昨日の米国市場は上昇しました。
民間の雇用統計が発表され予想より下ブレたことで、12月の利下げが確実なものになったようです。
相変わらずトランプ大統領の発言によって市場は左右されていますが、ネガティブサプライズだけは勘弁してほしいところですね。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky12/3 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
FOMC前最後の雇用統計が発表されましたが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.30%
・ダウ平均 …+0.86%
・NASDAQ100…+0.20%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットがオープンするとダウを中心に上昇していきました。
その後も売られることなく上げ続け、大引けにわずかに利確売りがありました。

ダウが強かったわね!

ハイパーグロース株もイイ感じやな
・AFRM(アファーム) …+3.91%
・COIN(コインベース) …+5.19%
・CRWD(クラウドストライク)…+1.48%
・DDOG(データドッグ) …▲0.42%
・DOCS(ドキシミティ ) …+1.92%
・MQ(マルケタ) …+1.72%
・U(ユニティ) …+0.45%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.086から4.075に低下しました。
為替は1ドル155円21銭とジリジリと円高へ向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄のほうが多かったように見えます。

メガテックが弱かったわね!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。TSLAが+4.08%、GOOGが+1.21%と大きく上昇した一方で、MSFTが▲2.50%、METAが▲1.16%、NVDAが1.03%と下げています。
メガテックが下げる中でも半導体やエネルギーなどには大きく上昇した銘柄もあったようです。
・MCHP(マイクロチップ・テクノロジー)…+12.17%
・ON(オンセミコンダクター)…+11.01%
・VRTX(バーテックス)…+6.92%
・ODFL(オールド・ドミニオン)…+6.92%
・HUM(ヒューマナ)…+6.18%
・HOOD(ロビンフッド)…+6.11%
・APA(アパ)…+5.89%
・FISV(フィサーブ)…+5.87%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・ARE(アレクサンドリア・リアルエステート)…▲10.05%
・PSKY(パラマウント・スカイダンス)…▲7.27%
・SNDK(サンディスク)…▲5.34%
・NFLX(ネットフリックス)…▲4.93%
・COR(センコラ)…▲4.38%
・DOC(ヘルスピーク)…▲4.16%
・LYB(リヨンデルバゼル)…▲3.66%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは10セクターが上昇、1セクターのみが下落した1日となりました。

・エネルギー…+1.78%
・金融 …+1.03%
・資本財 …+0.96%
・素材 …+0.80%
・一般消費財…+0.68%
・ヘルスケア…+0.65%
・生活必需品…+0.29%
・不動産 …+0.22%
・通信 …+0.05%
・情報技術 …+0.05%
・公益事業 …▲0.15%
トランプ大統領の燃料規制大幅緩和を受けてエネルギーがエネルギーが大幅上昇。
金融や資本も大きく上げています。
一方で公益事業のみマイナスで、メガテックの影響が大きい情報技術や通信の上げ幅は限定的でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.30%上昇して、終値では6,849に上げました。
先週の続伸がひと休みしていたS&P500ですが、今週に入ってもジリジリと上を目指し始めました。
これで10月末につけた高値までは残り0.60%となり、そう遠くないうちに高値更新の可能性が出てきました。
50日移動平均線からも少し離れてきましたので、このまま上げていければ11月の下落は単なるいい押し目だったってことになります。
とはいえ、今年最後のビッグイベントとなるFOMCが控えていますので、楽観するにはまだ少し早いのかも知れません。

FOMCが怖いわね!
FEAR&GREEDインデックスは24から26に上げ、EXTREME FEARからFEARに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
大幅に下振れした11月のADP民間雇用者数
昨日発表された11月のADP民間雇用者数は、3万2000人減少と減少しました。
10月は4万7000人増に上方修正され、市場予想は1万人増でしたから大幅な下振れとなりました。
労働市場の悪化が示され、FOMCまでに政府発表の雇用統計がないため、数少ない経済指標となります。

12月利下げはほぼ確定ね!
BofAが2026年のS&P500予想『伸び悩む』
バンク・オブ・アメリカは2026年のS&P500が、7100前後になると慎重な予測を出しました。
3年連続で2桁上昇している同指数ですが、すでに高水準にあり上昇する余地は限られるとのこと。
これは来年度は4%も上昇しないといった厳しい予測となりますが、毎年ストラテジストの予測は当たらないので悲観することはないと考えます。

むしろハズれることの方が多いな
GSの2026年予想は強気と弱気のにらみ合い
ゴールドマン・サックスは2026年の米国市場は、AIや景気刺激策といった強気材料が、割高な株価や信用リスクなどの弱気材料とにらみ合うことになると予測。
とはいえ、来年も2ケタ上昇の可能性があることを示していますね。

先ほどのバンク・オブ・アメリカとウェルズ・ファーゴ、JPモルガンが1桁リターンを予想しているのに対して、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーは2桁上昇を予想しています。

ようはプロでもわからないってことよ!
12月の注目イベントについて
今週からは12月に入りましたので、経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・12/ 4 ISM非製造業景気指数
・12/5 PCEデフレーター(11月)
・12/ 6 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
*12/9・10 FOMC
・12/11 生産者物価指数(PPI)
・12/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
*12/16 雇用統計
・12/17 小売売上高
*12/18 消費者物価指数(CPI)
・12/20ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・12/23 PCEデフレーター
・12/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・12/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【12/3 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.30%
・ダウ平均 …+0.86%
・NASDAQ100…+0.20%
【経済トピックス】
・大幅に下振れした11月のADP民間雇用者数
・BofAが2026年のS&P500予想『伸び悩む』
・GSの2026年予想は強気と弱気のにらみ合い
昨日の米国市場は上昇しました。
11月の民間雇用統計では予想を大幅に下振れ、労働市場の悪化が顕著になったことが示されました。
来週のFOMCでの利下げは確実視されていますが、市場はすでに2026年に視線を伸ばしています。
毎年のように投資銀行の予想が外れる中で、2026年はどの予想も上昇を見込んでいます。
こんな時ほどマイナスに転じる可能性がありますので、強気になるのもそこそこにしておいた方が良さそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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