)…▲5.87%
・PODD(インシュレット)…▲5.00%
・COIN(コインベース)…▲4.76%
・Q(クニティ)…▲4.30%
・NOC(ノースロップ)…▲4.29%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+0.54%
・一般消費財…+0.12%
・生活必需品…▲0.01%
・素材 …▲0.17%
・情報技術 …▲0.17%
・金融 …▲0.73%
・通信 …▲0.86%
・不動産 …▲1.14%
・資本財 …▲1.46%
・ヘルスケア…▲1.53%
・公益事業 …▲2.16%
原油価格の上昇を受けて、先週末に続けてエネルギー上昇。
一方で、公益事業が2%を超える大きな下落。
また、このところ好調だったヘルスケアが、先週末に続けて大きく売られています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.53%下落して、終値では6,812に下げました。
5日連続で上昇していたS&P500ですが、昨日は下げて連騰は5でストップ。
ローソク足は長い上ヒゲを付けて逆十字線が現れましたので、一旦の天井を示しているのかも知れません。
これで10月末につけた高値までは残り1.15%となり、年内の高値更新が微妙なラインとなりました。
とはいえ、FOMCをはじめとした重要イベントが残っていますので、個人的には株価は上目線かと考えています。

まだチャンスはあるわよ!
FEAR&GREEDインデックスは24から23に下げましたが、EXTREME FEARのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ISM製造業景気指数4ヶ月ぶりの大幅縮小
昨日発表された11月のISM製造業景気指数は、48.2に下がり4ヶ月ぶりの大幅縮小となりました。
関税を巡る不透明感が需要後退の要因になっているとのことですが、製造業の景気縮小は9ヶ月にわたり続いています。
仕入れ価格が上昇し新規受注が低迷するといった悪循環が続いているようです。

関税の影響が続いてるわね!
トランプ氏FRB次期議長決めるも名前明かさず
トランプ大統領はFRBの次期議長を誰にするか決めたと述べるも、その名前までは明らかにしませんでした。
来年5月に任期満了となるパウエルFRB議長に対しては、利下げが遅いと度々批判してきましたから、次期議長はスピーディーな利下げを促す議長になると期待されています。
少し前にはホワイトハウスのハセット国家経済会議委員長が最有力候補とみられていましたが、実際はどうなるんでしょうね。

発表されたら株価上がりそうやな
BTC売り再燃で一時8.3万ドル台も
ビットコインを含む暗号資産市場が大幅に売られています。
およそ10億ドル相当が強制精算されて売りが加速しているようです。
株式市場が好調な中でビットコイン価格は年初来で▲7%以上下げています。
4年サイクルが機能しているのであれば、高値から▲80%下落といった水準にまで下げる可能性すらあります。

前回は2021年11月がピークだったわ!
12月の注目イベントについて
今週からは12月に入りましたので、経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・12/ 2 ISM製造業景気指数
・12/ 4 ISM非製造業景気指数
・12/5 PCEデフレーター(11月)
・12/ 6 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*12/9・10 FOMC
・12/11 生産者物価指数(PPI)
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【12/1 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.53%
・ダウ平均 …▲0.90%
・NASDAQ100…▲0.36%
【経済トピックス】
・ISM製造業景気指数4ヶ月ぶりの大幅縮小
・トランプ氏FRB次期議長決めるも名前明かさず
・BTC売り再燃で一時8.3万ドル台も
昨日の米国市場は下落しました。
製造業の景気が長いトンネルを抜けることができず、縮小が続いているようです。
トランプ大統領が次期FRB議長を決めたといったニュースもプラス材料にはならず、12月は売りからスタートしました。
これまでの数年間は2桁上昇が続いていた米国市場ですが、そろそろ息切れしてもおかしくありませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!
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