【予想通りのFOMCに株価下落】米国市場はどこまで織り込んでいるのか

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市場分析
こんなことがわかる記事

・5/3米国市場の値動き
・S&P500指数の展望
・米国経済に関するトピックス
・今週の注目決算銘柄

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昨日の米国市場は連日の下落となりました。

FOMCでは0.25%の利上げが決まり、引き上げが打ち止めになる可能性が示唆されました。

一方で、今夜にはアップルの決算発表がありますが、相場全体を引き上げるほどの好決算が出されるとは考えにくい状況ですね。

それでは5/3の米国市場を振り返り【予想通りのFOMCに株価下落】米国市場はどこまで織り込んでいるのかについて解説していきます。

リッヒ
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記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで

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5/3 米国市場の値動き

昨日の米国市場は前日に続けて下落しました。

FOMCでは予想通りの利上げにサプライズはなかったようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

そろって下落した米主要3指数

昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲0.70%
・ダウ…▲0.80%
・NASDAQ…▲0.46%

プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。

その後はジリジリと買い戻されていたのですが、パウエル議長の記者会見がはじまると急落していきました。

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上昇する可能性もあったのよ!

リッヒ
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ハイパーグロース株はまちまちやな

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…+2.77%
・COIN(コインベース)…▲5.51%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.80%
・DDOG(データドッグ)…+2.81%
・DOCS(ドキシミティ)…▲1.28%
・MQ(マルケタ)…+3.31%
・U(ユニティ)…▲1.26%

続落した長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.431から3.403に低下しました。

一時はおよそ1ヶ月ぶりに3.4を切る水準にまで低下した長期金利ですが、このところ長期債が大きく買われていることを示唆しています。

政策金利はまた引き上げられましたが、債券トレーダーはリスクオンと判断しているようです。

リッヒ
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このまま3.0に向かっていくのやら

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、大半の銘柄が下落していることが分かります。

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上げたのは一部の銘柄だけね!

大型株は比較的下落も限定的だったため、指数はそれほど大きく下げていませんでしたが、多くの個別株はそれ以上に急落しています。

下落相場の中でも好決算を発表した業績の良い銘柄というのは上昇しています。

昨日上昇した銘柄

・LLY(イーライリリー)…+6.68%
・INTC(インテル)…+2.96%
・KHC(クラフトハインツ)…+2.03%
・CLX(クロロックス)…+4.70%
・TECH(バイオテクネ)…+7.21%
・VRSK(ベリスク・アナリティックス)…+7.93%

イーライリリーはアルツハイマー病薬の最終治験で、症状の進行が遅れることが明らかになったことが好感されました。

一方で、大きく下落している銘柄もあり、AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)▲9.22%、SBUX(スターバックス)▲9.17%、EL(エスティローダ)▲17.34%、ADBE(アドビ)▲6.35%と大きく下げています。

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決算ミス銘柄が急落してるわね!

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち1セクターのみが上昇10セクターが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・ヘルスケア…+0.32%
・公益事業…▲0.03%
・通信…▲0.08%
・資本財…▲0.31%
・不動産…▲0.35%
・素材…▲0.5%
・一般消費財…▲0.53%
・情報技術…▲0.6%
・生活必需品…▲0.61%
・金融…▲0.94%
・エネルギー…▲1.56%

原油価格の急落により、エネルギーセクターが前日に続けて大きく下落しています。

一方で、ヘルスケア、公益事業、資本財といったディフェンシブセクターが比較的堅調でした。

ディフェンシブセクターの代表格の生活必需品セクターが、下落相場で弱いというのは困りますよね。

リッヒ
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安全資産への資金流動やな

目先下に向かっているS&P500

昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,090でした。

一昨日にレジスタンスにトライしたS&P500は、押し返された後に株価は下に向かっています。

短期的には下落トレンドに転換していますが、半年ほど下値を切り上げて上昇していますので、4,000を切るようなら押し目買いのチャンスと考えています。

一方で、今夜発表されるアップルの決算が良ければ、再び上昇に転じる可能性もあります。

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アップルだけでは厳しそうね!

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想通りのISM非製造業景気指数

昨日発表されたISM非製造業景気指数は、先月よりもわずかに上昇して予想通りの結果となりました。

4カ月続けての景気拡大となったサービス業ですが、活動拡大は鈍化しているようです。

ISM非製造業景気指数

【4月】
結果…51.9(予想…51.9)
前回…51.2

・業況指数は3.4ポイント低下して52
・仕入れ価格指数は2020年以来の低水準
・新規受注は4ポイント近く上昇して56.1
・雇用指数は50.8に低下
・14業種が拡大、3業種は縮小

リッヒ
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インフレ再熱よりも
景気後退が心配やな

ISM非製造業景況感指数とは全米供給管理協会が算出する非製造業の景況感を示す指数のひとつで、毎月第3営業日に発表される。
50を分岐点として50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示す。

