昨日の米国市場は上昇しました。
トランプ大統領の発言により米中貿易摩擦が和らいだことが好感されました。
また、前日には急落していた銀行株ですが、地銀の決算が良いことで過度な不安は必要ないと判断されたようです。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky10/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
まだまだトランプ発言には敏感な市場ですが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.53%
・ダウ平均 …+0.52%
・NASDAQ100…+0.65%
プレマーケットでは売られていた相場は、マーケットすると上昇していきました。
その後一旦売り戻されることもありましたが、引けにかけては買い戻されていきました。

なんとか耐えているわね!
週間ベースで見るとS&P500は+1.70%、ダウは+1.56%、NASDAQ100は+2.46%の上昇となりました。

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …▲1.69%
・COIN(コインベース) …+1.75%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.50%
・DDOG(データドッグ) …+1.12%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.36%
・MQ(マルケタ) …▲0.44%
・U(ユニティ) …+1.50%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.959から4.011に上げました。
ドル円はジリジリと円高に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、多くの銘柄が上昇していることが分かります。

銀行株も回復してるわね!

マグニフィセント7は6銘柄が上昇。TSLAが+2.46%、AAPLが1.96%と上げていますが、AMZNは▲0.67%下げています。
相場に大きな偏りはありませんでしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・KVUE(ケンビュー)…+8.36%
・AXP(アメリカン・エキスプレス)…+7.27%
・GILD(ギリアドサイエンス)…+4.21%
・EL(エスティローダ)…+4.11%
・COF(キャピタルワン)…+4.03%
・TFC(トゥルイスト)…+3.67%
・FDS(ファクトセット)…+3.11%
・FI(ファイサーブ)…+3.09%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・NEM(ニューモント)…▲7.63%
・ORCL(オラクル)…▲6.93%
・VST(ビストラ)…▲4.30%
・MRNA(モデルナ)…▲4.16%
・IBKR(インタラクティブ・ブローカーズ)…▲3.34%
・SMCI(スーパーマイクロコンピューター)…▲3.08%
・JBHT(JBハント)…▲2.78%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。

・生活必需品…+1.18%
・金融 …+0.65%
・通信 …+0.61%
・一般消費財…+0.54%
・エネルギー…+0.53%
・不動産 …+0.53%
・ヘルスケア…+0.36%
・情報技術 …+0.09%
・資本財 …▲0.14%
・公益事業 …▲0.16%
・素材 …▲2.21%
生活必需品が大きく上げていますが、その他はそこまで買われた相場ではありませんでした。
一方で、素材が急落していますが、これまで続伸してきたニューモントが大きく下げたことが影響しています。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.53%上昇して、終値では6,664に上げました。
先週末には急落したS&P500ですが、昨日の上昇によって今週はプラスで引けることができました。
とはいえ、月初来ではまだ▲0.37%のマイナスで、5ヶ月連続で上げてきた月間での上昇がストップしてしまうかも知れません。
これまでの上昇トレンドのサポートラインの上に抜けることはできていませんので、今までのようながり続けるとは考えない方が良さそうです。

これから横か下になるかもね!
FEAR&GREEDインデックスは23から27に上がり、EXTREME FEARからFEARに変わりました。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ大統領『中国への高関税は持続不可能』
トランプ大統領は中国との交渉に楽観的な見方を示すとともに、習近平氏との会談は予定通り行われるようだと述べました。
同時に現在延期されている中国への高関税は、持続可能ではないとの考えを表明しています。
中国側の見解は表明されていませんので、実際どうなるのかはまだハッキリしていません。

まだ油断はできないわね!
地銀決算が堅調で過度な不安後退
昨日決算を発表した地銀の幹部らは、信用不安の高まりをかき消そうと努める発言が相次ぎました。
「市場で見られるいくつかの事例は、特異で相関のない事象だ」と述べています。
前日拡がった地銀への信用不安は、市場全体に広がることは阻止されたようです。

ひとつ不安がなくなったな
パウエル議長の手綱さばき問われる
FRBは今月も追加利下げに踏み切る公算が高まっていますが、今後は議長に対して難しい手綱さばきが問われそうです。
インフレが何年にもわたり目標から上振れしている上に、関税により上昇圧力もなお強い考えている当局者も少なくありません。
2026年にも段階的な利下げを予想している市場ですが、思惑とおりにはいかないかも知れませんね。

市場の期待は外れるかも知れないわ!
10月の注目イベントについて
10月も中盤に入りましたが、今月の経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
*10/未定 雇用統計
・10/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
・10/28 コンファレンスボード消費者信頼感指数
*10/28~29 FOMC
・10/31 PCEデフレーター
・10/31 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【10/17 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.53%
・ダウ平均 …+0.52%
・NASDAQ100…+0.65%
【経済トピックス】
・トランプ大統領『中国への高関税は持続不可能』
・地銀決算が堅調で過度な不安後退
・パウエル議長の手綱さばき問われる
昨日の米国市場は上昇しました。
不安視されていた米中貿易摩擦と地銀の信用問題がともに和らいだことにより、市場に広がった不安が後退してようです。
とはいえ、良いニュースが出ても前日の下げ幅を回復できるほどの上昇圧力は強くありませんので、まだまだ市場に潜在する売り圧力は残っているようです。
今後も決算発表は続きますが、月末にはFOMCや月初には雇用統計なども控えていますから、ボラティリティが固まるのはこれからってことになりそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。

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