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【米国市場への楽観は禁物】インフレ加速を彷彿させる経済指標

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市場分析

昨日の米国市場はダウを中心に下落しました。

​これまで市場をけん引してきたAI関連銘柄にとっては波乱の1週間となりました。

来週にはFOMCが控えており決算発表も続きますので、もうひと波乱あるかも知れませんね。

それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

リッヒ
リッヒ

記事後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説するで

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10/23 米国市場の値動き

昨日の米国市場はダウを中心に下落しました。

経済指標の発表がありましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。

米主要3指数の値動き

・S&P500   …▲0.52%
・ダウ平均   …▲1.23%
・Nasdaq100…±0%

FEAR&GREEDインデックスは20から21に上げましたが、EXTREME FEARのままです。

10年債利回り(長期金利)

昨日の長期金利(米10年債利回り)は4.999%に反発しました。

為替(ドル円)

為替は1ドル156円806銭とほぼ横ばい。

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S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落した銘柄が多かったことがわかります。

マグニフィセント7は6銘柄が下落。MSFTが+0.66%と上昇していますが、GOOGLは▲1.24%、META▲0.96%、AMZN▲0.95%と下げています。

相場全体が下げる中、サイバーセキュリティやエネルギーなどには大きく上げた銘柄もありました。

・CCI(クラウン・キャッスル)…+9.06%
・CRWD(クラウドストライク)…+8.25%
・PANW(パロアルトネットワークス)…+7.22%
・SLB(SLB)…+7.08%
・HAL(ハリバートン)…+5.21%
・APA(アパッチ)…+4.98%
・VYLR(バイラー)…+4.88%
・DDOG(データドッグ)…+4.62%

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは3セクターが上昇、8セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+2.52%
・情報技術 …+0.54%
・不動産  …+0.06%
・資本財  …▲0.60%
・公益事業 …▲0.63%
・素材   …▲0.67%
・ヘルスケア…▲1.13%
・金融   …▲1.14%
・一般消費財…▲1.36%
・通信   …▲1.39%
・生活必需品…▲1.75%

原油価格の上昇によってエネルギーが大きく上昇しています。

一方で、生活必需品や通信、一般消費財などが大きく売り込まれています。

S&P500チャート分析

昨日のS&P500は▲0.52%下落して、終値では7,623に下げました。

前日には大きく反落していたS&P500ですが、昨日も下げて2日で▲1.46%もの下落となりました。

10月の月初来リターンもはじめてマイ転してしまい、9月に続いて2ヶ月連続の下落となる可能性が出てきました。

とはいえ、これまで50日移動平均線を切った時は常に買い場でしたから、今回も良い買い時を提供してくれただけの可能性もありますね。

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米国市場のトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

ミシガン大消費者信頼感過去最低に迫る

ミシガン大学が発表した10月の消費者信頼感指数は48.0と9月の48.1からわずかに低下し、過去最低に迫る水準となりました。

イラン戦争開始から間もない5月に記録した過去最低の44.8に次ぐ、調査開始以来2番目に低い水準です。

https://www.reuters.com/jp/markets/japan/BIF2OPISFRPQXJTUGL2SVREGDQ-2026-10-23

中間選挙目前というのに、中東紛争に伴う物‌価上昇が家計の景況感を悪化させていることを示しています。

総合PMI10月は57.6に小幅低下

S&Pグローバルが発表した10月の総合購買担当者景気指数(PMI)は57.6と、5年ぶり高水準を付けた9月の58.4か​ら小幅に低下しました。

それでもモノやサービスの価格を引き上げており、今後数カ月でインフレが一段と加速する可能性がある​ことを示しています。

https://www.reuters.com/jp/markets/japan/GS3PPIYF2BIWJJWNB7HULKN3TQ-2026-10-23

サプ⁠ライ​チェーンのボトルネック​の問題が深刻化しているのは、インフレにとって大きな問題となりそうです。

アメックス26年利益見通し上方修正

アメリカン・エキスプレスは、2026年通期の利益予想を市場予想を上​回る水準に引き上げました。

さらに、事業再編の一‌環として世界の従業員の5%に当たる約3500人を削減する計画を発表しています。

https://www.reuters.com/jp/economy/N4SV3EVLA5PE5KDBYXFHPCEAWI-2026-10-23

好調な業績とは裏腹に、同社の株価は年初来で▲15%も下落しています。

10月の注目イベントについて

10月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。

【10月の注目イベント】
・10/27 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*10/27~28 FOMC
・10/29 PCEデフレーター
・10/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)

今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。

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まとめ

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【10/23 米国市場の値動き】
・S&P500   …▲0.52%
・ダウ平均   …▲1.23%
・Nasdaq100…±0%

【経済トピックス】
・ミシガン大消費者信頼感過去最低に迫る
・総合PMI10月は57.6に小幅低下
・アメックス26年利益見通し上方修正

昨日の米国市場はダウを中心に下落しました。

ハイテク株の一部が反発する中で、原油価格の急騰が相場の重しとなったようです。

FOMCを翌週に控える中で、発表される経済指標はインフレの加速を示唆するものばかりです。

これから利上げに向かう米国市場に対して、大きな楽観を抱くのはあまり賢明な判断ではないかも知れませんね。

投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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