昨日の米国市場は上昇しました。
PPIが市場予想に反して前月比で低下したため、9月の利下げ観測を後押ししています。
世界一の富豪がイーロン・マスクからラリー・エリソンに変わりました。彼はいったい何者なのかも解説していきます。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky9/10 米国市場の値動き
昨日の米国市場は上昇しました。
PPIが発表されていますが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …+0.30%
・ダウ平均 …▲0.48%
・NASDAQ100…+0.04%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンするとダウは売られていきました。
その後は3指数ともにジリジリと下落していきましたが、大引けには少し買い戻されました。

なんとか耐えた感じね!

ハイパーグロース株はやられとるな
・AFRM(アファーム) …▲4.01%
・COIN(コインベース) …▲1.08%
・CRWD(クラウドストライク)…+0.32%
・DDOG(データドッグ) …▲0.95%
・DOCS(ドキシミティ ) …▲0.73%
・MQ(マルケタ) …▲1.67%
・U(ユニティ) …▲5.27%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.086から4.045に低下しました。
ドル円は長らくヨコヨコが続いています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇も下落も半々といったように見えます。

銘柄によるわね!

マグニフィセント7は3銘柄が上昇、4銘柄が下落。NVDAが+3.85%と大きく下げていますが、AMZNが▲3.32%、AAPLが▲3.23%と大きく下げています。
全体的に買われた相場でしたが、大きく上昇した銘柄をピックアップしていきます。
・ORCL(オラクル)…+35.95%
・AVGO(ブロードコム)…+9.77%
・VST(ビストラ・エナジー)…+7.96%
・APA(アパッチ)…+7.53%
・CEG(コンステレーション・エナジー)…+6.38%
・GEV(GEベルノバ)…+6.52%
・ANET(アリスタネットワークス)…+6.21%
・DLR(デジタル・リアリティー・トラスト)…+6.04%
オラクルは決算による爆上げ。ブロードコムの続伸はホンモノのようです。
一方で、大きく下げた銘柄も多かったようです。
・SNPS(シノプシス)…▲35.84%
・TTD(トレード・デスク)…▲11.95%
・EPAM(イーピーエーエム)…▲7.22%
・CDNS(ケイデンス・デザイン)…▲6.42%
・TECH(テクネ)…▲5.98%
・IT(ガートナー)…▲5.56%
・HCA(HCAヘルスケア)…▲4.61%
シノプシスは決算ミスによる失望売りですね。
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。

・情報技術 …+1.91%
・エネルギー…+1.62%
・公益事業 …+1.44%
・素材 …+0.74%
・資本財 …+0.73%
・金融 …▲0.07%
・不動産 …▲0.16%
・通信 …▲0.81%
・生活必需品…▲1.04%
・ヘルスケア…▲1.08%
・一般消費財…▲1.48%
情報技術やエネルギー、公益事業が1%を超える大きな上昇。
一方で、一般消費財やヘルスケア、生活必需品は1%を超える下落とメリハリのある1日となりました。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は+0.30%上昇して、終値では6,532に上げました。
3日連続の上昇となったS&P500ですが、今年23回目の高値更新となりました。
年初来リターンも+11.06%にまで伸ばしており、このままいけば3年連続の2桁上昇となりそうです。
関税問題により4月にかけて一時は▲18.9%も下げていましたが、よくここまで回復してくれました。
やはり利下げ期待の金融相場が続いているようです。

綺麗な右肩上がりね!
FEAR&GREEDインデックスは51と変わらずNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
8月PPIが4月以来のマイナスへ
昨日発表された8月の生産者物価指数(PPI)は、予想外に4月以来のマイナスとなりました。
関税によるコスト増でも企業が大幅値上げ控えたことが示されました。
【PPI(総合)】
・前年比…+2.6%(予想…+3.3%)
前回…+3.1%(速報値…+3.3%)
・前月比…▲0.1%(予想…+0.3%)
前回…+0.7%(速報値…+0.9%)
【コアPPI】
・前年比…+2.8%(予想…+3.5%)
前回…+3.4%(速報値…+3.7%)
・前月比…▲0.1%(予想…+0.3%)
前回…+0.7%(速報値…+0.9%)
9月FOMCの利下げは間違いなさそうですが、50bpの利下げも意識されはじめましたね。


穏やかな利下げがいいわね!
オラクル爆上げクラウドインフラ急成長見込み
前日のアフターに決算発表のあったオラクル(ORCL)ですが、大幅な受注増を明らかにするとともにクラウドインフラ事業の見通し好調を発表しました。
株価は一時43%高をつけ、年初来リターンは97%にまで伸ばしています。
株価上昇に伴い共同創業者のラリー・エリソン氏が、イーロン・マスクを抜いて世界一の富豪となりました。
マスク氏は300日以上その地位を守ってきましたが、テスラの株価が年初来で▲13%のマイナスなのが足を引っ張りました。


ワイも2ヶ月前にORCL買っとるで
グーグルクラウド部門2年で580億ドルの増収
グーグルのクラウド部門は既存契約のうち、未履行の受注残が最大1060億ドルに上るとのことです。
そのうち少なくとも55%に当たる580億ドルがサービス提供に伴い、向こう2年間で売り上げに計上されるとの見通しを示しました。
世界のクラウドサービス市場シェアでは、アマゾン、マイクロソフトに次ぐ3位ですが、クラウド部門にはどのIT企業も力を注いでいますね。


やっぱりAIはこれからよ!
9月の注目イベントについて
9月になりましたので、今月の経済指標スケジュールも確認しておきましょう。
*9/11 消費者物価指数(CPI)
・9/12 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・9/16 小売売上高
*9/17~18 FOMC
・9/26 PCEデフレーター
・9/26 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
・9/30 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・9/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
kindleから書籍を出版しました。良かったら手に取ってみて下さい。
【9/10 米国市場の値動き】
・S&P500 …+0.30%
・ダウ平均 …▲0.48%
・NASDAQ100…+0.04%
【経済トピックス】
・8月PPIが4月以来のマイナスへ
・オラクル爆上げクラウドインフラ急成長見込み
・グーグルクラウド部門2年で580億ドルの増収
昨日の米国市場は上昇しました。
PPIが予想を下ブレしたことによって利下げ観測はさらに高まりました。
また、AI需要を支える業界レースではオラクルが一歩抜きん出たようですが、クラウドインフラ事業はこれからも急成長が続きそうです。
今夜にはCPI(消費者物価指数)の発表がありますが、株価はどちらに振れるのでしょうか。
上げ過ぎた相場はどこかで冷まされるものですが、もう少し上を目指してもらいたいですね。
投資は自分のリスク許容度を理解し、自己責任、自己判断でお願いします。


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