予想の2倍となったADP雇用統計

4月のADP雇用統計が発表されましたが、予想のおよそ2倍となる増加となり前月よりも大幅に増えています。

雇用の増加とは反対に賃金の伸びは鈍化しており、およそ17カ月ぶりの低い伸びとなりました。

ADP雇用者数(前月比)

【4月】
結果…296千人(予想…150千人)
前回…145千人(修正値…142千人)

・娯楽・ホスピタリティーが急増
・次いで教育・医療サービスが増加
・建設業も力強い伸び
・製造業と金融業では雇用が減少

雇用が増加するのは景気後退懸念を後退させるのに一役買い、賃金の低下はインフレ抑制に効果があります。

リッヒ
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完璧な民間雇用統計やないか

ここ
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今週末に発表される
雇用統計にも注目ね!

ADP雇用統計とは、米国の給与計算代行サービス大手のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)社のデータを利用して、全米の非農業部門雇用者数の予測をするために開発された統計です。2006年5月から公表が始まったもので、米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されます。

大手ヘッジファンドに巨額損失の報告規制

米証券取引委員会は、大手ヘッジファンドが投資で巨額損失を発生した際に、監督当局に報告することを義務化する規制を導入する予定とのこと。

リッヒ
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72時間以内の報告が義務化されるようやな

5月の注目イベントについて

5月にも重要な経済指標が続きますので、スケジュールを確認しておきましょう。

5月の注目イベント

・5/ 5 雇用統計
*5/10 消費者物価指数(CPI)
・5/11 生産者物価指数(PPI)
・5/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・5/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・5/16 小売売上高
・5/18 フィラデルフィア連銀景気指数
・5/26 PCEデフレーター
・5/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・5/31 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)

今後も引き続き経済指標はウォッチしていきたいと思います。

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注目の決算発表

昨日も市場に影響のありそうな企業決算がありました。

5/3(水)
・QCOM(クアルコム)
・GOLD(バリックゴールド)

QCOM(クアルコム)のQ2決算

米国の半導体メーカーのQCOM(クアルコム)の決算は、売上高はにコンセンサス予想を上回りましたが、EPSは予想と一致しました。

QCOMのQ2決算

Q2結果
〇売上高…$9.27B(予想$9.09B)
△EPS…$2.15(予想$2.15)

アフターで決算発表のあったQCOM(クアルコム)の株価は、時間外で▲6.58%の下落をしています。

リッヒ
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ザラ場では▲2.82%の下落やった

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、今年の2月をピークに株価が下落していることがわかります。

今年2月の高値から▲22%下落させていたクアルコムは、好決算を出したように感じましたが、昨日の相場全体の下落の圧力に負けて株価を落としています。

現在の株価は200日移動平均線の下にありますが、出来高を伴なった昨日の下落が気になりますね。

ここ
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すぐに買い向かう状況ではないわね!

GOLD(バリックゴールド)のQ1決算

カナダの金採掘会社のGOLD(バリックゴールド)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

GOLDのQ1決算

Q1結果
〇売上高…$2.64B(予想$2.62B)
〇EPS…$0.14(予想$0.13)

プレで決算発表のあったGOLD(バリックゴールド)の株価は+0.96%の下落をしています。

リッヒ
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アフターでも+1.25%の上昇をしとる

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、今年の3月から株価が上昇していることがわかります。

今年2月の高値から▲22%下落させていたバリックゴールドは、好決算を発表したことで昨日の相場全体の下落の圧力のなかでもしっかりと上昇しています。

金融不安が広がる中でゴールドの価格も上昇していますので、金鉱株のバリックゴールドも株価上昇の期待がかかります。

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高金利なのに珍しいわね!

今週の注目決算

今週にも注目決算の発表があります。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきます。

今週の注目決算

5/4(木)
・AAPL(アップル)
・COP(コノコフィリップス)
・SQ(ブロック)
5/5(金)
・WBD(ワーナーブラザース)

それぞれの決算発表については、また当ブログでも追いかけていきたいと考えています。

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企業決算を確認するのに
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まとめ

【予想通りのFOMCに株価下落】米国市場はどこまで織り込んでいるのかをまとめます。

まとめ

【5/3の米国市場の値動き】
・S&P500…▲0.70%
・ダウ…▲0.80%
・NASDAQ…▲0.46%
・長期金利は3.403に続落
【経済トピックス】
・予想通りのISM非製造業景気指数
・予想の2倍となったADP雇用統計
・大手ヘッジファンドに巨額損失の報告規制

FOMCでは0.25%の利上げが発表され、サプライズのなかったことで相場は下落しました。

利上げの最終局面にあることが明らかになりましたが、市場は織り込み済みだったようです。

金融不安が広がる中で、債券やゴールドが買われているようですが、再び株式に資金が戻ってくることはあるのでしょうか?

今夜にはアップルの決算発表がありますが、相場全体をけん引するほどの好決算を出してくれることに期待しましょう。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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