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【強い雇用に急落した米国市場】年初来安値を掘り下げるS&P500

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市場分析
こんなことがわかる記事

・10/7米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・9月の米雇用統計(失業率)

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こんにちは!
久々のおはギャーだった
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!

昨日の米国市場は恐ろしいほどの下落をしてしまいました。

やはり昨日発表された雇用統計が大きく影響したようです。

【強い雇用→積極的な利上げ→株式には逆風】
といった公式が成り立ったようです。

それにしても『11月FOMCの利上げは0.75%を織り込み済みじゃないの?』ってくらいの落ち込みようですが、株式市場がそれだけナーバスになっている証拠でしょうね。

それでは10/7の米国市場を振り返り【強い雇用に急落した米国市場】年初来安値を掘り下げるS&P500について解説していきます。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では重要な経済ニュースや
雇用統計について解説してるで

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10/7米国市場の値動き

昨日の米国市場は3日連続の下落となりましたが、週明けの続伸を帳消しにしてしまいました。

どうやら昨日発表された雇用統計が原因のようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。

強い雇用統計に警戒する米主要3指数

昨日の米国市場は強い雇用統計を受けて、3日連続となる大きな下落となりました。

昨日の米主要3指数

・S&P500…▲2.73%
・ダウ…▲2.10%
・NASDAQ…▲3.78%

雇用統計を受けてプレマーケットから売られていた相場はマーケットがオープンしても売り圧力が弱まることはありませんでした。

マイナス圏に入ると多少のリバウンドはあるものの、力なく後退して引けにかけて下落していきました。

月曜日から2日間の大きな上昇分は確保していますが、今夜の雇用統計を前に市場に緊張感が走っているようです。

リッヒ
リッヒ

失業率次第では大きく動きそうやな

全体的に大きく下落していますが、バリューよりグロースの売り圧力が強かったようです。

ここ
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ハイパーグロース株もボコボコよ!

昨日のハイパーグロース株

・AFRM(アファーム)…▲9.71%
・COIN(コインベース)…▲9.35%
・CRWD(クラウドストライク)…▲3.65%
・DDOG(データドッグ)…▲5.98%
・DOCS(ドクシミティー)…▲4.10%
・MQ(マルケタ)…▲3.36%
・U(ユニティ)…▲8.59%

さらに高騰する長期金利

昨日の長期金利(米10年債利回り)は3.888に上昇し、前日の3.828よりさらに高騰しました。

月曜日の3.5台から一気に10%以上も上昇している長期金利ですが、株価下落の要因となっています。

株式市場よりも慎重な債券市場ですから、今後も株価下落のトレンドは続く公算が高いですね。

ここ
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長期金利が徐々に低下すれば
株価も回復をはじめるわ!

反転上昇したVIX

昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の30.52から31.36にまで上昇しました。

週明けには30を切ったと思ったのもつかの間、再び水準を切り上げて連日の上昇です。

強い雇用統計を受けて利上げ観測が高まったことがVIX高騰の要因です。

リッヒ
リッヒ

良いニュースは悪いニュースやな

S&P500ヒートマップ

昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大幅下落していることがわかります。

ここ
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コロナショック以来の下落幅よ!

大型株も含めてこれだけのマイナスって、一体いくらの資金が株式から抜けたのでしょうか。

昨日の記事にも書きましたが、半導体メーカーのAMDが第3四半期の売上高見通しを下方修正したことを受けて大幅な下落をしました。

この影響で半導体銘柄だけでなく、テック系は大きな連れ安となっています。

10/7急落した半導体銘柄

・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…▲13.87%
・NVDA(エヌビディア)…▲8.03%
・INTC(インテル)…▲5.37%
・TXN(テキサスインスツルメンツ)…▲4.36%
・ON(オンセミコンダクター)…▲7.71%
・MPWR(モノリシック・パワー・システムズ)…▲8.28%

リッヒ
リッヒ

SOXLは1日で▲17.7%の下落や

他にもMSFT(マイクロソフト)▲5.08%、META(メタ・プラットフォームズ)▲4.04%、AMZN(アマゾン)▲4.47%、TSLA(テスラ)▲6.32%など、メガテックの下落が目立ちました。

