昨日の米国市場は前日に続けて下落しました。
トリプルウィッチング(三つのデリバティブ満期日が集中する日)に伴い、売買高は膨らんだようです。
イスラエルとイランの対立を米国が緊張緩和を図ろうとするも、市場はリスクオフとなりました。
それでは昨日の米国市場を振り返っていきましょう。

記事後半では重要な経済ニュースや
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Follow @RamTky6/20 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
イスラエルとイランはなかなか収束に向かいませんが、ひとまず昨日のマーケットを振り返っていきます。
米主要3指数の値動き

・S&P500 …▲0.22%
・ダウ平均 …+0.08%
・NASDAQ100…▲0.43%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後ダウを中心に多少戻す場面もありましたが、引けにかけても売られていきました。

月曜日の上げは帳消しね!
週間ベースで見るとS&P500は▲0.15%、NASDAQ100は▲0.02%の下落、ダウは+0.02%の上昇となりました。

ハイパーグロース株はまちまちやな
・AFRM(アファーム) …+0.62%
・COIN(コインベース) …+4.43%
・CRWD(クラウドストライク)…▲1.83%
・DDOG(データドッグ) …▲1.95%
・DOCS(ドキシミティ ) …+0.56%
・MQ(マルケタ) …▲0.36%
・U(ユニティ) …▲3.51%
10年債利回り(長期金利)
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の4.391から4.377に低下しました。
為替はわずかに円安に向かっています。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全体的には上げた銘柄のほうが多かったことが分かります。

メガテックが弱かったわ!

マグニフィセント7は2銘柄が上昇、5銘柄が下落。AAPLは+2.25%と大きく上げた一方で、GOOGは▲3.85%、METAが▲1.93%と大きく下げています。
メガキャップが下げている一方で、大きく上昇した銘柄も多かったようです。
・KR(クローガー)…+9.84%
・BLDR(ビルダーズ・ファーストソース)…+7.46%
・KMX(カーマックス)…+6.59%
・COIN(コインベース)…+4.43%
・MDLZ(モンデリーズ)…+2.95%
・LEN(レナー)…+2.91%
・PARA(パラマウント・グローバル)…+2.57%
・NCLH(ノルウェージャン・クルーズ)…+2.56%
一方で、大きく下げた銘柄もありました。
・ACN(アクセンチュア)…▲6.86%
・CTSH(コグニザント)…▲4.64%
・ALB(アルビマール)…▲4.61%
・ANET(アリスタ・ネットワークス)…▲4.42%
・STLD(スチール・ダイナミクス)…▲3.24%
・LLY(イーライリリー)…▲2.84%
・ORLC(オラクル)…▲2.70%
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セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。

・エネルギー…+0.52%
・生活必需品…+0.47%
・金融 …+0.14%
・公益事業 …+0.05%
・資本財 …+0.01%
・不動産 …▲0.08%
・一般消費財…▲0.28%
・情報技術 …▲0.46%
・ヘルスケア…▲0.59%
・素材 …▲1.18%
・通信 …▲1.63%
このところ戦争の影響でエネルギーセクターの反応が激しくなっています。昨日はトップパフォーマンスでしたが前日はワーストと、ブレ幅がハンパないですね。
比較的ディフェンシブセクターが買われた1日でしたが一方で、通信と素材は1%を超える大きな下落でした。
トレンドの続きやすいコモディティで利益を出しやすい投資法です。
S&P500チャート分析
昨日のS&P500は▲0.22%下落して、終値では5,967に下げています。
今週の月曜日には反発ではじまったS&P500ですが、その後の3日間でその上げ幅を打ち消してしまいました。
水準は6,000を下回ったままで引けてしまい、2月につけた高値までは3%近くに拡がってしまいました。
S&P500が高値を更新するためには、まずは戦争が終結に向かうこと、関税問題が解決することが不可欠になりそうですが、その後待ち受ける決算発表もクリアする必要がありそうです。

どれかがダメでも上げられないわ!
FEAR&GREEDインデックスは54から55に上がりましたがNEUTRALのままです。
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
トランプ大統領イランとの交渉は2週間が限度
トランプ大統領はイランとの外交的な解決を模索する期間として最長で2週間が限度と語りました。
イランを攻撃するか2週間以内に決定を下すとも述べています。
今のところ口先介入と考えられてはいますが、万が一本当にイランへの攻撃に加担するようであれば、『対岸の火事』では収まらなくなりますね。

多分加勢しないと思うわ!
トランプ政権が半導体対中規制強化を検討
トランプ政権が対中規制を一段と強化することを検討していると報道され、半導体銘柄の株価は下落しました。
対象となるのは、半導体製造装置にアクセスするために大手半導体メーカーが利用してきた特例措置を取り消すとの内容です。
このニュースを受けてTSMCのADRは2.5%下落、アプライドマテリアルズが一時4%安となりました。

規制さえなければ半導体はまだ伸びるのにな
ウォラー理事7月利下げの可能性を示唆
FRBののウォラー理事は、7月にも利下げを実施することは可能だとの見解を示しました。
関税によるインフレへの影響は短期的なものにとどまる公算が大きいとの認識を表明しています。
先日のFOMCでは年内2回の利下げ予想がもっとも多かったことを示したドットプロットが発表されていますが、7人ものメンバーが年内利下げなしを予想していました。
市場は7月の利下げはなく、年内2回の利下げ予想を織り込んでいます。


1回に減る可能性も高そうね!
6月の注目イベントについて
6月の重要な経済指標スケジュールを確認しておきましょう。
・6/24 コンファレンスボード消費者信頼感指数
・6/27 PCEデフレーター
・6/30 シカゴ購買担当者景気指数(PMI)
今後も経済指標によって株価は大きく影響されそうですね。
まとめ
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【6/20 米国市場の値動き】
・S&P500 …▲0.22%
・ダウ平均 …+0.08%
・NASDAQ100…▲0.43%
【経済トピックス】
・トランプ大統領イランとの交渉は2週間が限度
・トランプ政権が半導体対中規制強化を検討
・ウォラー理事7月利下げの可能性を示唆
昨日の米国市場はわずかに下落しました。
イランはトランプ大統領の忠告を受け入れる様子はありませんし、そのせいで関税問題も進展しません。
今週はFOMCも無事に通過した米国市場ですが、今の相場に大きく影響するのは中東戦争と関税問題ってことになりそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

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