セクター別パフォーマンス

昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。

セクター別パフォーマンス

・エネルギー…▲0.55%
・生活必需品…▲1.55%
・公益事業…▲1.78%
・金融…▲2.14%
・資本財…▲2.16%
・ヘルスケア…▲2.24%
・素材…▲2.35%
・不動産…▲2.54%
・通信…▲2.57%
・一般消費財…▲3.49%
・情報技術…▲4.47%

エネルギーセクターの下落は限定的でしたが、8セクターが▲2%以上の下落をしています。

特に、情報技術セクターの下落が大きく、1日で▲4.47%も落ちるなんて驚きですね。

ここ
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TECLは1日で▲12.6%の下落ね!

押し戻されたS&P500

6月の安値付近で反転したと思われたS&P500でしたが、再び安値ラインに押し戻されてしまいました。

上手く反転できれば10月末には4,200付近まで戻せると考えていたのですが、上昇したのはたったの2日間で終わってしまいました。

今後もチャートが下を向くようだと、次はコロナ前の3,400をターゲットに下落していくことが予想されます。

リッヒ
リッヒ

コロナ前まであと7%もないな

米国市場に影響がありそうなトピックス

昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。

予想を超えた強かった9月の雇用統計

昨日は9月の米雇用統計が発表されましたが、予想を超えた強い雇用が示されたことで利上げ観測が高まりました。

9月米雇用統計

【失業率】
・結果…3.5%(予想…3.7%)
・前月…3.7%
【非農業部門雇用者数】
・結果…26.3万人増(予想…25.5万人増)
・前月…31.5万人増

米雇用者数は26.3万人増と引き続き堅調なペースで増加しました。

平均時給は前月比0.3%増とまだ上昇を続けていますが、前年同月比では5%増にやや鈍化していることが示されました。

インフレを助長する平均時給は上昇を続け、足元の景気の強さを保証する失業率が低下しているとあらば、FRBは躊躇なく11月のFOMCで0.75%以上の利上げを実施してくるでしょう。

日に日に0.75%利上げ予想が高まる

バイデン政権がさらに対中の半導体制限

バイデン政権は米国の半導体技術が中国に流出することを恐れ新たな制限を発表しました。

中国政府が軍事力を増強することを阻止することが狙いとみられるが、同時に米半導体メーカーの成長にブレーキをかけることにもなりそうです。

リッヒ
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おかげで今年の半導体銘柄はボロボロや

ここ
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年初来で▲40%以上も下落してるわ!

マスク氏が中国-台湾についても解決ツイート

テスラのCEOイーロン・マスク氏が、中国ー台湾をめぐる抗争について独自の解決策をツイートしました。

内容はともかく、先日はウクライナ和平についてもツイートして、ゼレンスキー大統領に批判を受けていたマスク氏でした。

テスラ株を保有するというのは、マスク氏のツイートリスクも背負うことになるというのを忘れてはいけないようです。

ここ
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余計なこと言って株価を下落させるの!

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【強い雇用に急落した米国市場】年初来安値を掘り下げるS&P500 まとめ

【強い雇用に急落した米国市場】年初来安値を掘り下げるS&P500をまとめます。

まとめ

【10/7の米国市場の値動き】
・S&P500…▲2.73%
・ダウ…▲2.10%
・NASDAQ…▲3.78%
・長期金利は3.888に続伸
・VIXは31.36に上昇
・テックを中心に全面安
【経済トピックス】
・予想を超えた強かった9月の雇用統計
・バイデン政権がさらに対中の半導体制限
・マスク氏が中国-台湾についても解決ツイート

昨日の米国市場は雇用統計の発表を受けて急落しました。

インフレによる利上げが最重要課題となる株式市場で、強い景気や失業率は利上げペースを速まる要因となります。

利上げ局面に弱い株式市場ですから、経済にとって『良いニュース』は株式にとっては『悪いニュース』となります。

まだまだ下落リスクの大きな米国市場ですが、少しずつ安値を拾っていきたいと考えています。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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